木内貴志個展:続・木内貴志とその時代~さようならキウチさん~

木内貴志個展:続・木内貴志とその時代~さようならキウチさん~ 3月21日(金・祝)~4月6日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
 1998年に成安造形大学洋画クラス研究生を修了した木内貴志(きうち・たかし/ 京都・1973~)は、その学生時代より「神戸アートアニュアル96」(1996・神戸アートビレッジセンター)などのグループ展への参加をはじめ、1997年には初個展「木内貴志大回顧展」(1997・VOICEギャラリー/京都)を開催、以後、関西を中心に数多くのグループ展や個展により発表を続けるとともに、アーティストランによるグループ展の参加・企画なども積極的に手がけています。
 これまで木内は「キウチズム」と自称する己の主義の確立の追求を標榜しつつ、絵画や立体、映像やパフォーマンスなど、手法や素材を限定することなく、表現目的に応じた多様な形態を作品として提示してきました。また、たとえば木内は社会や美術といった制度やコミュニティの中にある矛盾や問題、その滑稽さなどを、あくまでも個人の興味や疑問、執着や妄想を膨らませた果ての作品によって指摘したりもします。それは個人の中で練りに練られたシニカルな「ツッコミ」であったりしますが、同時にその多くは「駄洒落」「庶民」「ベタ」「自虐」といった香りを帯びた「ボケ」としても機能し、そこに鑑賞者のアクション(笑い、ツッコミ)を誘ったりもします。
 この、いわば「ひとりボケツッコミ」とも呼べる独特のテイストは、初個展の「大回顧展」から、以後の「キウチアニュアル2000」「キウチトリエンナーレ2004」「ポストキウチズム2011」など、木内のこれまでの活動・作品においてブレることなく貫かれており、かくいう本展も2000年の個展「木内貴志とその時代~オイルショックからY2Kまで~」をメタ的に引き受けたタイトルを冠して開催されます。
 「さようならキウチさん」という思わせぶりなタイトルとして銘打たれた本展では、木内の新作を中心として構成されます。
 また、本展の初日となる3月21日(金)には、オープニングレセプションとして木内によるバーカウンタートーク&パフォーマンスをおこないます。
 加えて3月24日(月)からは、大阪・Gallery wks.において木内の過去作によって構成される「帰ってきたキウチさん」も開催されます。
 新作・旧作が一望できるこの機会は、木内貴志および「キウチズム」の展開をお楽しみいただける貴重な機会となるでしょう。(ギャラリー・パルク)
 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。

かんから館『風と黙ってすわってて』

 3月21日(金)~3月23日(日)、アトリエ劇研(京都市左京区下鴨塚本町1。地下鉄烏丸線「松ヶ崎」より徒歩約15分、または市バス「下鴨東本町」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・1966。
 作=鈴江俊郎
 演出=川村武郎
 出演=田中幸子、宮嵜詩織、川村武郎
 一般2000円(前売り1500円)、学生1000円。
 チケット取り扱いWebかんから館
 問い合わせTEL075・331・9199(かんから館:川村)。

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ニットキャップシアターギャラリー公演『サロメ~フルーツ♥スキャンダル~』

 3月21日(金・祝)~3月25日(火)、3Fプロジェクトルーム(京都市中京区柳馬場御池下ル柳八幡町75-6TNCビル3F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩2分。Pなし)TEL075・255・0188。
 構成・演出=ごまのはえ
 原作=オスカー・ワイルド『サロメ』
 出演=高原綾子、門脇俊輔、市川愛里、織田圭祐、山岡未奈、ごまのはえ、古屋正子、永富健大
 2000円。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL090・7118・3396(ニットキャップシアター)。

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二条城ライトアップ

 3月21日(金・祝)~4月13日(日)18時~21時半(入場21時まで)、元離宮二条城桜の園・清流園・二の丸御殿台所(京都市中京区二条堀川西入ル二条城町541。地下鉄東西線「二条城前」すぐ)。
 幻想の光と艶やかな桜に浮かび上がる京の世界遺産。京の桜スポットの中でも品種の多さで知られる二条城。時期によってさまざまな桜を楽しめます。二条城ライトアップでは、200本を超える桜や庭園などを華麗にライトアップします。
 一般400円、高中小生200円。※和装の方無料
 問い合わせTEL075・841・0096/FAX075・802・6181(京都市文化市民局元離宮二条城事務所)。

