大和円照寺~山村御流いけばな展

 7月16日(水)~7月21日(月・祝)10時~20時(最終日17時閉場。30分前締切)、京都高島屋7Fグランドホール(京都市下京区四条通河原町西入ル真町52番地。阪急京都線「河原町」地下直結)TEL075・221・8811。
 無料。
 問い合わせTEL075・221・8811(京都高島屋)。

日本陶芸美術協会選抜展

 7月16日(水)~7月22日(火)10時~20時(最終日16時閉場。30分前締切)、京都高島屋6F美術画廊(京都市下京区四条通河原町西入ル真町52番地。阪急京都線「河原町」地下直結)TEL075・221・8811。
 問い合わせTEL075・221・8811(京都高島屋)。

時を泳ぐ人:むらたちひろ展

時を泳ぐ人:むらたちひろ展 7月15日(火)~7月27日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
 Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、様々なクリエイション活動へのサポートの一環として、広く展覧会企画を公募し、審査により採択された3名(組)のプランを実施するコンペティション「Gallery PARC Art Competition 2014」に取り組んでいます。
2013年末から公募を開始し、応募された44のプランから、審査員・平田剛志(京都国立近代美術館研究補佐員)、山本麻友美(京都芸術センタープログラムディレクター)の2人を交えた厳正な審査を経て、3つのプランを採択することとなりました。
 本シリーズ企画展は、採択された薬師川千晴、むらたちひろ、松本絢子・山城優摩・森川穣の3人(組)による展覧会を2014年7月から8月にかけて「Gallery PARC Art Competition 2014」として3連続で開催するもので、本展はその第二弾となります。
 むらたちひろ(1986年・京都府生まれ)は、2011年に京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修士課程修了の後、京都を中心に現在まで定期的に発表を続けています。これまで一貫して染織を専攻しているむらたは、「布」という素材を扱いながらも、その注目は常に「絵画表現」にあるといいます。
 むらたは「目に見える景色は、変化し続ける世界のごく一部の一瞬を切り取ったものにすぎない」として、一旦は布に染めた絵(絵画)を再び水によって滲ませ、そこに現われたカタチを定めない流動的な世界を再び布に写し取ります。そのプロセスは現実の世界を切り取りながら、そこに滲みや揺らぎによる偶然や必然、むらたの夢想や潜在意識すらもが綯い交ぜとなったイメージを描き出すことで、明確なカタチを持たないながらも、どこか・何かに繋がるかのような予感を鑑賞者に覚えさせます。
 また、それらは「布」としてコートフックに掛けられたり、カーテンとして吊られたりと、作品はあたかも「風景の一部」として空間に存在しま す。この「布のある風景」は、作品(絵画)にどこまで物としての存在感を与えることができるかという試みでもあり、作品に「背景」をつくり出すことで、「世界の一部を切り取ったもの=絵画」としての構造を作品として提示する試みでもあります。
 本展「時を泳ぐ人」は、おもに「水」をテーマに制作した染織(絵画)作品と空間(世界)との間にあって、むらたの「染織作家として絵画表現の可能性を考える」とするプロセスに位置づけられるとともに、「現実のなかにまじっている夢や潜在意識の存在を受け入れれば、『時を泳ぐ』こともごく当たり前にできて、それは受け入れがたい現実に直面したときの救いになると思う」として、むらた(私)と世界との距離や位置関係を探る試みでもあるといえます。
 Gallery PARC Art Competition 2014 #02となる本展「時を泳ぐ人:むらたちひろ murata chihiro exhibition」では、新作を中心に、パルクの空間を活かしたとした展示により、むらたの染織・絵画をめぐる思考をなぞりながらも、そこから次への展開を模索します。(ギャラリー・パルク)
 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。

