川埜龍三個展~無心に降る百年

川埜龍三個展~無心に降る百年 10月3日(金)~10月13日(土)12時~17時(火・水曜休)、Gallery I(京都市中京区寺町通夷川上ル西側久遠院前町671-1寺町エースビル1F西。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩7分)TEL075・200・3655。
 10月3日(金)~6日(月)・12日(金)・13日(土)、作家在廊。
 問い合わせTEL075・200・3655(Gallery I)。

京都ハイクファミリー秋の特別例会「志賀高原・志賀山・池めぐりコース」

 10月3日(金)~10月5日(日)、JR「京都」駅八条口集合─志賀高原。
▽秋の特別例会「志賀高原・志賀山・池めぐりコース」

  • 10月3日(金)07:30 JR「京都」駅─(バス)─志賀高原─横手山散策
  • 10月4日(土)
    • Aコース 志賀山─奥志賀山─大沼池─清水バス停
    • Bコース 池めぐりコース─大沼池─清水バス停
  • 10月5日(日) 志賀高原─戸隠高原(散策・自由昼食)─京都
  • 宿泊=熊ノ湯硯川温泉硯川ホテル

 主催=新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリー

sceneのつくりかた~牛島光太郎展

sceneのつくりかた~牛島光太郎展 10月3日(金)~10月19日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
 牛島光太郎(1978年・福岡県生まれ)は、2003年に成安造形大学彫刻クラス研究生を修了以降、おもに『scene』と『意図的な偶然』のふたつのシリーズを軸に作品制作・発表を続けています。
 大学在籍中にはおもに石彫作品の制作に取り組んできた牛島は、次第に「モノと文字(言葉)」による作品を展開させ、2003年より『scene』と名付ける一連のシリーズを進めます。牛島は『scene』において、「物語をつくる」という事を強く意識しながらも、意図的な物語の構築は避け、日常のとりとめない場面や出来事などを切り取り・つなげ、そこにシーンのようなものを浮かび上がらせます。『scene』は「モノと言葉」(日常品や拾ったモノと、おもに刺繍による言葉)によって構成され、それらは一見すると「無関係な距離」を保ちながらも、鑑賞者はそれらが「いつか・どこかで交差する」かのような「予感」を覚え、その茫漠とした『scene(風景・光景・情景)』の中に確かに物語を見るのではないでしょうか。
 この『scene』による一連のシリーズは、2003年よりscene-1、scene-2、scene-3……として連番により発表されてきましたが、2008年のscene-36の発表を最後に、2014年の京都芸術センターでの展覧会「イマジネーション・スーパーハイウェイ」でのscene-37・scene-38の発表までその制作は途切れていました。ここで約6年ぶりに『scene』に取り組む牛島にとって、本年の『scene』の制作は、そのつくり方を思い出したり、検証したりする作業となり、その作業の中で、「断片を集めて編集する」作業に改めて面白味と可能性を感じたといいます。
 本展、「scene の つくりかた」は、2008年のscene-1にいたるまでと、scene-36からscene-37までの約6年の間を中心に、牛島が制作していた『scene』にまつわるいくつかの習作や試みを展示するものです。「異なる要素」を「繋ぎ合わせる」点に着目して試みられたドローイング作品をはじめ、牛島作品に多く用いられる「布」を要素とした作品や「モノと言葉」により空間にアプローチした作品など、sceneにまつわる作品が、その最新作とともに展示されます。
 これらは「scene とは なにか」という結論を提示するものではなく、牛島の自問にも似た確認と検証を込めて計画されたものですが、鑑賞者の皆様には牛島作品に通底する「はじまりも 終わりも ない 物語 の 予感」が何によってもたらされ、どのような『scene(風景・光景・情景)』を見せているのかを知る手がかりとなるのではないでしょうか。
 尚、牛島光太郎は本展開催期間に一部会期をあわせ、大阪・GALLERY wks.にて「scene-39 牛島光太郎展」を開催し、『scene』の最新作を発表しています。2つの展覧会を通じて、『scene』を予感させる最初期の作品から、その最新作をあわせてご覧いただけるこの機会をぜひお楽しみください。(ギャラリー・パルク)
 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。

高瀬川から生まれた徳川京都~大名屋敷・御土居藪・幕末政争

 10月2日(木)14時、京都府立総合資料館4F講堂(京都市左京区下鴨半木町1-4。地下鉄烏丸線「北山」1番出口すぐ)TEL075・723・4831。
 講師=中村武生(歴史地理史学者)
 無料。定員200人。
 問い合わせTEL075・723・4831/FAX075・791・9466(京都府立総合資料館)。

ミーム・コーポレル・ドラマティック研究会「ドラマ組合」成果発表会

 10月1日(水)19時開演(18時40分開場)、P-act(京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448清和テナントハウス2F。京阪鴨東線「出町柳」より西に徒歩10分、または市バス「河原町今出川」下車すぐ。Pなし)。
 20世紀フランス演劇界の巨匠、エティエンヌ・ドゥクルーが開発した身体を使ったドラマティックアート、ミーム・コーポレル・ドラマティック。ミーム・コーポレル・ドラマティックの研究・研鑽・紹介に務める研究会「ドラマ組合」による成果発表会。
 500円。定員30人。
 申し込み・問い合わせTEL090・4491・3161(パーカーズ:山谷)。

