森本すぎな個展 윤슬(ユンスル)

2月6日(金)~3月1日(日)12時~18時(金・土・日のみ開廊)、ARTSPACE ごろごろ(京都府京都市東山区松原通り大和大路東入轆轤町102-62F。市バス「清水道」下車徒歩3分、または京阪本線「清水五条」5番出口より徒歩9分)。
陶表現とともにスケッチの展示。
新宮 さやか 個展

2月6日(金)~2月14日(土)11時~18時(日・月曜休。最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー(京都市中京区一之舟入町375 SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」直結、ゼスト御池16番出口より徒歩3分。Pなし。周辺有料Pあり)TEL075・585・5696。
新宮は、白から黒のグレートーンの色によって、生きて、やがて死へと向かうという普遍的な生命の時間やその移ろいを、花や植物といった身近な生き物のかたちを借りて表現しています。
満開の華やかさよりも、終わりへと向かう過程にある姿やまなざしに心を惹かれるという新宮の作品は、今にも動き出しそうな気配をまとい、「生きているもの」としての存在感を大切にしています。
作品に用いられるのは、黒い顔料を混ぜた半磁土で、色数を抑えた表現には、白黒写真のように、見る人それぞれの記憶や時間を呼び起こしたいという思いが込められています。
花弁や花芯はひとつひとつ丁寧に手で成形され、特に針状の花芯部分は、多数の小さな土のパーツを貼り重ねて制作されます。風に揺れるようにうねるその姿は、黒く乾いた色合いとは対照的に、内側からあふれる強い生命力を感じさせます。
一輪の花が芽吹き、蕾をつけ、咲き、やがて枯れて乾いていくまでの過程を見つめることは、人の人生の在り方を重ね合わせる行為でもあります。命の終わりは避けることはできませんが、同時に次の命へとつながっていくものでもあります。新宮は、目に見えない脈動する生命のエネルギーを、土の焼成を通して形にしようと制作を続けています。
同展では、これまで発表してきた花をモチーフとした繊細で緻密な作品に加え、新たな試みとして壺をテーマにした新作も展示します。
桃青京都ギャラリー
問い合わせinfo[at]gallerytosei.com(桃青京都ギャラリー)。
岡 歩 ・ 腰越 祐貴 二人展

2月6日(金)~2月28日(土)11時~18時(日・月曜休。最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー(京都市中京区一之舟入町375 SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」直結、ゼスト御池16番出口より徒歩3分。Pなし。周辺有料Pあり)TEL075・585・5696。
岡歩は、ユーモアを交えながら、ときにラブレターを書くようにして日常のあれこれを形にし、手に取った人の眉間がふっとゆるむような“顔のある作品”をつくり続けてきました。今回の展示テーマである「真珠」は、貝の中に入り込んだ異物を排除せず、むしろ自ら傷つかないように包み込み、層を重ねながら形づくるというその成り立ちに魅力を感じたことから生まれました。特に、層が偏ることで不思議な形となるバロックパールは、その“偏り”ゆえに強い輝きを放つといわれ、岡はこの現象に、創作や表現のプロセス、人が抱える個性の源泉、さらには身近にいる「真面目に変な人」たちの姿を重ね合わせています。同展では、真珠のエピソードを人物に置き換えたタイヤ付きの作品、バロックパールから着想した立体作品、そして真珠の物語を内包するさまざまな造形を発表します。幼い頃に読んだ『トンデモねずみ大活躍』で、陶芸工がつくったネズミの人形が窯から本物として現れるシーンが心に深く刻まれて以来、「いつか作品が窯から『よっ』と出てこないか」という期待を胸に制作してきた岡にとって、土が焼成によって未知の変化を見せることは、今回のテーマと強く共鳴しています。
一方の腰越祐貴は、自然の生き物と人工的な要素を組み合わせ、失われていく自然や風景の曖昧さを陶芸によって再構築する作品を制作しています。景色や記憶は時間の経過とともに積み木のように崩れ落ち、形を留められないまま曖昧になっていきますが、腰越はその儚さを土と火の力で“もうひとつの風景”として定着させます。生き物はすべて手びねりで一点ずつ成形され、同じ姿はひとつもなく、焼成によって現れる陶土の質感が独特の生命感を宿します。大地となる器に生き物が寄り添う構成は、まるで物語の一場面のようであり、人間が人工の自然をつくらざるをえない時代への警告と自然への敬意を併せ持っています。腰越は陶という素材を通じて、現実とは別のもうひとつの自然を立ち上げています。
同展では、岡の“偏りから生まれる輝き”をテーマにした真珠の世界観と、腰越が創り出す“再生された自然の風景”が響き合い、土の受容力と再生という二つの力が立体的に提示されます。異なる視点を持つ二人が同じ素材から立ち上げる、もうひとつの景色ともうひとつの物語をぜひご高覧ください。
桃青京都ギャラリー
作家在廊予定(岡歩):2月6日(金)13時~
問い合わせinfo[at]gallerytosei.com(桃青京都ギャラリー)。
宝蔵寺寺宝展2026

