“みかた”の多い美術館展 さわる知る 読む聞くあそぶ はなしあう 「うーん」と悩む 自分でつくる!

10月7日(土)~11月19日(日)9時半~17時(月曜休、但し祝日の場合開館、翌日休。入場は閉館時間の30分前まで)、滋賀県立美術館 展示室3 (滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1。JR琵琶湖線「瀬田 」駅より 路線バスで「文化ゾーン前」駅下車、徒歩5分 。周辺無料Pあり) TEL077・543・2111 。
滋賀県立美術館のコレクションを中心に、「見る」だけではない、様々な方法で楽しむ展覧会。普段はあまり美術館に来ない方々(小さな子ども連れ、障害のある方、県内に住む外国ルーツの方など)に提案してもらった理想の“みかた”を実現。2021年に国立民族学博物館で開催され、好評を博した「ユニバーサル・ミュージアム展」の出品作をはじめ、さわることのできる作品を展示。自分で手を動かして「つくる」コーナーを展示室内に展開。
出展作家=今井祝雄、鵜飼結⼀朗、岡本⾼幸、ワシリー・カンディンスキー、神⼭清⼦、澤⽥真⼀、⽥代雄⼀、⽥中敦⼦、塔本シスコ、藤岡祐機、前川紘⼠、松井利夫、百瀬⽂、⼭⼝晃、若林孝典、渡辺泰幸 ほか
一般950円、大高生600円、中小生400円、未就学児無料、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方無料。
※同時開催中の常設展観覧可
問い合わせ TEL077・543・2111 。
【関連イベント】
●「さわるを楽しむ&学ぶ」
①ワークショップ「手ざわりで味わう絵本と文化財」/10月8日(日)14時半~15時半、同館木のホール
解説=吉田沙矢香(滋賀県立図書館)、鈴木康二(公益財団法人滋賀県文化財保護協会)
無料。
定員=20人
※要予約 こちら・抽選
②講演会「この子らから世に光を―『ユニバーサル・ミュージアム』という思想」/10月8日(日)15時半~16時半、同館木のホール
講師=広瀬浩二郎(国立民族学博物館 人類基礎理論研究部 教授)
無料。
定員=40人
※要予約 こちら・抽選
※本イベントには、定員とは別に、ユニバーサル・ミュージアム研究会員も参加します
●たいけんびじゅつかん
小・中学生とその保護者対象の、展覧会鑑賞&創作体験/10月22日(日)13時~15時半
300円。
定員=15人
※要予約 こちら・抽選
●(ほぼ)毎週末ギャラリートーク/10月15日(日)・10月28日(土)・11月12日(日)・11月18日(土)、14時~15時
同展覧会の担当学芸員が展示室を案内
定員=各回20人
※予約不要・当日先着
特別展 東福寺

10月7日(土)~12月3日(日)9時~17時半(月曜休。入館は閉館30分前まで)。京都国立博物館 平成知新館(京都市東山区茶屋町527。市バス「博物館・三十三間堂前」下車すぐ。有料Pあり)TEL075・525・2473。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の展覧会。伝説の絵仏師・明兆による記念碑的大作「五百羅漢図」全幅を修理後初公開するとともに、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類も一堂に展観します。五百羅漢図は、4期に分けて公開。
【前期】10月7日(土)~11月5日(日)
【後期】11月7日(火)~12月3日(日)
※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替えあり
一般1800円、大学生1200円、高校生700円、中学生以下・障がい者手帳(*)等提示の方とその介護人1人無料。
*=身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証
※大学生・高校生の方、要学生証提示
詳細は展覧会公式サイト より要確認
問い合わせ TEL075・525・2473(テレホンサービス)。
【関連イベント】
記念講演会
11月4日(土)/「京都・東福寺と杭州径山の交流」 講師=榎本 渉(国際日本文化研究センター 教授)
11月11日(土)/「東福寺と禅宗の仏像」 講師=淺湫 毅(追手門学院大学 教授)
11月18日(土)/「墨跡にみる円爾と聖一派」 講師=六人部 克典(東京国立博物館 研究員)
11月25日(土)/「東福寺と伝法衣―袈裟をめぐる物語―」 講師=山川 曉(京都国立博物館 上席研究員/企画室長 兼 工芸室長)
各日13時半~15時、B1同館講堂。
無料。※要本展覧会当日観覧券
※各日先着200人(当日9時より同館1Fインフォメーションにて、1人1枚ずつ整理券配布)
発掘された京都の歴史2023

10月7日(土)~11月12日(日)9時~16時半(月曜休、ただし祝日・休日の場合次の平日休)、京都府立丹後郷土資料館〔ふるさとミュージアム丹後〕(京都府宮津市字国分小字天王山611-1。KTR宮津線「天橋立」より丹海バス〔経ヶ岬・蒲入・伊根方面行き〕「資料館前」下車徒歩3分)TEL0772・27・0230。
速報展示では、令和3・4年度に京都府内で実施された発掘調査及び整理作業の成果を出土遺物や写真パネルなどを用いて紹介します。
企画展/芝山古墳群
一般200円、中小生50円、65歳以上・障がい者手帳お持ちの方とその介護人無料。
※中小生などの学校教育活動の場合は申請により無料
申し込み・問い合わせTEL0772・27・0230/FAX0772・27・0020(京都府立丹後郷土資料館)。
【関連イベント】
文化財講座「発掘された京都の歴史2023のみどころ」/10月7日(土)13時半~、同館第1研修室
特別展「大名と菓子─百菓繚乱─」

