第41回酉塾2012年初しぼり試飲会「新酒顔見せ会」

 2月10日(金)18時半~20時半、集酉楽Syu-Yu-Raku・サカタニ(京都市東山区七条通本町西入ル日吉町222。京阪本線「七条」2番出口より東へ徒歩約2分、ファミリーマート2F)。
 伝統的な酒造りをする各地の蔵では、昔ながらに冬の寒いさなかにお酒を仕込む「寒造り」が行われています。凍えるような寒さの中、甑(こしき)がもうもうと湯気をあげ、ほのかに甘い麹の香りが漂う蔵の内で、秋に穫(と)れたばかりの新米で仕込まれた新酒が次々にうぶ声をあげます。
 この出来立て、しぼりたてのお酒をそのまま瓶詰めしたのが新酒生酒〈初しぼり〉です。しぼりたてのお酒はフレッシュ感を大切にするため、火入れをしない生酒のまま、瓶詰めします。冬本番から、春めいてくる頃まで楽しめる、寒い季節の旬の味わいです。

  • 2012年初しぼり生酒10アイテムを試飲(軽食あり)
  • 津軽三味線徳田恵美さんライブ

 3500円。※要予約、2月8日(水)締切
 申し込み・問い合わせTEL075・561・7974(集酉楽サカタニ)。

第11回村野藤吾建築設計図展「新出資料に見る村野藤吾の世界」

 2月6日(月)~5月6日(日)10時~17時(日祝、2月25日・3月12日・13日休、GW開館。入館16時半まで)、京都工芸繊維大学美術工芸資料館(京都市左京区松ヶ崎橋上町。地下鉄烏丸線「松ヶ崎」1番出口より徒歩5分)TEL075・724・7924。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
 1920年代から80年代にかけて活躍し、文化勲章をも受章した近代日本を代表する建築家・村野藤吾設計図展。
 京都工芸繊維大学美術工芸資料館が所蔵する数万点におよぶ村野藤吾の資料群の中から、未整理状態にあったこれまで知られていない多数の図面資料が新たに発見されました。そこで、その「新出資料」の中から、際立った特徴を持つ作品に焦点を当て、その豊かな細部や村野ならではの創造の世界に迫るべく、第11回となる村野藤吾建築設計図展を開催。
 一般200円、大学生150円、高校生以下無料。
 問い合わせTEL075・724・7924/FAX075・724・7920(京都工芸繊維大学美術工芸資料館)。

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親子で作ろう!伝統食「初午」に食べる冬野菜

 2月5日(日)14時~16時、京町家秦家住宅(京都市下京区油小路仏光寺下ル太子山町594。市バス「四条堀川」下車南へ徒歩5分、または地下鉄烏丸線「四条」より西へ徒歩12分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・351・2565。
 京都には伏見稲荷大社を創建した秦伊呂具(はたのいろぐ)の名前と畑菜(はたけな)をかけて初午の日に「畑菜の辛し和え」を食べるというおもしろい慣わしがあります。走り庭の台所で畑菜の辛し和えと畑菜と油揚げの温かくておいしいお汁を作ります。試食会のあとは、今から80年くらいまえ、秦家に暮らしていた4歳の男の子が真冬に体験した話「赤猫」など読み聞かせを楽しみます。
 一般1000円、子ども無料。
 定員親子10組。※前日までに要予約、定員になり次第締切
 申し込み・問い合わせTEL/FAX075・351・2565(秦家住宅)。

singer-songwriter live

singer-songwriter live 2月5日(日)14時開演、ハイファイカフェ(京都市中京区新烏丸通夷川上ル藤木町41-2。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩約5分)TEL075・201・6231。
 2人の若いシンガーソングライターによるライブ。稲田伸太郎(ボサノバ)、ハント鈴加(カントリー)LIVE。
 1000円。
 問い合わせTEL075・201・6231(ハイファイカフェ:吉川)。

アーティスト・イン・レジデンス2011 Aimee Smith & Ben Taaffe パフォーマンスインスタレーション 「Borderlines」

 2月4日(土)18時~19時(入場18時45分まで)/2月5日(日)17時~18時(入場17時45分まで)、京都芸術センターフリースペース(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」22番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 変化の崖っぷちで生きていること。
 一線を越えるには、どんな犠牲を払わねばならないのだろうか?
 領域、境界、壁と、それらを打ち破ることについての探求。

 ─ エイミー・スミス、ベン・ターフェ
 Living at the precipice of change.
 What does it take to cross the line?
 Exploring the themes of borders, boundaries, barriers and breaking through.
 - Aimee Smith and Ben Taaffe
 3カ月にわたり京都で滞在制作を行ってきた、共にオーストラリア出身の振付家・ダンサー、エイミー・スミスとサウンドアーティスト、ベン・ターフェ。外国人として京都に滞在するアウトサイダーの視点から、「Borderlines(境界)」をテーマとしたパフォーマンスインスタレーションを発表します。
 個人の価値観と、社会的共同体のそれとの間の境界とは、またその境界を越えようとする時、人々を突き動かすものとは何でしょうか。京都で集めた写真や音などを素材に、さまざまな視点からライブパフォーマンス、サウンドインスタレーション、映像などを組み合わせ、「境界」というテーマに対する二人の京都滞在におけるひとつの答えを示します。
 コンセプト=エイミー・スミス、ベン・ターフェ
 サウンドデザイン=ベン・ターフェ
 パフォーマンス=エイミー・スミス
 500円(予約不要・入退場自由)。
 問い合わせTEL075・213・1000/FAX075・213・1004(京都芸術センター)。

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朱雀キャンパス公開講座シネマで学ぶ「人間と社会の現在」シリーズ11 「男のみち(未知・道)─等身大の表象─」 『手紙』

