立誠シネマ『月光』


3月11日(土)~3月24日(金)、立誠シネマ元・立誠小学校南校舎3F(京都市中京区木屋町通四条上ル備前島町310-2。阪急京都線「河原町」より木屋町通を北へ徒歩5分。駐輪・Pなし、近隣に有料あり)TEL080・3770・0818。

日本のみならず世界的に人権問題として取り組まれている「性暴力被害」。前作『風切羽』で、2013年全州国際映画祭インターナショナル・コンペティション Best Picture Prizeを受賞した小澤雅人監督待望の最新作は、この問題に真っ向から向き合い、人間の尊厳と希望を描くことに挑む。

脚本・監督・編集=小澤雅人
出演=佐藤乃莉、石橋宇輪、古山憲太郎 遠山景織子 上野優華 鳴神綾香 瑞生桜子
(2016/日本/111分)

一般1700円、学生・シニア1400円。
※3月11日(土)上映終了後小澤雅人監督トークイベントあり

問い合わせTEL080・3770・0818(立誠シネマ)

【詳細】
3月11日(土)~3月17日(金)13時半~
3月18日(土)~3月24日(金)17時05分~

井上同門定期能3月公演


3月11日(土)13時開演、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。

能「百萬」法楽之舞 勝部延和、狂言「梟」善竹忠重、能「天鼓」吉田篤史

一般4000円(前売り3800円)、学生2000円。※要学生証

チケット取り扱いTEL075・771・6114(京都観世会館)、TEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:56518 ほか。
問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。

ひろいのぶこ展~旅する布たち


3月11日(土)~3月26日(日)11時~19時(3月13日、3月21日休)、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA〔アクア〕(京都市中京区油小路通御池押小路町238-1。地下鉄東西線「二条城前」2番出口南東へ徒歩約1分。Pなし)TEL075・253・1509。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

京都市立芸術大学染織専攻教授、ひろいのぶこの退任記念展。
羊毛や絹などの繊維を中心に、紙・金属・貝・珊瑚などの素材、織る・組む・縫う・縮絨(しゅくじゅう)などの技法による平面や立体、インスタレーションの作品数十点を展示。また、日本と世界をめぐる染織研究の旅を通じて、ひろい自身が収集した多種多様な染織品や道具類、素材なども展示。

問い合わせTEL075・253・1509、gallery[at]kcua.ac.jp(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)。

【関連イベント】
ギャラリートーク ※予約不要
3月11日(土)14時~
ひろいのぶこ×井上明彦(京都市立芸術大学教授・造形計画)×永守伸年(京都市立芸術大学講師・哲学)
3月20日(月・祝)14時~
ひろいのぶこ×上羽陽子(国立民族学博物館文化資源研究センター・准教授・民族芸術学・染織研究)
オープニングレセプション ※予約不要
3月11日(土)16時~

平成29年春季茶道具取合展「薫風」

3月11日(土)~6月11日(日)10時~16時(月曜休、祝日の場合開館・翌休)、北村美術館(京都市上京区河原町通今出川南一筋目東入ル梶井町448。市バス「河原町今出川」下車徒歩2分。P3台あり)TEL075・256・0637。

 一般600円、学生400円。

問い合わせTEL075・256・0637(北村美術館)。

第三劇場卒業公演『アプレゲール—〈賢者〉の時代』


3月10日(金)~3月12日(日)、同志社大学新町キャンパス学生会館別館1F小ホール(京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1。地下鉄烏丸線「今出川」2番出口より徒歩10分、または市バス「今出川新町」下車、徒歩5分。Pなし)。

1970年11月25日、三島由紀夫が死んだ。既に五輪も万博も終わっていた。医学生の朝飛洋子は時流とは裏腹に学生運動に熱中する恋人、人見勝利の身を案じていた。2005年に愛・地球博を終え、2020年に東京五輪を控えた現代と当時が交叉する。

脚本・演出=神田真直

1000円(前売り800円)、高校生割り(要証明書)・リピート割り(半券提示)500円。

チケット取り扱いWEB申し込みフォーム
問い合わせsangeki303[at]yahoo.co.jp、TEL080・1501・0409(制作)

【開演時間の詳細】
3月10日(金)14時/19時
3月11日(土)14時/19時
3月12日(日)14時
※開場は開演の30分前

第7回おんな三人展


3月10日(金)~3月12日(日)11時~18時(最終日16時まで)、gallery mint(京都市左京区岡崎徳成町29-3 岡崎ミントビル1F。地下鉄東西線「東山」より徒歩6分)TEL075・762・2363。

