琳派展18 京の琳派~美を愉しむ

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9月10日(土)~11月6日(日)10時~18時(月曜休。祝日の場合開館、翌休み。入館17時半まで)、細見美術館(京都市左京区岡崎最勝寺町6-3。市バス「京都会館・美術館前」下車西へ徒歩約7分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・752・5555。

琳派展の第18弾となる同展では、光琳没後300年、雪佳誕生150年を記念し、細見コレクションより、江戸初期の本阿弥光悦、俵屋宗達から近代の神坂雪佳までの京の琳派を紹介します。
京都で生まれ、育まれた琳派は、古典的な要素を含みつつも常にその時代における新しい美として愛されました。またその作品は、飾り、使いながら愉しまれました。身の回りを彩る美として、絵画や工芸といった領域を超えて、さまざまなジャンルに応用され、親しまれる京の琳派をご堪能ください。

一般1200円、学生1000円。

問い合わせTEL075・752・5555(細見美術館)。

【関連イベント】
●古香庵茶事「正午の茶事 ~名残の趣向」
10月22日(土)同館茶室 古香庵。有料。要予約。
●ギャラリートーク
9月30日(金)11時~・10月15日(土)15時~。
講師=福井麻純(当館主任学芸員)
無料。※要入館料

秋期特別展 重要文化財指定記念 三代 樂 道入・ノンカウ展

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9月10日(土)~11月27日(日)10時~16時半(月曜休、祝日開館。入館は16時まで)、樂美術館(京都市上京区油小路通一条下ル。市バス「堀川中立売」「一条戻橋」下車徒歩約3分)TEL075・414・0304。

同館所蔵の『三代道入作 黒樂茶碗 青山』が重要文化財に指定されました。『青山』は、艶やかな黒釉に萌黄色の鮮やかな抽象紋が描かれ、道入作品の中でも極めて斬新な作行きです。樂家三代道入は、ノンカウの愛称で親しまれてきました。長次郎から数えて僅かに三代後、道入は革新的でモダンな世界を創造しています。道入の作品はこれまで三井記念美術館蔵の赤樂茶碗 『鵺』が重要文化財に指定されておりましたが、今回、『青山』が加わったことにより、赤・黒の茶碗が揃って重要文化財に指定されたことになります。これまでにも、樂家初代長次郎、本阿弥光悦の作品はそのいくつかが重要文化財となっておりますが、長次郎を除く樂歴代の中では、三代道入の作品が初めて重要文化財の指定を受けたこととなります。同展はこれを記念して、道入の作品を一堂に展観し、その作陶の軌跡を辿ります。

大人1000円、大学生800円、高校生400円、中学生以下無料。

問い合わせTEL075・414・0304、FAX075・414・0307(樂美術館)。

【関連イベント】
  • 手にふれる樂茶碗鑑賞会
    9月11日(日)、10月1日(土)、11月5日(土)
    ※開催日2カ月前よりTELにて受付
    小間席の雰囲気をお楽しみいただいた後、樂歴代の作品を手に取って鑑賞していただきます。
  • 特別鑑賞茶会
    9月18日(日)、10月16日(日)
    ※開催日1カ月前よりTELにて受付
    同館収蔵作品を使ってのお茶会です。席主は15代樂吉左衞門。

生誕130年 吉井勇

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9月10日(土)~10月10日(月・祝)9時~17時(月曜休、祝日の場合開館その翌休。入場16時半まで)、八幡市立松花堂美術館(京都府八幡市八幡女郎花43。京阪本線「八幡市」「樟葉」・JR学研都市線「京田辺」「松井山手」・近鉄京都線「新田辺」から京阪バス「大芝・松花堂前」下車すぐ。Pあり)TEL075・981・0010。

吉井勇(1886~1960)は、大正から昭和の時代に活躍した歌人で劇作家です。東京に生まれ、後年は京都で過ごしました。昭和20年(1945)から約3年間、八幡月夜田に寓居し、八幡にちなむ歌も多数残しています。このたびの小特集では吉井勇の生誕130年を記念し、八幡の思い出を中心にその作品をご紹介します。また、当館ゆかりの松花堂昭乗(1584~1639)の忌日(9月18日)にちなみ、菩提寺である泰勝寺(八幡平谷)に伝わる四つ切塗箱など「松花堂会」ゆかりの作品や、館蔵品を中心に秋にちなむ作品など、総数約50点を展示します。