10月の上映~「野口久光の愛した映画たち」「映画と音の良い関係2」

野口久光の愛した映画たち

大人は判ってくれない
10月7日(火)
18:30
※1959年フランス(モノクロ・99分)/監督:フランソワ・トリュフォー/出演:J・P・レオ、パトリック・オーフェー
赤い靴
10月11日(土)
13:30/17:00
※1948年イギリス作品(カラー・133分)/監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー/出演:モイラ・シアラー、アントン・ウォルブルック
天井桟敷の人々
10月12日(日)
13:30/17:00
※1945年フランス作品(モノクロ・190分)/監督:マルセル・カルネ/出演:アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー
巴里の空の下セーヌは流れる
10月13日(月・祝)
13:30/17:00
※1951年フランス作品(モノクロ・114分)/監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ/出演:ブリジット・オーベエル、ジャン・ブロシャール、ルネ・ブランカール
グレン・ミラー物語
10月15日(水)
13:30/18:30
※1954年アメリカ作品(カラー・115分)/監督:アンソニー・マン/出演:ジェームズ・ステュアート、ジューン・アリソン
禁じられた遊び
10月16日(水)
13:30/18:30
※1952年フランス作品(モノクロ・87分)/監督:ルネ・クレマン/出演:ブリジット・フォッセー、ジョルジュ・プージュリー
肉体の悪魔
10月18日(土)
13:30/17:00
※1947年フランス作品(モノクロ・116分)/監督:クロード・オータン=ララ/出演:ジェラール・フィリップ、ミシェリーヌ・プレール
居酒屋
10月19日(日)
13:30/17:00
※1956年フランス作品(モノクロ・112分)/監督:ルネ・クレマン/出演:マリア・シェル、フランソワ・ペリエ

映画と音の良い関係2

浅草の灯
10月7日(火)
13:30
10月9日(木)
13:30/18:30
10月17日(金)
18:30
※1937年松竹大船作品(モノクロ・77分)/監督:島津保次郎/出演:上原謙、高峰三枝子、夏川大二郎
素晴らしき日曜日
10月8日(水)、10月10日(金)
13:30/18:30
※1947年東宝作品(モノクロ・109分)/監督:黒澤明/出演:沼崎勲、中北千枝子、渡辺篤
君の名は 第一部
10月21日(火)、10月24日(金)
13:30/18:30
※1953年松竹大船作品(モノクロ・127分)/監督:大庭秀雄/共演:佐田啓二、岸恵子、月丘夢路
君の名は 第二部
10月22日(水)
13:30/18:30
10月25日(土)
13:30/17:00
※1953年松竹大船作品(モノクロ・109分)/監督:大庭秀雄/共演:佐田啓二、岸恵子、月丘夢路
君の名は 第三部
10月23日(木)
13:30/18:30
10月26日(日)
13:30/17:00
※1954年松竹大船作品(モノクロ・125分)/監督:大庭秀雄/共演:佐田啓二、岸恵子、月丘夢路
破れ太鼓
10月28日(火)、10月31日(金)
13:30/18:30
※1949年松竹太秦作品(モノクロ・109分)/監督:木下恵介/出演:阪東妻三郎、森雅之、木下忠司、大泉滉
たそがれ酒場
10月29日(水)
13:30/18:30
11月1日(土)
13:30/17:00
※1955年新東宝作品(モノクロ・94分)/監督:内田吐夢/出演:津島恵子、野添ひとみ、小杉勇
初春狸御殿
10月30日(木)
13:30/18:30
11月2日(日)
13:30/17:00
※1959年大映京都作品(モノクロ・84分)/監督:木村恵吾/出演:市川雷蔵、若尾文子、勝新太郎

柏原家伝来名品展

 10月1日(水)~11月3日(月)10時~16時(月曜休、祝日の場合開館)、洛東遺芳館(京都市東山区問屋町通五条下ル3丁目西橘町472。京阪本線「清水五条」2番出口より徒歩3分、または市バス「河原町五条」下車徒歩6分)TEL075・561・1045。
 婚礼調度品・きもの、月岡雪鼎・岸駒の掛軸、月岡芳年・歌川広重・小林清親・西川祐信の絵本・浮世絵。
 一般300円、大高生200円、中小生・和装100円。
 問い合わせTEL075・561・1045/FAX075・561・3651(洛東遺芳館)。

第4回RUAえんじ展

 9月30日(火)~10月5日(日)11時~18時(最終日16時まで)、ギャラリーカト(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
 立命館大学美術研究部OB・OG有志18人によるグループ展です。東京・長野・宮崎・三重・近畿県から参加者で、今回で4回目となります。
 問い合わせTEL075・231・7813/FAX075・231・7814(ギャラリーカト)。

ボストン美術館~華麗なるジャポニスム展

 9月30日(火)~11月30日(日)9時~17時(月曜休、祝日の場合開館。入場16時半まで)、京都市美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町124〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・771・4107。
 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行し、ジャポニスムという現象が生まれました。本展は、初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作《ラ・ジャポネーズ》をはじめ、ボストン美術館の所蔵品より厳選された絵画、版画、素描、写真、工芸など約150点を紹介します。
 一般1500円、大高生1000円、中小生500円。
 問い合わせTEL075・771・4107(京都市美術館)。