2月6日(金)~2月11日(水・祝)10時~16時(入館は15時半まで)宝蔵寺(京都府京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町587番地。阪急「河原町」駅下車徒歩5分。TEL075・221・2076。
同展では、若冲40代の作である「竹に雄鶏図」、拓版の技法を用いた「髑髏図」や、弟子と思われる北為明が描いた新発見の「虎図」をはじめとする、若冲派の作品を展示します。
一般700円、高中生500円。
問い合わせTEL075・221・2076(宝蔵寺/10時~16時)
京都 日本画新展 2026

2月6日(金)~2月15日(日)10時~19時半(最終日17時まで。入場は閉館時間の30分前まで)、美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。JR・近鉄京都線・地下鉄烏丸線「京都」直結、ジェイアール京都伊勢丹7F隣接。有料Pあり)TEL075・352・1111。
日本画を志す若手作家たちが生き生きと日本画を描くことを応援し、活動の奨励・支援を目的として毎年開催。同展では、大賞、優秀賞、奨励賞受賞作をはじめ、推薦委員から推薦を受けた20~40歳代までの30作家の作品を一堂に展観します。あわせて推薦委員の作品も発表。
無料。
問い合わせTEL075・255・9757(京都新聞COM営業局事業部)。
【関連イベント】
ギャラリートーク/会期中、作家が自身の出品作について解説します
無料。
早春の草花展

2月6日(金)~3月8日(日)9時~17時(入場16時まで)、京都府立植物園大芝生地・特設会場(京都市左京区下鴨半木町。地下鉄烏丸線「北山」3番出口すぐ。有料Pあり)TEL075・701・0141。
パンジー、ビオラ、ストック、菜の花など早春の草花100種10000株の展示。
全長約100mのあたたかなアーチ型特設会場が登場し、ひと足早く咲くように半年前から温度調整しながら栽培してきた花たちが一斉に咲き誇ります。交響曲に見立てた空間をお楽しみ。
一般500円、高校生・65歳以上250円、中学生以下・障がい者とその介護人無料。
※障がい者の方、要証明書提示
問い合わせTEL075・701・0141(京都府立植物園)。
【龍谷アカデミックプラザ】個人投資家のための持続可能な資産形成論─2026年の波乱とチャンス─