一般400円、学生300円、高校生以下無料、庭園との共通券/一般760円、学生570円

問い合わせTEL075・981・0010(八幡市立松花堂庭園・美術館)。

【関連イベント】
吉井勇と八幡 こぼれ話<ミニトーク>/「小特集」にまつわる短いお話
9月25日(日)14時、展示室。
講師=古川章(エッセイスト)
無料(要観覧料)。※要予約、電話か来店にて申し込み。定員15人

ギャラリートーク/学芸員による展示解説
9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)。
各日14時~、展示室。※予約不要(観覧料必要)

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9月9日(金)19時半開演(19時開場)、嘉祥閣能舞台(京都市中京区両替町通竹屋町上ル。地下鉄烏丸線「丸太町」4番出口より徒歩3分)TEL075・222・0618。

  • 舞囃子「養老」坂口貴信
  • 狂言語「奈須与市語」野村太一郎
  • 独鼓「放下僧」坂口貴信、吉阪一郎
  • 狂言「寝音曲」茂山逸平、島田洋海
  • 舞囃子「天鼓 盤渉」林宗一郎

3000円。全席自由。定員130人

チケット取り扱いTEL070・5659・0014(MUGEN能事務局/平日10~18時)、TEL075・221・8371(茂山狂言会事務局)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:452-458。
問い合わせTEL070・5659・0014(MUGEN能事務局)、TEL075・221・8371(茂山狂言会事務局)。

ワークショップ「演劇とダンサー」

9月9日(金)~9月11日(日)、左京西部いきいき市民活動センター(京都市左京区田中玄京町149。京阪「出町柳」駅下車徒歩7分)TEL075・791・1836。

俳優・ダンサー・演出家/劇作家を講師に迎えた3日間の集中ワークショップを開催。「演劇における発語」と「ダンスの身体性」について、分野横断的なワークショップを行うことで、《ダンスにおける発語》《ダンサーの身体を用いた演技の可能性》を探ります。
ワークショップにおける実践を経て、最終日には座談会をひらき、3日間での気づきを言語化します。ダンサーの方はもちろん、このワークショップに興味をお持ちくださった方、ぜひ、踊る身体の準備と、演劇への関心を携えて、3日間の集中ワークショップにご参加ください。1人でも多くの方とご一緒に、密度の濃い3日間をつくれること、楽しみにしております。

  • 9月9日(金)18時~21時 辻本佳による、演技のための身体ワーク
  • 9月10日(土)13時~21時 太田宏(青年団)・あごうさとしによる、演劇ワークショップ
  • 9月11日(日)10時~15時 太田宏(青年団)・あごうさとしによる、演劇ワークショップ/15時~17時 座談会

5000円(3日間通し)。

チケット取り扱い
WEB申込みフォーム
問い合わせTEL090・6232・3558(10時~20時)、hatsugo.shintai[at]gmail.com

第10回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト募集

家族みんなでお料理すると、楽しい会話が弾みます。そんなコミュニケーションが広がる、わが家の「自慢メニュー」を教えてください。地区大会を勝ち抜いたチームは、東京で開催される全国大会へ!

書類選考~実技選考(都道府県大会、地区大会)を勝ち抜いた精鋭が全国大会(2017年1月29日)に出場します

募集テーマ=「わが家のおいしいごはん」 ~家族で一緒に作ろう、うちの自慢メニュー
参加資格=小学生とその親(保護者)の2人1組(ただし、子1人に対し、今年度に1回の募集となります)
調理の条件=食材費2000円程度(4人分)、調理時間60分
審査基準=親子のチームワーク・おいしさ・わが家ならではの工夫・ガスならではの調理方法を審査のポイントとなります。

【実技選考】
大阪予選大会 10月30日(日)、会場/hu+gMUSEUM(大阪市西区)
福知山地区大会 10月16日(日)、会場/(株)長田野ガスセンター ガス体感住宅「ウィステリア」
※京都の地区大会応募締切/9月9日(金)、当日消印有効

応募方法=応募用紙をコンテストのホームページからダウンロード、またはお近くのガス事業者店頭で入手し、必要事項を明記し、地区ごとの応募先へ郵送ください。
詳細

問い合わせTEL03・3502・0115(ウィズガスCLUB 全国親子クッキングコンテスト事務局〔日本ガス協会 業務部内〕/月~金(祝日除く)9時~17時)

