グループ互人展
11月14日(金)~11月24日(月)12時~18時半(火曜休。最終日16時まで)、ギャラリーかもがわ(京都市上京区葭屋町通出水上ル亀屋町321。市バス「堀川下立売」下車徒歩2分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・432・3558。
油彩、水彩、墨彩、陶器等を展示。
問い合わせTEL075・432・3558/FAX075・415・7900(ギャラリーかもがわ)。
第28回又楽会書画展
11月14日(金)~11月16日(日)11時~17時(最終日15時まで)、京都教育文化センター(京都市左京区聖護院川原町4-13。京阪本線「神宮丸太町」5番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・771・4221。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
問い合わせTEL075・771・4221(京都教育文化センター/10時~16時)。
『それでも夜は明ける』上映会
11月14日(金)10時半/14時、京都府長岡京記念文化会館(京都府長岡京市天神4-1-1。阪急京都線「長岡天神」より西へ徒歩6分。Pあり)TEL075・955・5711。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
監督=スティーヴ・マックィーン
(2013年/アメリカ/134分)
一般1300円(前売り1000円)、高校生以下(3歳以上)・シルバー(60歳以上)・障がい者1000円(前売り800円)。
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・955・5711(長岡京記念文化会館)、TEL075・256・1707(京都映画センター)。
邦楽アンサンブル“みやこ風韻”第4回公演
11月14日(金)19時開演(18時半開場)、京都コンサートホール小ホールアンサンブルホールムラタ(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・711・2980(代)。
深まる京の秋…今年も、邦楽アンサンブルみやこ風韻が、名曲委嘱曲を用意し、和楽オーケストラの神髄に迫ります。
指揮=稲田康
出演=三好芫山、大谷祥子、片山旭星、村田萌山 ほか。
プログラム=十河陽一/風光る~邦楽アンサンブルの為の、西村朗/長秘水変幻、船川利夫/複協奏曲 ほか。
当日4500円(前売り4000円)。全席自由。
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・711・3090(京都コンサートホールチケットカウンター/10時~17時、第1・第3月曜休)、TEL075・371・8972 (みやこ風韻事務局)。
high&dry:田中和人展
11月14日(金)~11月30日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
田中和人(1973年・埼玉県生まれ)は、1996年に明治大学商学部卒業後、会社勤務を経て渡米。2004年にSchool of Visual Arts(N.Y.)を卒業後、京都に拠点を移し、写真作品を中心に制作・発表を続けています。2007年に『mio 写真奨励賞』入選、2011年には『TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2011』を受賞するなど、写真領域での活動と評価に加え、近年では展覧会企画などにも積極的に取り組むなど、より横断的な制作・展開に取り組んでいます。
田中はおもに「具象と抽象」あるいは「写真と絵画」の「境界」をテーマとして、これまでの作品はその一貫した興味を明確に示しているといえます。
色鮮やかな玩具のブロックをボカシて撮影した《blocks》(2008~)のシリーズは、そこに平面的な色面構成の妙とともに、都市空間のようなイメージをも描き出しています。金箔を通して(フィルタとして)風景を撮影することで、そこに青白い光に満ちた世界を描き出した《GOLD SEES BLUE》(2009~)は、写真をドキュメンタリーから解放し、イメージを具象と抽象の狭間にとどめる事で、そこに現実と紐づいた絵画的・抽象的な世界の姿を表出させています。
《Untitled Composition》(2011~)ではそれまでのフォーカスやフィルタといったアナログ的なアプローチに加え、モザイクや拡大といったデジタルによるアプローチにより、対象を分解・再構成するプロセスを試み、《after still》(2011~)においてはカメラの代わりにスキャナーを用いて、光と色をまるで絵画を描くかのように扱っています。またここに内在している「抽象化・デジタル・分解と再構築・絵画と写真の領域」といった諸要素は、既存の絵画作品の画像をインクジェットによって特殊紙にプリントし、そのインクが乾かないうちに絵筆で直接画面に介入し、そこに絵画と写真、具象と抽象の狭間に起こるモーメントを写真として定着させた《Ghost of Modern Art》(2012~)へと展開しており、田中にとってこれまでの作品に見られる個々の興味と探求は、都度の気付きを次の新たな着眼点としながら、同時期や以後の作品に引き続き指向され、補完的・発展的に展開しているものといえます。