2月5日(木)・2月6日(金)、龍谷大学深草キャンパス(京都市伏見区深草塚本町67。京阪本線「龍谷大前深草」駅下車、西へ徒歩約3分)TEL075・645・7892。
「政府の財政赤字が長年続いているのに公的年金の将来は大丈夫なのでしょうか?」「消費者物価が前年比で3%も上がるのに預金金利が0.5%、どうしたら良いのでしょうか?」「新NISAを始めたいが何を買えばよいのかわからないでいます。」「米国株価指数や世界株価指数に連動する投資信託を買っていますが、これで本当に良いのでしょうか?」「大きな円高への揺れ戻しは来るのでしょうか?」「マンション価格の高騰は今後も続くのでしょうか?」等々、個人投資家としても豊富な投資経験のある実践派エコノミスト竹中正治が、金融・投資の基礎的知見を踏まえつつ、2026年の相場の波乱とチャンス、資産形成に関する疑問やお悩み等にお答えします。
講師=竹中正治(龍谷大学名誉教授)
●第1回/2月5日(木)(13時15分~16時45分)「これだけは知っておきたい資産形成の基礎知識」
●第2回/2月6日(金)(13時15分~16時45分)「2026年に起こりそうな波乱とチャンス、ショックでも動じない資産形成の基本方針」
対面受講・オンライン受講/3960円(全2回)。
チケット取り扱い こちら ※2月2日(月)23時59分、締め切り
問い合わせTEL075・645・7892(平日9時~17時)、✉rec-l@ad.ryukoku.ac.jp(龍谷大学龍谷エクステンションセンター)。
【龍谷アカデミックプラザ】仏教的視点・科学的視点から見た食と農─持続可能な社会を目指して─

2月5日(木)・2月12日(木)・2月19日(木)、龍谷大学深草キャンパス(京都市伏見区深草塚本町67。京阪本線「龍谷大前深草」駅下車、西へ徒歩約3分)TEL075・645・7892。
食糧不足が叫ばれる一方で、日本では一人当たり毎日、お茶碗一杯分の米に相当する量の食品が廃棄されています。さらに、自然に優しいはずの太陽光発電パネルが、森林伐採などによって自然環境を破壊しているという矛盾も見られます。私たちはこのような現実の中で、子孫や後の世代に社会を引き継ぐことができるのでしょうか。持続可能な社会の実現には、仏教的視点と科学的視点の融合が鍵になると考えています。仏教的視点とは、思い込みを排し、ありのままに世界を見つめる姿勢であり、科学的視点とは、客観的かつ論理的に物事を捉える態度です。両者は相補的な関係にあり、どちらも欠かすことはできません。
同講座では、両視点を比較しながら理解を深め、人間生活の基盤である「食」と「農」を題材に、農学的アプローチによる持続可能性の探究を紹介します。
講師=玉井鉄宗(龍谷大学農学部 准教授)
●第1回/2月5日(木)(13時半~15時)「仏教的視点・科学的視点から見る『世界』」
●第2回/2月12日(木)(13時半~15時)「仏教的視点・科学的視点から見る『食』」
●第3回/2月19日(木)(13時半~15時)「仏教的視点・科学的視点から見る『農』」
対面受講・オンライン受講/5940円(全3回)。
チケット取り扱い こちら ※2月2日(月)23時59分、締め切り
問い合わせTEL075・645・7892(平日9時~17時)、✉rec-l@ad.ryukoku.ac.jp(龍谷大学龍谷エクステンションセンター)。
特集展示 縁(えにし)を結ぶかたな─国宝・重要文化財で学ぶ刀剣鑑賞─

2月4日(水)~3月22日(日)9時半~17時(月曜休、ただし2月23日は開館、翌日休。金曜日は20時まで。入館は各閉館時間の30分前まで)、京都国立博物館 平成知新館 (京都市東山区茶屋町527。市バス「博物館・三十三間堂前」下車すぐ。有料Pあり)TEL075・525・2473。
文化財や美術品との出会いには様々な入口があります。この展示では、京都国立博物館の収蔵する国宝・重要文化財の名品を通して、普段の生活では身近に感じることのできない「刀剣」分野の見どころを「形」「銘」「刃文」「刀身彫刻」の4つのテーマに沿って紹介。
一般700、大学生350円、高校生以下・満18歳未満・満70歳以上の方は無料。
※上記観覧料で当日の名品ギャラリー(平常展示)全て観覧可
※大学生・高校生以下・満18歳未満・満70歳以上の方は要証明証提示
※障がい者とその介護人1人まで無料。要障害者手帳提示
問い合わせTEL 075・525・2473(京都国立博物館)。
中村 百花 個展 記憶がかさなる/星をながめる

2月3日(火)~2月8日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート2F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。
問い合わせTEL075・231・3702/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。
