木村武仁と幕末を歩く第4弾~新選組ゆかりの花街・島原輪違屋特別公開
9月21日(日)13時~15時、JR山陰線「丹波口」駅改札口集合。
新選組ゆかりの島原に現存する唯一の置屋「輪違屋」(傘の間、紅葉の間、近藤勇の屏風など)10年ぶりの特別公開を霊山歴史館学芸課長の木村先生の解説付きで観覧します。他にも島原に残る揚屋・角屋(門前のみ)、久坂玄瑞密議の角屋石碑、島原大門、島原西門跡碑、島原住吉神社など見学。
講師=木村武仁(霊山歴史館学芸課長)。
3732円(入館料含)。
申し込み・問い合わせTEL075・254・2835(JEUGIAカルチャーKYOTO/10時~19時)。※9月18日(木)締切
【1DAY】 新選組ゆかりの花街・島原 輪違屋特別公開
菅原和孝×池澤夏樹公開対談「認識は旅をする:からみあう〈人類学的思考〉と〈文学的想像力〉」
9月21日(日)14時~16時半、京都大学医学部芝蘭会館稲盛ホール(京都市左京区吉田近衛町。市バス「近衛通」下車、または京阪鴨東線「神宮丸太町」5番出口より徒歩約10分)TEL075・753・9336。
菅原和孝氏(京都大学)の京都大学定年退職に合わせて、著名な小説家・詩人・評論家である、池澤夏樹氏との公開対談を開催。
菅原氏の人類学的な思考は、人類学の著作だけでなく哲学的著作に、さらにはフォークナーの小説に見られるような文学的想像力につよく刺激されたものである。それはたとえば、氏の『もし、みんながブッシュマンだったら』(1999年)における、人類学的思考に貫かれたエスノグラフィーと、子どもに語りかけるような物語とが融合したような独自の文体に顕著にみられる。
そうした菅原氏の仕事にかねてから注目されているのが、池澤夏樹氏である。池澤氏は菅原氏の著作を何度も書評でとりあげ、『身体の人類学』(1993年)について「これは随分魅力的な本である」、『もし、…』について「これは相当な名著である」と、高く評価されている。池澤氏自身、ギリシアに長く暮らした経験をお持ちのフィールドワーカー的な小説家である。南の島へ漂着した主人公を描いた小説『夏の朝の成層圏』(1984年)でデビューして以来、氏は一貫して国内外世界各地を旅し、さまざまな地域の自然と人びとの暮らしをその小説世界の基本的な土台におりこみながら、執筆活動を続けてきた(たとえば『マシアス・ギリの失脚』(1993年)における南洋、『すばらしき新世界』(2001年)におけるムスタンなど)。
今回の対談は、このように相通じる部分をお持ちでありながら、これまで直接の面識がなかったお二人に、「人類学的思考と文学的想像力のからみあい・相互貫入」というキーワードのもと、自由闊達に対話していただくというものである。
人類学的なフィールドワークと文学的な活動とのあいだ、両者がからまりあうようなどこかにある創造性の源とは、いったいどのようなものなのか。シュルレアリスムと人類学の近接性など、類似した議論が以前になかったわけではないが、日本の人類学者と日本の小説家が、文学と人類学の関係をめぐって同時代的に語る機会は、これまでほとんどなかったといえる。その意味でこの対談が、人類学に関心をもつ人びとのみならず、文学的想像力/創造力に関心をもつ、ひいては同時代を生きる知的精神のあり方全般に関心をもつ人びとにとって、有意義な懇談会となることを希望している。
「『引き裂かれた自己』、あるいは『二重生活者』。こことはべつの所に『もうひとつの国』があり、自分は本来そこに所属しているのだという思い。しかしもちろんこれは幻想であり、現実逃避にすぎない。私は自分のなかにそのような逃避への衝動がとぐろを巻いていることをはっきりと自覚する。だが、その一方で私は、グウィの人々とともにくらすという体験が、母国の生活のなかで衰弱している自分に、ある種の『元気』をふきこんでいることを確実に感じる」。
実を言えば、ぼくもまったく同じことを感じているのだ。(池澤夏樹『読書癖3』より。前半部分は、菅原和孝『身体の人類学』からの引用です。)
500円。
表題を「対談イベント参加申し込み」とし、「氏名(所属)、電話番号またはメールアドレス、希望人数」を明記のうえ、メールで申し込み。※9月15日(月)締切
問い合わせTEL050・3695・2818/0921talk[at]gmail.com。
かつみゆきお~木の仕事と山の写真展
9月20日(土)~9月28日(日)11時~17時、清滝ギャラリーテラ(京都市右京区嵯峨清滝11-2。京都バス「清滝」下車徒歩5分)。
9月23日(火・祝)・27日(土)13時半~15時、ギャラリートーク「木と山と人を語る」あり。
問い合わせTEL/FAX075・204・8122(テラ)、TEL090・5655・4568(テラ:小林)。
立誠シネマふるいちやすし上映会『彩~aja』 『艶~The color of love』
9月20日(土)~9月23日(火・祝)11時、元・立誠小学校南校舎3F(京都市中京区木屋町通四条上ル備前島町310-2。阪急京都線「河原町」より木屋町通を北へ徒歩5分。駐輪・Pなし、近隣に有料あり)。
2012年、2013年のモナコ国際映画祭で連続受賞に輝いたふるいちやすしの2作品を一挙上映!
