生誕110年記念荻須高徳展~憧れのパリ、煌めきのべネチア~

荻須高徳展 9月8日(木)~10月10日(月・祝)10時~20時(最終日17時まで。閉場30分前締切)、美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。JR・近鉄京都線・地下鉄烏丸線「京都」直結、ジェイアール京都伊勢丹7F隣接。有料Pあり)TEL075・352・1111。
 文化勲章受章の洋画家、荻須高徳(1901~1986)の生誕110年を記念する回顧展。愛知県稲沢市出身の荻須は、東京美術学校(現・東京藝術大学)を経て、25歳で渡仏してから84歳で亡くなるまで、パリに住み、歴史がしみ込んだ石造りの建物や街並みを描き続けました。薄曇りの光に照らされた灰色のパリ。そして、パリとは対照的な明るい日差し惹かれて、たびたび長期滞在をしたのがベネチアです。温かみのある赤い壁が運河の水に揺れる風景を描きました。
 本展では、生涯のテーマともいえる2つの古都、パリとベネチアを描いた代表作のほか、人物画や花の絵など約80点を紹介し、「日本生まれのパリ人」と評された荻須の魅力に迫ります。
 一般800円(前売り600円)、大高生600円(前売り400円)、中小生400円(前売り200円)。
 チケット取り扱いTEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:52820、イープラス ほか。
 問い合わせTEL075・352・1111(ジェイアール京都伊勢丹)。

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古代学講座「邪馬台国と箸墓古墳」

 9月7日(水)~3月7日(水)[第1水曜]13時~14時半、古代学協会講座室(京都市中京区高倉通三条上ル〔京都文化博物館別館〕。地下鉄「烏丸御池」より三条を東へ徒歩3分。有料Pあり)。
 今年は、近代邪馬台国論争が始まって101年目にあたります。日本古代史のさまざまな問題の中で、これほど関心を持たれたテーマはありません。21世紀の今も、いまだに大和説、九州説が並行し、論点は出尽くした感もあります。解決の糸口はどこにあるのでしょうか。そのカギを握る卑弥呼の墓ともいわれる箸墓古墳をはじめ、大和の古墳や遺跡を見直しつつ、新たな見方によってこの問題に迫ってみようと思います。
 講師=関川 尚功(前橿原考古学研究所主幹)
 1回1000円。※全回分一括申込
 定員12人。
 申し込み・問い合わせTEL075・252・3000/FAX075・252・3001(古代学協会)。

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第307回市民寄席

 9月7日(水)19時(18時半開場)、京都芸術センター講堂(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」、阪急京都線「烏丸」より徒歩5分。Pなし)。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 「狸さい」笑福亭呂竹、「うなぎ屋」桂あさ吉、「鴻池の犬」桂春若、「悋気の独楽」桂きん枝。
 木戸銭1800円(前売り1500円)。全席自由。※前売券完売の場合、当日券なし
 チケット取り扱いTEL075・213・1000(京都芸術センター)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:413-546 ほか。
 問い合わせTEL075・213・1000(京都芸術センター)。

ノブコ・ウエダ展

ノブコ・ウエダ展 9月7日(水)~9月25日(日)12時~19時(火曜休。最終日17時まで)、ギャラリーかもがわ(京都市上京区葭屋町通出水上ル亀屋町321。市バス「堀川下立売」下車徒歩2分。Pなし、周辺に有料Pあり)TEL075・432・3558。
 銅版画・彫刻作家として活発に作品を発表し、国内にとどまらずフランスやスペインでも活躍するノブコ・ウエダ展。
 問い合わせTEL075・432・3558/FAX075・415・7900(ギャラリーかもがわ)。

辻田恭子・玉邑みち子 二人展

辻田恭子・玉邑みち子 二人展 9月7日(水)~9月18日(日)12時~19時(月曜休。最終日17時まで)、ギャラリーにしかわ(京都市中京区河原町四条上ル塩屋町332 マロニエビル2F。阪急烏丸線「河原町」より徒歩3分)TEL075・212・3153。
 この度はお二人にお願いして、元気が出るようなカラフルな展覧会になればと思い、展覧会タイトルを「Color」とつけさせていただきました。それぞれの個性を感じさせるアクセサリーを身に着けてどこか出かけてみませんか

―辻田恭子・玉邑みち子

 問い合わせTEL075・212・3153(ギャラリーにしかわ)。

岡本光博 Artist’s Shit and Miso

岡本光博 9月6日(火)~9月18日(日)12時~19時(月曜休。最終日17時まで)、GALLERYはねうさぎ(京都市東山区三条通神宮道東入ル 神宮道ビル2F。地下鉄東西線「東山」1・2番出口より東へ徒歩3分)TEL075・761・9606。
 問い合わせTEL/FAX075・761・9606(GALLERYはねうさぎ)。

第6回 四人展 QUATRE BLANC

第6回 四人展 QUATRE BLANC 9月6日(火)~9月11日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャラリーカト(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
 出品=朝倉康夫、釆野英一、長谷岩友、山本雄久。
 問い合わせTEL075・231・7813/FAX075・231・7814(ギャラリーカト)。

色と光の染色―山口通恵を偲ぶ

色と光の染色―山口通恵を偲ぶ 9月6日(火)~9月11日(日)12時~19時(最終日18時まで)、ギャラリー恵風(京都市左京区丸太町通東大路東入ル一筋目角南側 野村ビル1F。京阪本線「神宮丸太町」より徒歩5分)TEL075・771・1011。
山口通恵(1950~2008)といえば「光の染色」がまず思いうかびます。瓜生山の望天館の屋上で、夏には照りつける太陽の下で、またあるときは比叡おろしの寒風に飛ばされまいと、文字通り天を望み雲を読みながら、はるかかなたの宇宙からのメッセージを、一枚の布に焼き付けようと、奮闘していた姿が目に浮かびます。没後三年、1990年代の「光の染色」を中心に山口通恵の仕事をふりかえってみたいと思います。

―ギャラリー恵風

 問い合わせTEL075・771・1011/FAX075・771・0358(ギャラリー恵風)。

故・水上勉先生と友人たちによるチャリティー展─東日本大震災の被災地に心をよせて─

故・水上勉と友人たちによるチャリティー展 9月6日(火)~9月11日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より南へ徒歩3分)TEL075・231・3702。
 出品=水上勉、乾千恵、小山久美子、角りわ子、田島征彦、司修 ほか。
 問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。

※展示会の売上の一部が被災地に寄付されます

東日本大震災復興支援 京都国際マンガ展特別展2011

 9月6日(火)~9月11日(日)9時~17時(入館16時半まで)、京都市美術館別館1F(京都市左京区岡崎円勝寺町13〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・762・4671。
 東日本大震災復興支援 世界各国からの応援メッセージ 京都国際マンガ展特別展2011
 がんばれニッポン!─美しい地球に生きるPart7─
 一般400円、大高中生200円、小学生以下・シルバー(65歳以上)無料。
 問い合わせTEL075・762・4671/FAX075・762・4680(京都市美術館別館)。

※すべての入場料は東日本大震災義援金として寄付されます。