京都造形芸大美術科陶芸コース通信教育卒業生有志。

問い合わせTEL075・762・2363(gallery mint)。

山岡敏明展「GUTIC」


3月10日(金)~3月26日(日)11時~19時(月曜休。但し3月20日は開廊。金曜は20時まで)ギャラリーパルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48 三条ありもとビル。[ル・グランマーブル カフェ クラッセ]店舗内より2F。阪急京都線「河原町」・京阪本線「三条」より徒歩15分。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩5分)TEL075・231・0706。

展覧会タイトルは、詩人・吉野弘(1926 – 2014)による詩「I was born」からとられています。この有名な詩の中で、英語を習ったばかりの少年である「僕」は、妊娠した女性とすれ違い、ふと「<生まれる>(=I was born)ということがまさしく<受身>である訳を諒解」します。一緒にいた父にその発見を告げると、父は訥々と、2〜3日で死んでしまう蜉蝣(かげろう)の話をしたあとに、「僕」の母が僕の出生後間もなく死んだことを告げます。父の話は「僕」に、口すら退化し、胸の方まで卵にふさがれた雌の蜉蝣と、「母」を重ねた、強烈なイメージを思い描かせます。
山岡によるGUTICは、近年、生物の器官のような有機的な輪郭・質感をもった、独特の「カタチ」を画面上にあらわしています。この「GUTIC」は、世に生まれ出ることのなかった『もうひとつの現実』としての形象であり、その結果を導いたのは偶然的で「不条理な」出来事や選択の累積によるものではないかと彼は考えます。彼の言葉の裏を返せば、私たちが現実世界で目にしているあらゆる形象、あるいは私たちの身体そのものが、ある種の「不条理さ」の連続と累積の上にかろうじて成り立っているものとも言えるでしょう。
すべての生物は、なぜそのような形態で生まれなければならなかったのか、という不条理を生まれながらに引き受けた状態として、いわば「生まれさせられた(was born)」ものであるとも言えるかもしれません。山岡によって生み出された形体=あったかもしれない「もうひとつの現実」の姿を通して、私たちが目にしている「たったひとつの現実」の揺らぎを目撃する時間となれば幸いです。(ギャラリーパルク)

問い合わせTEL/FAX075・231・0706(Gallery PARC)。

小川方子個展─ドイツ・旅(油彩)


3月9日(木)~3月14日(火)12時~18時(最終日17時まで)、ExaART(京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町594 岡本鏡店ビル505号。阪急京都線「河原町」より徒歩5分)TEL075・746・2776。

ドイツの旅で出会った風景を中心に描画。新制作発表時の130号も展示予定。
独特の色使い、表現は多くのファンを魅了し続けています。

無料。

問い合わせTEL075・746・2776(えくさあーと)。

M☆3 文化庁京都移転記念特別公演『かえりのかい』


3月8日(水)~3月13日(月)、元・立誠小学校音楽室(京都市中京区木屋町通四条上ル備前島町310-2。阪急京都線「河原町」より木屋町通を北へ徒歩5分。駐輪・Pなし、近隣に有料Pあり)。

それでは、帰りの会をはじめます。
元・立誠小学校で、元・小学生たちによる元・帰りの会。
昭和92年。かつての小学校の教室で、かつての小学生たちによる「帰りの会」がはじまります!
「席についてください」「いない人は手を挙げてください」「係りからのお知らせ」
どうしてみんなは帰りの会をおこなうのか?
教室に西日が差し込んでいくみんなの心にも未来への希望が差し込んでいく…!

作=ブルーバード
演出・美術=杉原邦生[KUNIO/木ノ下歌舞伎]
出演=稲森明日香(夕暮れ社 弱男ユニット)、金子仁司(維新派)、九鬼そねみ(努力クラブ)、熊川ふみ(範宙遊泳)、合田団地(努力クラブ)、長南洸生(悪い芝居)、松岡咲子(ドキドキぼーいず)、御厨亮(GERO)、緑川史絵(青年団)、森田真和(劇団森田真和)、石原慎也、丹羽菜緒(新人)

一般2800円(前売り2500円)、学生・25歳以下2300円(前売り2000円)、高校生以下500円。※要証明書、未就学児入場不可

チケット取り扱いWEB申込みフォームtryMstars[at]gmail.com
問い合わせTEL050・5318・7717(制作)。
M☆3

【開演時間の詳細】
3月8日(水)19時
3月9日(木)19時
3月10日(金)19時
3月11日(土)18時★
3月12日(日)18時★
3月13日(月)16時
※受付・開場は各回開演30分前
※★の回は、終演後にアフターイベント「かえりのかい」あり

能本をよむ会 第315回「隅田川」

3月8日(水)15時~16時半、キャンパスプラザ京都4F 第4講義室(京都市下京区西洞院通塩小路下ル。JR「京都」中央口より西へ約300メートル。有料Pあり)TEL075・353・9111。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください

講師=味方健
能=隅田川

1000円。※当日受付可能。筆記用具持参

問い合わせTEL075・332・1865(山中)。