関西では久しぶりの個展となる本展は、その展覧会タイトルを「 high & dry 」(=〈船が〉岸に乗り上げて、〈人が〉取り残されて)として、田中の新作《high & dry》を中心に、これまでの13~15にわたるシリーズから100点以上の作品によって構成するものです。
そのテーマへの探求と可能性を見る本展では、「絵画」と「写真」あるいは「新作」と「過去作」といった「相対」の構造は消失し、すべてはより複雑に、よりシンプルな「総体」となって空間に展開されることとなります。
ミクロ的には新作《high & dry》において新たに・再び試行されている「具象と抽象」 「写真と絵画」をめぐる探求の差異と進化について。マクロ的には一貫したテーマへの取り組みであるこれまでの作品群において、それらを「同一性の中の揺らぎ」として俯瞰し、その共振により現われた波紋をこそ、田中和人の現時点での「抽象」として示すものです。
問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。
アートスペース無門館+アトリエ劇研開館30周年記念公演『ピエールとリュース』
11月13日(木)~11月18日(火)、アトリエ劇研(京都市左京区下鴨塚本町1。地下鉄烏丸線「松ヶ崎」より徒歩約15分、または市バス「下鴨東本町」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・1966。
1920年、第一次世界大戦での惨状をもとにノーベル文学賞作家、ロマン・ロランが書いた、反戦・純愛の物語。この作品発表後およそ20年、社会は再び大戦へと進むことになる。
原作=ロマン・ロラン
脚色=波多野茂彌(アトリエ劇研館主)、小島達雄(元・アートスペース無門館同人会会員)
演出=あごうさとし(アトリエ劇研ディレクター)
出演=八木光太郎、柳沢友里亜、ヒデユキ・スコブルスキー平岡(動態プロジェクト)、田中遊
一般2000円、学生1300円。※未就学児入場不可
チケット取り扱いTEL/FAX075・791・1966(アトリエ劇研/10時~18時)。
WOT『ぼくたちの家族』上映会
11月13日(木)10時45分/13時半/16時/18時半、同志社大学寒梅館(京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103。地下鉄烏丸線「今出川」2番出口より北へ徒歩約1分)TEL075・251・3270。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
母親の突然の病気発覚を機に、バラバラになりかけた家族が必死に絆を取り戻そうとする姿を描く、実話をベースにしたヒューマンドラマ。
監督=石井裕也
(2014年/日本/117分)
当日1300円(前売り1000円)。
チケット取り扱いローソンチケットLコード:53378。
問い合わせTEL075・251・3270(同志社大学学生支援課)、TEL075・256・1707(京都映画センター)。
縁と縁(フチとエン)ペーパークイリング作品展
11月13日(木)~11月16日(日)11時~17時、うずらギャラリー(京都市中京区三条通寺町西入ル富田歯科1F。京阪本線「三条」・地下鉄東西線「京都市役所」より徒歩5分。阪急京都線「河原町」より徒歩9分。Pなし)TEL070・5500・1011。
「あきすとクラフト」のレッスン受講生によるペーパークイリングの作品展。ペーパークイリングは17世紀頃にヨーロッパで始まったと言われ、リボン状の紙を使って様々なカタチを生み出す、シンプルで奥が深く美しいペーパーアートです。紙の縁(フチ)が縁(エン)となって織り成す風景をお楽しみください。
問い合わせTEL070・5500・1011(うずらギャラリー)。
第32回木陽会洋画展
11月13日(木)~11月16日(日)10時~18時(最終日16時まで)、京都府立文化芸術会館(京都市上京区河原町通広小路下ル東桜町1。市バス「府立医大病院前」下車すぐ、または京阪本線「神宮丸太町」より徒歩12分。有料Pあり)TEL075・222・1046。
賛助作品=中田實(第一美術会員)。
問い合わせTEL075・611・2995(西村)。
土師窯・八児紫石茶陶展
11月12日(水)~11月18日(火)10時~20時(最終日16時まで)、京都高島屋6F美術画廊(京都市下京区四条通河原町西入ル真町52番地。阪急京都線「河原町」地下直結)TEL075・221・8811。
問い合わせTEL075・221・8811(京都高島屋)。