 2月4日(土)13時半~16時半(13時開場)、立命館大学朱雀キャンパス5F大ホール(京都市中京区西ノ京朱雀町1。JR・地下鉄東西線「二条」より徒歩2分。周辺に有料Pあり)。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

  • 13:30~ 『手紙』(バリアフリー上映)
    監督=生野慈朗
    (2006年/日本/121分)
  • 15:30~ 講座(対談)
    ゲスト=深田麗美(京都リップル代表)、深田美知子(京都リップル字幕・副音声班班長)
    聞き手=甲斐更紗(衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
  • 16:30~ 朱雀シネマCAFE
    上映・講座終了後、会場ロビーでコーヒーのサービスがあります

 一般500円、京都シネマ会員・立命館大学学生・教職員500円。※当日13時よりチケット販売開始(事前受付・整理券等なし)
 問い合わせTEL075・813・8110(平日9時~17時)/FAX075・813・8167(立命館大学社会連携部社会連携課)。

*聴覚障害者用日本語字幕と音声ガイド(オープン方式)付上映

レクチャー・コンサート明治の文豪と西洋音楽第1回「夏目漱石とクラシック音楽」

 2月4日(土)15時開演(14時半開場)、京都芸術センター講堂(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」22番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 日本に西洋の音楽が入ってきた明治時代、文豪たちはクラシック音楽を聴いてどのようなことを感じ、またクラシック音楽は彼らの創作にどのような影響を与えたのでしょうか。文豪が実際に聴いたクラシック世界へ、長岡京室内アンサンブルの演奏と『漱石が聴いたベートーヴェン』の著者 瀧井敬子のお話でご案内します。第1回は夏目漱石をとりあげます。漱石はクラシック音楽に大いに好奇心をそそられて、コンサートにしばしばでかけました。指南役は寺田寅彦。『吾輩は猫である』『野分』には、2人の分身がユーモラスに登場します。

  1. 「苦沙弥先生、寒月君に連れられて奏楽堂へ」
    ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調「春」Op.24より第一楽章、幸田延/「2つのヴァイオリン・ソナタ」よりヴァイオリン・ソナタニ短調
  2. 「フロックコートででかけた早稲田時代の漱石」
    ショパン/バラード第3番変イ長調Op.47、ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲イ長調Op.81より第一楽章、瀧廉太郎/ピアノ独奏曲「憾」

 出演=森悠子(音楽監督・ヴァイオリン)、船橋美穂(ピアノ)、石上真由子(ヴァイオリン)、細川泉(ヴィオラ)、野村朋亨(チェロ)
 トーク=瀧井敬子(東京藝術大学社会連携センター特任教授)
 聞き手=岡田暁生(京都大学人文科学研究所准教授)
 2500円。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL/FAX075・351・5004/office@musiccem.org(長岡京室内アンサンブル事務局:高芝)。
森悠子CEM音楽道場 長岡京室内アンサンブル

作家ドラフト2012 潘逸舟「海の形」展/小沢裕子「ある小話」展

作家ドラフト2012 2月4日(土)~2月26日(日)10時~20日、京都芸術センターギャラリー北・南(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」22番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 審査員に様々な分野で活躍する専門家を招き、若い才能の発掘・支援を目的に行う公募プログラム。岡田利規を審査員に迎えた今回、115件の応募の中から選ばれた潘逸舟・小沢裕子の2人の作家による作品を、ギャラリー北・南で展示。
 出品=潘逸舟、小沢裕子
 審査員=岡田利規(劇作家・小説家、チェルフィッチュ主宰)
 問い合わせTEL075・213・1000/FAX075・213・1004(京都芸術センター)。

農林水産研究におけるニーズ創出型情報発信事業「農林水産技術に関する説明会」

 2月4日(土)13時半~16時半、京都府立大学大学会館ホール(京都市左京区下鴨半木町1-5。市バス「府立大学前」下車北へ徒歩5分)TEL075・703・5449。
平成23年度農林水産研究におけるニーズ創出型情報発信事業「農林水産技術に関する説明会」
 最先端の農林水産技術に関する一般公開セミナーです。

  • 情報提供「身近な最新農林水産研究の紹介」 早川孝彦(三菱化学テクノリサーチ)
  • 情報提供「遺伝子組換え農作物の現状について」 奥田充(農林水産省農林水産技術会議事務局技術政策課技術安全室)
  • 意見交換 コーディネーター=蒲生恵美(情報セキュリティ大学院大学セキュアシステム研究所)

 無料。
 問い合わせTEL075・703・5449/shiina@kpu.ac.jp(京都府立大学生命環境科学研究科:椎名)。

喜歌劇『こうもり』 京都教育大学管弦楽団OBオーケストラ第10回演奏会

喜歌劇『こうもり』 2月4日(土)18時開演(17時開場)、京都コンサートホール大ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・711・3090。
 京都教育大学管弦楽団のOBを中心としたメンバーによるオーケストラの10回目の演奏会。前回の『愛の妙薬』に引き続き、関西二期会等で活躍中のソリストを迎え、シュトラウスの喜歌劇『こうもり』をコンサートオペラ形式で日本語上演します。
 指揮=山口基之
 出演=長谷川泉、大谷圭介.、稲森慈恵、片桐直樹、竹田昌弘、伊藤絵美、服部英生、どいかつえ
 一般2000円、高校生以下1000円。全席自由。※未就学児入場不可
 チケット取り扱いTEL075・711・3090(京都コンサートホール)、清水屋レコード店窓口。
 問い合わせoboke-ob-oke@tempo.ocn.ne.jp京都教育大学管弦楽団OBオーケストラ:久野)。