京都dddギャラリー第231回企画展 鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」

1月15日(土)~3月19日(土)11時~19時(土曜は18時まで。日・月・祝休館)京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10。地下鉄東西線「太秦天神川」1番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・871・1480。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
「日本人にとって文字は水であり、米である」というタイポグラファー・小塚昌彦の言葉をきっかけに、これまで100以上もの書体を生み出してきた鳥海修。同展「もじのうみ:水のような、空気のような活字」では、氏がそもそも文字に携わる人生を歩むことになった山形県遊佐町から望む鳥海山の景色を起点に、私たちの日常生活において欠かせない「書体」がいかに制作され、普段目にするインフラとしての活字となっていくのか、デザインする過程で生まれたスケッチや試行錯誤の痕跡、下書き、仕上がった原字、実社会での使用例などを通して、これまでの仕事の展覧を試みます。
また、鳥海は書体設計士として数多くの書体制作に関わる一方で、これまで大学や私塾にて活字デザインに関する教育や指導に当たってきました。同展では、その教え子でもある岡村優太、廣田碧、三重野龍の3名がアートディレクションを担当し、より感覚的かつ身体的に書体設計のことがわかるような空間をつくります。
タイトルの通り、ギャラリー内にところせましと並べられた「もじ」の「うみ」に溺れることによって、「水」や「空気」といった、普段は意識することのない私たちが必要としている日本固有の文字について、改めて考える機会となれば幸いです。
京都dddギャラリー
無料。
問い合わせTEL075・871・1480(京都dddギャラリー)。
彫刻家 坂田源平 ミニ絵画「エカルタ」展

1月15日(土)~1月29日(土)10時半~18時半(会期中休)、蔵丘洞Gallery(京都市中京区御池通河原町西入。地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車、徒歩1分)TEL075・255・2232。
どこか擬人化したような木彫造形で人気の作家による板に描かれたミニ絵画新作展。
問い合わせTEL075・255・2232(蔵丘洞Gallery)。
POP UP @KCUA

1月15日(土)~2月13日(日)10時~20時(会期中無休)堀川新文化ビルヂング2F NEUTRAL B(京都府京都市上京区皀莢町287。地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩15分)TEL075・431・5551。
出展作家=大槻拓矢(日本画)、森夕香(日本画)、矢野洋輔(彫刻)
無料。
問い合わせTEL075・253・1509(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)。
劇団なかゆび Nakayubi.-13『京の園』

1月13日(木)~1月16日(日)(各開演時間30分前、受付・開場)、京都芸術センター講堂(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」、阪急京都線「烏丸」より徒歩5分。Pなし)。TEL075・231・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
チェーホフ『桜の園』に着想を得て、京都・明倫学区の呉服問屋で起こる家督相続争いから60年代を生きた若者の葛藤を描きます。
本作執筆のきっかけとなったのは、劇団なかゆび主宰・神田真直が2021年4月に実施した「『京の園』 のための京都考」です。京都芸術センターCo-program カテゴリーC(共同実験)に採択されたこの企画では、神田が京都に住まう方々へインタビューを行いました。京都タワーが開業した
1960 年代中頃、 当時の街並みや人々を知る方のお話が、物語をより厚みのあるものに仕上げています。また『京の園』では、かつて町の様々な活動の中心地として賑わいを見せ、現在は京都芸術センターとして活用されている旧・明倫小学校がたびたび登場します。小学校の面影が残る京都芸術センター 講堂での世界初演は、実際の場所と物語が交錯し、その場所でしか得られない体験をもたらすことでしょう。
作・演出=神田真直
出演= 延命聡子(中野劇団)、河合厚志、橘カレン(幻灯劇場)、土肥希理子、柊木樹(劇団なかゆび)、藤村弘二
※各ステージ開演前または、終演後にトークイベント予定
一般3500円(前売り3000円)。
※全席自由
チケット取り扱いWEB申込みフォーム
問い合わせTEL050・5374・7874(吉岡)、✉nakayubigeki@gmail.com
【公演日時の詳細】
1月13日(木)18時半
1月14日(金)18時半
1月15日(土)13時/17時
1月16日(日)13時
オトナのためのマリンバ教室
1月13日(木)・1月27日(木)、各日共11時~11時40分、マリンバ教室京都・四条烏丸(京都市下京区高辻通り烏丸西入る骨屋町333。地下鉄「四条」駅、または阪急「烏丸」駅より徒歩4分)TEL090・ 6237・9868 。
趣味でマリンバを演奏したい方のためのコース。
初心者クラスを新たに開講します。
マリンバ・木琴の演奏経験が全くない方、対象。
2、3人のグループレッスン。
1000円。
申し込み・問い合わせTEL 090・ 6237・9868 、✉usayama.co@gmail.com
野鳥の絵画個展「小さな使徒たち」

1月13日(木)~1月19日(水)9時~17時(最終日15時まで)、けいはんな記念公園水景園 ギャラリー月の庭(京都府相楽郡精華町精華台6丁目1番地。JR「祝園」・近鉄京都線「新祝園」より奈良交通バス「公園東通り」下車。有料Pあり)TEL0774・93・1200。
野鳥を描いた絵画を主に約50点展示。
出展作者=横井吉之
無料。
※要庭園入園料(一般200円、中小生100円、証明書提示で60歳以上無料)
問い合わせTEL0774・91・1200(けいはんな記念公園管理事務所)。
蘇嶐窯展
作家の干支展
出版記念写真展 清永安雄「ふるさと再発見の旅」〈前期〉

1月11日(火)~2月13日(日)11時~18時、京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク1F(京都府京都市東山区堀池町374-2。地下鉄東西線「東山」より徒歩5分)TEL080・5988・7720。
前期=「ふるさと再発見の旅」シリーズから「近畿1・甲信越」の2冊に収録された写真約60点を展示・販売します
問い合わせTEL080・5988・7720(ギャラリー・ジャパネスク)。
Taisuke Sato 写真展「コウフクロン」─Eudaemonics

1月11日(火)~1月16日(日)11時~18時、京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク2F(京都府京都市東山区堀池町374-2。地下鉄東西線「東山」より徒歩5分)TEL080・5988・7720。
問い合わせTEL080・5988・7720(ギャラリー・ジャパネスク)。
【関連イベント】
●1月11日(火)16時~18時、作家を交えたオープニングレセプション
●1月15日(土)13時/15時、作家によるギャラリートーク
※いずれも参加費無料
※予約不要