公開シンポジウム「科学・社会・大学」
京都労演8・9月例会人形劇団プーク公演『怪談・牡丹燈籠』
8月31日(日)~9月2日(火)、京都府立文化芸術会館(京都市上京区河原町通広小路下ル東桜町1。市バス「府立医大病院前」下車すぐ。有料Pあり)TEL075・222・1046。
武芸者の娘お露は、浪人者の萩原新三郎に恋したあげく焦れ死。後を追って死んだ女中のお米とともに、夜な夜な牡丹燈籠を手に新三郎のもとに通うようになるが――。
作=三遊亭円朝
潤色・演出=井上幸子
出演=佐藤達雄、柴崎喜彦、山越美和 ほか
入会金1000円、月会費一般3500円/大学生1500円/高中生1000円(翌月分前納制、3人以上のグループで)。※京都労演会員のみ鑑賞可、1回のみのチケットはありません。
申し込み・問い合わせTEL075・231・3730(京都労演)。
第11回狂言浴衣会
8月31日(日)13時開演、東観荘(京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町614。京阪本線「四条」より徒歩15分、または市バス「祇園」下車徒歩10分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・561・0581。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
薫笑会による日頃の稽古の成果を発表するおさらい会。
演目=「萩大名」、「お茶の水」、「抜殻」、「土筆」、「文荷」、「酢薑」 ほか。
無料。
問い合わせTEL075・561・0581(東観荘)。※昼食(3780円~)の予約受付
右京労山の山登り入門講座
8月31日(日)・9月7日(日)・9月21日(日)・10月5日(日)、京都労働者総合会館ラボール京都3F(京都市中京区壬生仙念町30-2〔四条通御前西入ル〕。阪急京都線「西院」より東へ徒歩5分、または市バス「四条御前」下車すぐ。Pなし)TEL075・801・5925(代)。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
登山・ハイキングの基礎知識を机上学習で学び、3回の実技山行(比叡山、岩篭山、武奈ヶ岳)を体験する山登りの入門講座です。
- 8月31日(日)9時半~16時半、ラボール京都4F第4会議室
机上学習 - 9月7日(日)7時半、京都バス「出町柳」停前集合
実技山行1「地図を見ながら比叡山を歩く」 - 9月21日(日)7時15分、東本願寺前集合
実技山行2「敦賀の山『岩篭山』を登る」 - 10月5日(日)7時15分、東本願寺前集合
実技山行3「比良最高峰を登る」
3000円(実技山行交通費別途)。
申し込み・問い合わせTEL0774・33・8137(右京労山事務局:石田)。
松花堂 納涼寄席
8月31日(日)17時開演、八幡市立松花堂庭園・美術館別館ギャラリー(京都府八幡市八幡女郎花43。京阪本線「八幡市」「樟葉」・JR学研都市線「京田辺」「松井山手」・近鉄京都線「新田辺」から京阪バス「大芝・松花堂前」下車すぐ。Pあり)TEL075・981・0010。
出演=桂雀太、桂優々、桂宗助、桂あさ吉、桂雀三郎。
演目は当日のおたのしみ。
木戸銭2000円(前売り1800円)。※入園料含
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・981・0010(八幡市立松花堂庭園・美術館)。
林定期能
8月31日(日)12時開演、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。
能「雨月」味方健、狂言「鬼瓦」善竹忠一郎、能「班女」田茂井廣道。
解説=河村晴久。
一般4500円(前売り4000円)、学生2500円(前売り2000円)。
問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)、TEL075・751・8158(林定期能楽会)。
「氷雪の門」上映と朗読の会
8月31日(日)17時50分~21時、ハートピア京都視聴覚室(京都市中京区竹屋町通烏丸東入ル清水町375。地下鉄烏丸線「丸太町」5番出口すぐ。障がい者専用Pあり、周辺に有料Pあり)TEL075・222・1777。
「氷雪の門」DVD上映と「英霊の言乃葉」朗読の会。
1000円。
問い合わせ
観能ツアー第5回「雨月」「班女」
全日本ろうあ連盟機関紙学校2014公開講座
8月30日(土)13時40分、ひと・まち交流館京都(京都市下京区西木屋町通上ノ口上ル梅湊町83-1。京阪本線「清水五条」より徒歩8分、または市バス「河原町正面」下車すぐ〔河原町通五条下ル東側〕。有料Pあり)TEL075・354・8711。
全日本ろうあ連盟機関誌『季刊みみ』での人気連載『道』執筆者である豆塚猛カメラマンと、国内唯一の聴覚障害者の大学である筑波技術大学の大杉豊准教授の対談で、「ひと」が輝く一瞬をとらえることについて語り合います。また、両氏が撮影してきた写真も公開し、「撮る」ことを学び、理解を深めます。
500円。
問い合わせTEL075・441・6079/FAX075・441・6147/jdn[at]jfd.or.jp(全日本ろうあ連盟京都事務所:川本)。
トナカイ山のドゥオッジ ふるさかはるか展
8月30日(土)~9月14日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
ふるさかはるか(1976~)は、自然素材の観察から生まれる木版画を制作しています。ふるさかは木版画を制作するにあたり、まず版木となる無垢の木の持つカタチやフシ、木目などと関わりながら図案を描いていきます。
その木版画はいわゆる「彫り進み木版画」とも呼ばれる物で、ひとつの版木を彫って色を刷り、またその版木を彫り進めては刷るを繰り返すものです。最終的に版画が刷り上がった時には版木は最後の刷りの状態に彫られており、後から同じ版画を刷ることが不可能なこの手法は、いわゆる量産・複製可能な印刷としての版画の特徴と相反する要素を持つもので、ふるさかはこれまでに多くこの手法を用いて版画制作に取り組んでいます。また、その版木にのせる絵の具は、身近な土を掘り集めて水に溶き、沈殿させて漉した「土絵の具」を多く用い、淡く不確かにも見える独特の色彩を紙に重ねてゆきます。
時に版木の木目さえもが写し取られた画面には、ふるさかが見て・聞いて・感じた経験を基に、木に向き合う制作過程にあった偶然や必然、土や木や紙という自然素材との関わり合いなどの様々な要素が交錯し、そこにひとつの画を結びます。
ふるさかはこれまで、3度に渡ってノルウェー北極圏・ラップランド地域に暮らす北欧の先住民族であるサーミの人びとを訪れています。時には2ヶ月に及んで関わり・暮らし、たくさん話しをするなかで強く感じ取った「自然から受け取った素材の形を借りて自然に還す」というサーミ人の美学・哲学は、身近な自然素材に必要最小限に関わり、その要素を最大限に用いるふるさかの制作姿勢と重なるものです。
本展では、なかでもトナカイの遊牧生活を営む彼らと関わりの深い手工芸品ドゥオッジ(Duodji)にまつわる言葉を書き留めたものを基に、木が版木となって再び木に戻る「彫り進み」による水彩木版画による作品を中心に発表します。
ドゥオッジにみるサーミの美学・哲学に習い、書き留めた言葉を基に、日ごろから収集している土や木を用い、細やかな彫りによる線の集積によるおよそ10点の木版画とともに、その版木、土絵の具のインスタレーション、トナカイの声、ブーツなどを展示します。(ギャラリー・パルク)
問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。