出逢う~いろ・いろ・いろ~古美術瀬戸とタナカマナブのうつわ・その2

出逢う~いろ・いろ・いろ~古美術瀬戸とタナカマナブのうつわ・その2 3月21日(金)~4月6日(日)11時~18時、古美術瀬戸(京都市東山区三条通神宮道西北角西町151-1。地下鉄東西線「東山」1番出口より東へ徒歩3分)TEL075・762・0550。
 問い合わせTEL075・762・0550(古美術瀬戸)。

ちおん舎新染屋町寄席

 3月21日(金・祝)19時開演、ちおん舎(京都市中京区衣棚通三条上ル突抜町126。地下鉄「烏丸御池」6番出口より徒歩3分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・221・7510。
 出演=桂ちょうば、桂わかば、月亭太遊。
 木戸銭1500円(前売り1300円)。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL090・1899・3689(法然院サンガ)。

伝統産業の日「きものクラシックコンサート」

 3月21日(金・祝)14時開演(13時開場)、京都コンサートホール大ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・711・2980(代)。
 和装産業の振興を目的として、きもの姿の方を対象とするクラシックコンサートを開催。当日はきもの姿の方1800人を無料招待。
 指揮=川瀬賢太郎
 プログラム=チャイコフスキー/「エフゲニーオネーギン」ポロネーズ、ラヴェル/マ・メール・ロワ、チャイコフスキー/交響曲第4番
 無料。
 定員1800人(小学生以上、和服着用)。※招待者のみ、要申込
 申し込みTEL075・661・3755(8時~21時)/FAX075・661・5855(京都いつでもコール)。※多数の場合抽選、当選者のみ2月下旬に招待状発送
伝統産業の日2014 ~春の京都、色んな「京もの」揃ってます。~

京都山科センター合唱団創立40周年記念演奏会~平和と子どもたちの幸せを願って わが街でうたう

 3月21日(金・祝)13時半開演(13時開場)、京都市東部文化会館ホール(京都市山科区椥辻西浦町1-8。地下鉄東西線「椥辻」1番出口より北へ徒歩7分。Pなし)TEL075・502・1012。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
 指揮=中島比沙子
 ピアノ=米澤美穂
 プログラム=「花は咲く」、「原やんのうた」、「道しるべ」、「みんなの歌」 ほか
 一般1800円(前売り1500円)、学生・障がい者1300円(前売り1000円)。
 問い合わせTEL/FAX075・581・0316(掛村)。

世界の姜建華~二胡の特別記念コンサート

 3月21日(金・祝)14時開演(13時半開場)、吉田神社参集殿(京都市左京区吉田神楽岡町30。市バス「京大農学部前」下車徒歩5分。P20台あり)TEL075・771・3788。
 出演=姜建華(二胡)、長尾博子(伴奏)
 プログラム=ラスト・エンペラー、夜来香、チャルダッシュ ほか
 6000円(岩茶・菓子付)。
 申し込み・問い合わせTEL075・211・3983(岩茶房京都)、TEL03・3714・7425(岩茶房東京)。

FutureBeauty~日本ファッション:不連続の連続

 3月21日(金)~5月11日(日)9時半~17時(月曜休、祝日の場合開館。30分前締切)、京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町〔岡崎公園内〕。市バス「東山二条」「京都会館美術館前」下車徒歩約5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・761・4111。


 2010年のバービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)を皮切りに世界5都市を巡回し、高い評価を受けた「Future Beauty」展をもとに、〈着る〉文化の伝統を守り革新し続ける京都と現代ファッションのかかわりを浮き彫りにしながら、新たに構成します。
 一般1200円(前売り1000円)、大学生800円(前売り600円)、高校生500円(前売り300円)、中学生以下無料。
 チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:765-962、ローソンチケットLコード:58774 ほか。
 問い合わせTEL075・761・4111(京都国立近代美術館)/TEL075・761・9900(テレホンサービス)。