文字と形象~MAYA MAXX展

 7月15日(火)~8月31日(日)10時~18時(月曜休、祝日の場合開館。入館17時半まで)、何必館・京都現代美術館(京都市東山区祇園町北側271。京阪本線「祇園四条」より徒歩3分、または市バス「祇園」下車徒歩2分。Pなし)TEL075・525・1311。
 「文字と形象」をテーマに100号の連作や、パウル・クレー、村上華岳などの言葉から着想を得た作品など、60分を展覧します。
 会期中には関連イベントとして、ライブペインティングやサイン会なども開催。先陣たちの遺した言葉を抽出し、形象として描き出すMAYA MAXXの作品を堪能。
 一般1000円、学生800円。
 問い合わせTEL075・525・1311/FAX075・525・0611(何必館・京都現代美術館)。

京都写真倶楽部連盟展~風色寸描

 7月15日(火)~7月20日(日)9時~17時(最終日16時まで)、京都市美術館別館(京都市左京区岡崎円勝寺町13〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・762・4671。
 京都写真倶楽部連盟による写真展。
 無料。
 問い合わせTEL090・3652・2069(辻本)。

京都美風シンポジウム琳派紀行1「琳派と京都~町衆文化の結実」

 7月15日(火)14時~16時、京都ホテルオークラ4F「暁雲」(京都市中京区河原町通二条南入ル一之船入町537-4。地下鉄東西線「京都市役所前」地下直結)。
 「琳派」の祖である本阿弥光悦が徳川家康より鷹峯の領地を拝領した1615年から数えて、来年400年の節目の年を迎えます。京都では「琳派400年記念祭委員会」をオール京都で設立し、今なお、多くの人を魅了してやまない「琳派」の魅力を国内外に発信。琳派400年を記念し、「琳派紀行」として連続シンポジウムを開催します。第1回目の今回は光悦村を中心に「琳派」を作り上げた江戸時代の京都の風土や気風に焦点を当て、町衆の生活に浸透し、継承されてきた「琳派」誕生の歴史に迫ります。

  1. 基調講演「琳派と京都~その誕生・歴史と町衆文化との関わり」 河野元昭(京都美術工芸大学 学長)
  2. パネルディスカッション
    パネリスト=河野元昭、佐藤敬二(京都精華大学教授)、森田りえ子(日本画家/京都市立芸術大学 客員教授)
    コーディネーター=吉澤健吉(京都産業大学教授)

 無料。定員150人。※要申込
 申し込み・問い合わせTEL075・212・6453(京都商工会議所産業振興部)、FAX075・255・0428(京都美風シンポジウム)。

野間五月個展~ノスタルジコ

 7月15日(火)~7月21日(月・祝)11時~18時半、アートステージ567(京都市中京区夷川通烏丸西入ル巴町92コロナ堂2F。地下鉄烏丸線「丸太町」6番出口より徒歩2分。Pなし)TEL075・256・3759。
 問い合わせTEL075・256・3759(アートステージ567)。

中村理絵(七宝)・矢野容子(ガラス)2人展

中村理絵(七宝)・矢野容子(ガラス)2人展 7月15日(火)~7月27日(日)12時~19時(月曜休。最終日17時まで)、ギャラリーにしかわ(京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町332マロニエビル2F。阪急烏丸線「河原町」3番出口より徒歩5分)TEL075・212・3153。
 問い合わせTEL075・212・3153(ギャラリーにしかわ)。

頴展~殺さない国

頴展~殺さない国 7月15日(火)~7月20日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャリエヤマシタ2号館1F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町533。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より徒歩6分)TEL075・241・7599。
 問い合わせTEL075・231・6505(アート&フレームヤマシタ)。

田中優太個展~とくさつショー

 7月15日(火)~7月20日(日)12時~19時(最終日17時まで)、クンスト・アルツト(京都市東山区三条神宮道北東角2F。地下鉄東西線「東山」より徒歩3分)TEL090・9697・3786。
 問い合わせTEL090・9697・3786(KUNST ARZT)。