LOCAL/橋本幸志・橋本真弓
3月3日(火)~3月8日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート1F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。
問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。
延原武春指揮ベートーヴェン交響曲第7番
3月3日(火)19時開演、京都コンサートホール大ホール(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・711・2980(代)。
指揮=延原武春
出演=高田泰治(フォルテピアノ)、テレマン室内オーケストラ(クラシカル楽器使用)
プログラム=ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番ト長調、交響曲第7番イ長調
S席5800円、A席5300円。全席指定。※未就学児入場不可
チケット取り扱いTEL075・711・3090(京都コンサートホールチケットカウンター)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:244-775、TEL0570・084・005(ローソンチケット)Lコード:57581、イープラス。
問い合わせTEL06・6966・8000(公演事務局)。
仏像の森、本物の俵屋宗達の絵、ひいな祭り。旬の京都を案内します!
3月3日(火)13時~15時半、京阪本線「七条」駅1番出口(地上マクドナルド前)集合。
見どころの多い三十三間堂界隈で旬な話題を追ってガイドします。最近ブームの仏像。仏像の森と言われる程沢山の仏像が並んでいる三十三間堂はまさに圧巻! その東隣には血天井で知られる養源院が有ります。琳派誕生400年、琳派の祖と言われる俵屋宗達の絵が見れる養源院で日本画の粋を感じたら、鴨川を西へ。珍しい「ひいな祭り」を見学に市比賣神社へ。旬な京都を解説します。
一般2400円、小学生以下無料(要保護者同伴)。※拝観料別途(1100円)
申し込み・問い合わせ古都京都をぶらりと探訪「ことぶら」:田中。
Essentialim展~本質主義
3月3日(火)~3月8日(日)12時~18時、ギャラリーカト(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
問い合わせTEL075・231・7813/FAX075・231・7814(ギャラリーカト)。
吉原英里展 Sound of Silence
3月3日(火)~3月29日(日)11時~19時(月曜休)、ギャラリーなかむら(京都市中京区姉小路通河原町東入ル。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・6632。
問い合わせTEL075・231・6632/FAX075・231・6655(ギャラリーなかむら)。
上路市剛個展「re:male」
3月3日(火)~3月15日(日)12時~19時(月曜休。最終日18時まで)、ギャラリー知(京都市中京区丸太町通寺町東入ル下御霊前町633青山ビル1F。京阪鴨東線「神宮丸太町」より徒歩5分)TEL075・585・4160。
私は“人”を作る。それは私が自分の存在を確認し、一人ではないと思い込ませ、社会/他者と繋がるため。しかし、私は他者を求めるが、どうしても他者を遠ざけてしまう。コミュニケーションの欠陥。
私の作る“人”はその欠陥を補うための手段であり、同時に私の心を慰めるセックスドールでもある。
Human is a motif of my artworks. I follow art with the aim of identifying myself, convincing myself that I’m not alone, and being related to the world. My real intention is to be connected with other people, but I tend to alienate them. Communication difficulty.
Making works of human figure is a way to compensate for my defect in sociality, and my works play a role of sexdoll for myself, kind of.