10月7日(土)~11月6日(月)8時半~17時(入館は16時半まで)、彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町1番1号。JR東海道本線・近江鉄道「彦根」駅下車徒歩15分。周辺に有料Pあり)TEL0749・22・6100。
江戸時代、菓子は、幕府の儀礼や贈答の場で重用され、江戸は、菓子作りの先進地であった京とともに、菓子文化の中心地となりました。大名たちはしばしば、好みの菓子を注文し、自らが食すだけでなく、他大名や家族、家臣への贈り物として用いていました。贈られた菓子が気に入れば、御用菓子屋に同じものを作らせるなどして楽しんでいたことも、近年の研究から明らかになってきました。
将軍家や大名家の御用を勤めた菓子屋に伝来した注文書や、菓子意匠の見本帳、菓子製作で用いる木型などを見ると、大名たちが、自らの「好み」を菓子に体現すべく、その味や意匠に趣向を凝らしていたことが窺い知れます。
彦根市は「井伊直弼公の功績を尊び茶の湯・一期一会の文化を広める条例」を制定しました。同展は、この条例の施行記念として開催するもので、菓子に深い関心を寄せた大名たちにゆかりの菓子木型や菓子雛形、茶会記や注文書などの種々の資料を一堂に展示します。
【常設展示】〝ほんもの〟との出会い
一般500円、中小生250円。
※上記料金で常設展も観覧可
問い合わせEL0749・22・6100(彦根城博物館)。
第42回 ペトロフピアノコンサート 「明治~大正・ピアノが結んだヨーロッパと日本」

10月6日(金)19時開演(18時開場)。京都芸術センター2F講堂(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」、阪急京都線「烏丸」より徒歩5分。Pなし)。TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
中村大三郎 屏風「ピアノ」のレプリカ完成披露記念。
ピアノ=山縣美季
プログラム=バッハ/カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」変ロ長調 BWV 992、シューマン/『子どものためのアルバム』から「小さなロマンス」Op.68-19、シューマン作曲/『子供の情景』から「トロイメライ」Op/15-7、ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2嬰ハ短調、瀧廉太郎/「メヌエット」「憾(うらみ)」、フォーレ/バラードOp.19 嬰ヘ長調、ショパン/ポロネーズ第6番「英雄」変イ長調Op.53
2000円(前売り1500円)。
※未就学児入場不可
チケット取扱い 京都芸術センター 窓口(10時~20時)。
問い合わせFAX075・221・4406(明倫ペトロフの会:長谷川)
カテリーナ・コンサート~ウクライナに平和を!~

10月6日(金)18時半開演(18時開場)、京都教育文化センター ホール(京都市左京区聖護院川原町4-13。京阪本線「神宮丸太町」5番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・771・4221。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
ウクライナの民族楽器バンドゥーラの響きと日本とウクライナの歌
〈1部〉ウクライナの歌を中心に/幸せの鳥・ウクライナ ほか
〈2部〉日本の歌を中心に/赤とんぼ・ハナミズキ・涙そうそう ほか
3200円(前売り2800円)
※収益はウクライナ人道支援にあてます
申し込み・問い合わせTEL075・275・5826、✉jeskyoto@nifty.com(日本ユーラシア協会京都府連合会)
イランの手織り絨毯・キリム展
伊東五六 遺作展─時の彩り、追憶の風景─

10月6日(金)~10月11日(水)11時~18時(最終日17時まで)、スペース妙(みょう)(京都市左京区松ヶ崎堀町1-1。地下鉄烏丸線「松ヶ崎」2番出口より北山通を東へ約5分)TEL090・6605・0656。
問い合わせTEL090・6605・0656(space 妙)。
茶碗展

10月6日(金)~10月28日(土)11時~18時(日・月曜休。最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー(京都市中京区一之舟入町375 SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」駅 ゼスト16番出口より徒歩3分)TEL075・585・5690。
一服のお茶を喫するうつわという枠組みにとどまらず、作家の美的感性や土の質感を五感で味わえる茶碗や作家の造形感覚によって現代アートに昇華させた茶碗などそれぞれの作家の個性が光る渾身の自信作を展示します。
出展作家=池田省吾・伊勢﨑晃一朗・市川透・氏家昂大・木村盛康・後藤秀樹・馬場隆志・平松龍馬・三原研・柳下季器・山口真人・由良薫子・若杉聖子
無料。
※10月6日は10時半より整理券の配布あり
問い合わせTEL075・585・5690(桃青京都ギャラリー)。
京の都を河川から考える~鴨川・桂川・宇治川を中心に~
10月6日(金)10時~11時半、京都生涯学習総合センター(京都アスニー)4Fホール(京都市中京区丸太町通七本松西入ル。市バス「丸太町七本松」または「京都アスニー前」下車。有料Pあり)TEL075・812・7222。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
講師=鈴木康久(京都産業大学 現代社会学部教授)
無料。
※予約不要
※先着350人
問い合わせTEL075・812・7222(京都アスニー事務係/受付9時~17時。火曜休)