蒔絵~文台・硯・料紙箱
2月21日(金)~5月18日(日)10時~17時(月・火曜休、ただし祝日の場合開館。入館16時半まで)、清水三年坂美術館(京都市東山区清水3丁目337-1。市バス「清水道」下車徒歩7分、清水寺門前三寧坂北入。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・532・4270。
蒔絵は日本で独自に考案された漆器の装飾技法です。生漆(きうるし)で絵を描き、その上から金粉、銀粉、青貝などを蒔き、乾かした後に表面を炭で研いで艶を出します。
今展では、硯箱を中心に、文台や料紙箱といった硯箱とのセットで作られる事が多かった大型の作品、その中でも明治の蒔絵界を代表する柴田是真、池田泰真、白山松哉、川之辺一朝、赤塚自得といった帝室技芸員達の作品を中心に、その華麗で、繊細で、雅やかな世界を紹介します。
常設展=幕末・明治の名宝~金工、七宝、蒔絵、京薩摩、彫刻
一般800円、大高中生500円、小学生300円。
問い合わせTEL075・532・4270(清水三年坂美術館)。
「雨水~usui~」手から花ひらくものたちと出合う、京都の3日間
2月21日(金)~2月23日(日)13時~18時(最終日12時~17時)、箒星(京都市中京区丸太町間之町下ル大津町668-4。地下鉄烏丸線「丸太町」1番出口より徒歩3分)。
雨水とは、日本の旧暦、七十二候の、春のふたつめの季節。雪が雨に変わり雪解けがはじまる日。しのびよる春の気配に草木がよみがえり、農耕の準備をはじめる目安とされます。生命の芽吹きと創造に深くかかわるこの日に、日本の美しさにインスパイアされた2人の女性アーティストの手から生まれた作品を展示。
「和」をテーマとした新ブランドを発表展示、また毎日「桜のリース」制作のワークショップも実施します。
大久保なおみ(アーティフィシャルフラワー和作品)、Beading Artist rica momo cari(和装アクセサリー)。
問い合わせTEL080・4138・0041(レキップ・キャトル・プロモーションオフィス:岩崎)。
きれいに暮らす~春の道具展
カフェ・モンタージュでの1時間~旋律の行方
2月19日(水)20時開演(19時半開場)、カフェ・モンタージュ(京都市中京区夷川通柳馬場5丁目239-1。地下鉄烏丸線「丸太町」7番出口より徒歩5分)TEL075・744・1070。
出演=ヤンネ舘野(ヴァイオリン)、マルッティ・ラウティオ(ピアノ)。
プログラム=フランク/ヴァイオリンソナタ、エングルンド/序奏とカプリッチョ ほか。
2000円。定員40人。
申し込み・問い合わせTEL075・744・1070(カフェ・モンタージュ)。
木下和美・目片千恵2人展
2月19日(水)~3月10日(月)11時~19時(火曜休)、ギャラリーひたむき(京都市中京区寺町通御池上ル上本能寺前町471。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・221・8507。
3月8日(土)、作家在廊。
問い合わせTEL075・221・8507/FAX075・221・8508(ギャラリーひたむき)。
京都精華大学卒業・修了制作展~セイカウィーク2014
2月19日(水)~2月23日(日)9時~17時(マンガミュージアム10時~18時)※30分前締切
- 京都市美術館本館(京都市左京区岡崎円勝寺町124〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・771・4107。
- 京都市美術館別館(京都市左京区岡崎円勝寺町13〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・762・4671。
- 京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上ル金吹町452〔元龍池小学校〕。地下鉄烏丸線「烏丸御池」2番出口すぐ。市バス「烏丸御池」下車すぐ。Pなし)TEL075・254・7414。
京都精華大学の在学生・卒業生による作品展示を「セイカウィーク2014」として、京都市内美術館、京都国際マンガミュージアムをはじめ各会場で開催。
問い合わせTEL075・702・5244(京都精華大学教務課)。
竹内淳子展~水晶の翼
2月18日(火)~2月23日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート1F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。
2月22日(土)18時半より、チベットの歌ミニライブ(カンパ制)を開催。
問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。
夢屋と仲間2人展
2月18日(火)~2月23日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート2F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。
問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。
京都初「ヒロシマ・ナガサキダウンロード」上映会
2月18日(火)19時半開演(19時開場)、ラ・ネージュ(京都市伏見区桃山町立売58。JR奈良線「桃山」より徒歩1分、または近鉄京都線「桃山御陵前」より徒歩7分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・622・5770。
原爆を体験していない世代が、終戦後かつての「敵国」アメリカに移住した被爆者たちを訪ねた旅のロードムービー「ヒロシマ・ナガサキダウンロード」の京都初の上映会です。
東日本大震災後竹田信平監督とご縁をいただき、普段メキシコ在住の監督にもお運びいただいての上映会がようやく実現します。奇しくも京都では初公開となり、私どもラ・ネージュで初めての映画上映会となります。小さな会場で、十分な設備はありませんが、だからこそ、監督の思いの伝わる会にしたいと思います。またとない機会です。是非お訪ねください!(ラ・ネージュ:四方)
1500円。※要予約、上映後懇親会(1000円、定員先着15人)あり
申し込み・問い合わせTEL075・622・5770(ラ・ネージュ)。
ミクロ マクロ ループ
2月18日(火)~2月23日(日)13時~19時(最終日11時~18時)、ギャラリー9キョウト(京都市中京区寺町通四条上ル東大文字町311-1プリントQ2F。阪急京都線「河原町」10番出口より徒歩1分)TEL075・212・3699。
「ミクロ マクロ ループ」展は岩田萌と木田小百合によるインスタレーション展です。
今回私たちが扱うテーマは大きさの相対性の問題です。特に、文学や哲学や科学など多くの分野で追求されている入れ子のテーマに着目し、作品制作を行いました。入れ子構造の世界では、モチーフは内側そして外側に向かって無限に拡大縮小していきます。そしてその全体像が生み出す目眩の感覚は、私たちを戦かせながらも魅了してやみません。2人が個々に制作した作品群がどのような全体像を構築するのか。願わくは、入れ子構造が生み出すような、目眩の世界を描き出してほしいと思います。(木田小百合)
問い合わせTEL075・212・3699(GALLERY 9 kyoto)。