物質性─非物質性 デザイン&イノベーション

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9月8日(木)~10月29日(土)11時~19時(日・祝休。10月2日は特別開館。10月2日・土曜18時まで)、京都addギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10。地下鉄東西線「太秦天神川」1番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・871・1480。

2015年10月─2016年10月まで日本とフランスは共同で「日本フランス・イノベーション年」を開催しています。日本とフランスは革新的な技術と伝統的な知識を織り交ぜ、未来に発信する土壌を兼ね備えているという共通点を有しています。特有の知識の保存やノウハウを、世代を超えて継承する名匠たち、有形・無形の遺産をどのように未来へと繋いでいくのか。フランスの哲学者ジャン=フランソワ・リオタール(1924─1998)がパリのポンピドゥー・センターで1985年に企画した「非物質的なもの」展の30周年を記念し、日仏両サイドから「物質性、非物質性」に焦点を当てる展示内容となっております。尚、同展覧会はフランス大使館、外務省の認定により公式イベントとして参加しています。

この展覧会では、デザイン・創造・イノベーションを通して物質性と非物質性の観念の可能性を探ってみたい。とりわけ、多くの意味において創始的で先駆的な芸術イベントでもあった「非物質的なもの(Les Immatériaux)」(ジャン=フランソワ・リオタール監修、パリ、ジョルジュ・ポンピドゥー・センター、1985年)の30周年を記念したオマージュでもある。30年を経た現代の制作と創造の場面において、リオタールが提唱した「脱物質化された物質的なもの」「第二の皮膚」「極薄」といったキーワードの残響はどのように耳にされるだろうか。

探求の場面は、4つ(ニューメディア・感覚能力・3Dモデリング・データベース)のジャンルに分かれる。

無料。

キュレーター=ミュリエル・ラディック
主催=公益財団法人DNP文化振興財団
後援=在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
協力=アンスティチュ・フランセ関西、ボロレ・ロジスティクス・ジャパン株式会社、KAIROS Art Consulting、かみ添、中京大学工学研究科、LABEX Art H2H、名古屋芸術大学、ポンピドゥー・センター、成安造形大学

問い合わせTEL075・871・1480(公益財団法人DNP文化振興財団)。

中島直美写真展~小休景

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9月8日(木)~9月13日(火)10時~17時(水曜日定休)、ギャラリー&喫茶・繭(京都市下京区仏光寺通烏丸東入ル上柳町315-11。地下鉄烏丸線「四条」3・5番出口すぐ)TEL075・351・2011。

問い合わせTEL075・351・2011(ギャラリー&喫茶・繭)。
※ギャラリーの規定により、贈答品等不可

田中杏菜20thバースデーコンサート

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9月7日(水)19時(18時半開場)、文化パルク城陽ふれあいホール(西館2F)(京都府城陽市寺田今堀1番地。近鉄京都線「寺田」東口より南へ徒歩約10分。有料Pあり)TEL0774・55・1010。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用ください。

出演=田中杏菜(ヴァイオリン)、木下智子(ピアノ)
プログラム=J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ・第2番ニ短調 BWV1004よりシャコンヌ、L.V.ベートーベン/ヴァイオリンソナタ第5番「春」、E.ショーソン「詩曲」、N.パガニーニ(編曲 F.クライスラー)/「魔女たちの踊り」

2500円(前売り一般2000円、学生1000円)。

申し込み・問い合わせTEL090・5652・7978(田中)、Masahiro.Tanaka[at]ma5.seikyou.ne.jp

由紀さおり・安田祥子 ファミリーコンサート 30周年記念 ~両手いっぱいの歌~

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9月7日(水)15時開演(14時半開場)、ロームシアター京都メインホール(京都市左京区岡崎最勝寺町13。市バス「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ。Pなし)TEL075・771・6051。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。

〝これからを生きる子どもたちに、美しい日本の歌を伝えたい。〟そんな思いで始まったふたりのコンサートも今年で30周年。
こころに響くたくさんの名曲をありがとうの気持ちとともに歌います。

出演=由紀さおり・安田祥子
共演=HAMORI-BE
ピアニスト=大杉光恵

6500円。全席指定。※3歳未満ひざ上鑑賞無料(但し座席必要な場合は有料)

チケット取り扱いTEL075・252・8255(otonowa)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:291-211 ほか。
問い合わせTEL075・252・8255(otonowa/10時~18時半/日・祝休。土曜不定休)。