問い合わせTEL075・585・4160(ギャラリー知)。
小さな祈り展~京仏壇の創造
3月3日(火)~3月8日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャラリーカト(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
琳派~仏の匠展と同時開催。
問い合わせTEL075・231・7813/FAX075・231・7814(ギャラリーカト)。
第80回創紀展
3月3日(火)~3月8日(日)9時~17時(最終日16時まで)、京都市美術館別館1F(京都市左京区岡崎最勝寺町13〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・762・4680。
無料。
問い合わせTEL075・771・4107(京都市美術館本館)、TEL/FAX075・751・1761(創紀会事務局:安本)。
白い暴力と極彩色の闇:山本聖子展
3月3日(火)~3月22日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
2004年に大阪芸術大学を卒業、2006年に京都造形芸術大学大学院を修了した山本聖子(やまもと・せいこ/1981年・京都府生まれ)は、これまで京都・東京での個展による発表の他、国際芸術センター青森でのレジデンス(2010年)、VOCA展出品(2011年)などに精力的に取り組み、六甲ミーツ・アート芸術散歩(2011年)にて公募大賞、東京ミッドタウンプログラム:ストリートミュージアム(2011年)にてアートコンペ・グランプリを受賞するなど、その作品は高い評価を獲ています。その代表作でもある、不動産の挟み込みチラシにある「間取り図」を丁寧に切り取り、ラミネートパウチして再度切り抜いた無数のパーツを再構成した一連の立体作品は、私たちの生活空間の無機的な画一性とともに、タテとヨコの線へと還元された「間取り図」が、なおも見せる有機的な美しさをあわせて見ることができるものです。また、2012年のGallery PARCでの個展「円の手ざわりはつるつるかざらざらか」では、その間取り図による作品のほか、「巨大な三角形が指し示す宙づりのアンパン」などによるインスタレーションを発表し、「内:外」あるいは「向こう:こっち」といった関係項に存在する「距離」「違和」「美の在り処」、そのリレーションを探るための空間を創出しました。
手による作業を重視し、その過程で素材や展示空間のディティールを確認しながら、そこに状況や空間を創出してきた山本は、本展「白い暴力と極彩色の闇」では、初の試みとして映像作品5~6点を展示いたします。これらは山本がレジデンスプログラムにより滞在したメキシコ(2013~14年)、オランダ(2014年)での経験と思索を基に構想されたもので、作家にとって映像による作品制作は初の試みとなるものです。
本展に際して山本が映像を表現媒体に選ぶに至ったのは、はじめて訪れた土地を手探りで知る中で、その記録としてビデオカメラをまわしたことがきっかけですが、その土地や歴史を知る中で、次第に山本の内に芽生えた疑問や違和感をテーマに、「見たもの・感じたもの」を「今」にリニアに出力し、広くリフレクション(反照)させる媒体として映像による表現が適していると考えたことが挙げられます。「私の中にある明確な答えを他人に向けて表現するためのものではなく、私が世界や社会から受け取った何かをリフレクションすることで、なんらかの問いになることを期待してつくっています」として取り組まれた映像作品は、「いま・ここ」に至る山本の『解』ではなく、「これから・ここから」への『問』として発されたものといえ、そのために本展においては、ひとつのカタチを示す造形物ではなく、時間をともなう進行形の映像を表現素材としています。
2012年のGallery PARCでの個展以来、3年ぶりとなる本展は、メキシコ・オランダ・日本で制作された5点の映像作品を中心に、会場でのパフォーマンスにより制作された作品などで構成いたします。また、3月15日[日] 16:30~にはアートマネージャーの内山幸子氏をお招きしたトークイベントを開催。山本のレジデンスでの経験や気づきを交えた「対話」によって、ここから先の見えないカタチの輪郭を探ります。(ギャラリー・パルク)
問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。
滋賀のアール・ブリュット~この場所でうまれた造形
3月3日(火)~3月15日(日)9時半~17時(月曜休、祝日の場合開館・翌休。入館16時半まで)、滋賀県立近代美術館ギャラリー(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1。JR琵琶湖線「瀬田」より帝産・近江バス〔滋賀医大行き〕「文化ゾーン」下車徒歩5分)TEL077・543・2111。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
第2次世界大戦後の滋賀県では、糸賀一雄・田村一二・池田太郎の3人が創設した近江学園を皮切りに様々な福祉施設が誕生します。これらの施設の取り組みの中でもユニークだったのが、1人1人の自由な発想を尊重した造形活動です。既存の枠にとらわれない、柔軟な指導者のもと行われた各施設の取り組みと、専門分野を問わない人と人との関わりは、今日、障害のある人たちが生み出す、ジャンルを超えた多様な造形作品に引き継がれています。
近年滋賀県では、このような場で生まれ、育まれてきた造形作品をアール・ブリュットと呼び、その魅力を伝えきました。滋賀県立近代美術館では、2008年の『アール・ブリュット —パリ、abcdコレクションより— 生命のアートだ。』展、2013年の『おでかけミュージアムキャラバン 滋賀のアール・ブリュット』展を通じ、「アール・ブリュット」という言葉が誕生したヨーロッパの作品や、滋賀県ゆかりの作家達を紹介してきました。本展ではこれらの展覧会に参加した作家をはじめとする、大津市周辺で生まれた滋賀のアール・ブリュット作品を展示します。
無料。
問い合わせTEL077・543・2111/FAX075・543・4220(滋賀県立近代美術館)。