全回上映後、ふるいちやすし監督トークショーあり。
彩~aja
監督=ふるいちやすし
出演=笠原千尋、猪爪尚紀、藤原夏姫
(2012年/日本/49分)
艶~The color of love
監督=ふるいちやすし
出演=古池千明、鈴木宥仁
(2013年/日本/19分)
一般1500円。
問い合わせTEL080・3842・5398(立誠シネマプロジェクト)。
飯島たま個展~ヒカリユラリ光リ響リ
黒崎彰新作展木版画連作『万葉〈近江〉〈大和〉』とペーパーワーク
9月20日(土)~10月12日(日)13時~19時(月曜休)、ギャルリー宮脇(京都市中京区寺町二条上ル〔一保堂北隣〕。地下鉄東西線「京都市役所前」11番出口より北へ徒歩3分)。
問い合わせTEL075・231・2321/FAX075・231・2322(ギャルリー宮脇)。
オムロンパイプオルガンコンサートシリーズVol.54
9月20日(土)14時開演(13時開場)、京都コンサートホール大ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・711・2980(代)。
オルガン=石丸由佳(2010年シャルトル国際オルガンコンクール優勝) 。
プログラム=マルシャン/グラン・ディアローグハ長調、ベーム/前奏曲、バッハ/天にましますわれらの父よBWV656、トッカータとフーガヘ長調BWV540、メンデルスゾーン/ソナタ第4番変ロ長調、ホルスト(サイクス編)/組曲「惑星」より「木星」 ほか。
一般1000円、障がい者900円、高校生以下500円。全席自由。※未就学児入場不可(託児あり/1歳以上、定員あり、1週間前までに要予約TEL075・711・2980)
チケット取り扱いTEL075・711・3231(京都コンサートホールチケットカウンター)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:224-222。
問い合わせTEL075・711・2980(京都コンサートホール/10時~17時、第1・第3月曜休)。
〈大人の社会科見学〉温暖化防止とごみ減量に役立つ洗って使う「リユース瓶」って何?~洗瓶工場見学会
9月20日(土)15時~17時半(14時半受付)、吉川商店洗びん工場(京都市伏見区下鳥羽城ノ越町70番)。
洗って何度も使うリユース瓶は、ごみを減らし、温暖化防止に役立つ優秀な容器です。
環境先進国ドイツでは、国の政策としてリユース容器の利用がすすめられているため、わざわざ街中で探さなくても、リユース容器に入った飲み物を買うことができます。しかし、日本ではその数が徐々に減ってきています。そこで、今回、リユース瓶を洗う「洗瓶工場」を実際に見学し、リユース瓶とは何か、リユース瓶の普及にかかわる問題を一緒に考えましょう。
終了後は、リユース瓶を使った飲み物で交流会をします(希望者のみ)。
- 洗瓶工場の見学会
- お話:リユース瓶って何? どうやったらリユース瓶が広がるの?+質問タイム
吉川康彦(吉川商店代表取締役) - 交流会(ドリンク・軽食付/1000円)
一般800円。定員15人。※要申込
申し込み・問い合わせTEL075・211・3521(月~金10時~18時)/FAX075・211・3531/life@kankyoshimin.org(環境市民)。
立命館土曜講座「地形を作る、使う」
京都国際マンガ・アニメフェア2014
- 9月20日(土)・9月21日(日)9時~17時(最終日16時まで。30分前締切)
- 京都市勧業館「みやこめっせ」1F第2展示場(京都市左京区岡崎成勝寺町9‐1。地下鉄東西線「東山」2番出口より徒歩約8分、または市バス「京都会館・美術館前」下車すぐ)TEL075・762・2630。
- 京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上ル金吹町452〔元龍池小学校〕。地下鉄烏丸線「烏丸御池」2番出口すぐ。市バス「烏丸御池」下車すぐ。Pなし)TEL075・254・7414。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
出版社やアニメ制作会社ほか多彩な企業・団体による出展ゾーン、ステージ、物販、漫画やアニメとのコラポフードやドリンクを楽しめるキャラ食ゾーンなど。
[みやこめっせ]一般1000円、小学生以下無料(要保護者同伴)、外国籍無料(要パスポート提示)。
[マンガミュージアム]一般800円、中学生300円、小学生100円。
問い合わせinfo[at]kymaf.jp。

