あなたも篠笛をふいてみませんか~演奏と初心者のための体験会

 3月29日(日)15時~16時半(14時半受付)、京都能面工房(京都市下京区諏訪町通五条下ル上諏訪町294-1岩井ビル3F。地下鉄烏丸線「五条」4番出口すぐ)。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 初心者が篠笛にふれ、吹いてみる体験会です。演奏実演のあと、1人ずつ実際に篠笛に触れ、笛の構え方や、音の出し方を経験します。
 篠笛にさわったことのない方でも大丈夫。日本人の心を呼び起こす「和の響き」をあなたも感じてみませんか。
 2000円。
 「氏名、住所、電話番号、メールアドレス」を明記のうえ、tousya.haruo[at]gmail.com/FAX0774・24・0430まで申し込み。
 問い合わせTEL090・1240・2540(藤舎)。

何必館で観る 現代美術展

 3月28日(土)~5月31日(日)10時~18時(月曜休、祝日の場合開館。入館17時半まで)、何必館・京都現代美術館(京都市東山区祇園町北側271。京阪本線「祇園四条」より徒歩3分、または市バス「祇園」下車徒歩2分。Pなし)TEL075・525・1311。
 何必館・京都現代美術館では、1988年に「11人の作家による現代美術 1988」展を開催しました。
当時の開催文にはこのように書かれています。「今日ほど私たちの判断力が動揺し衰弱している時代はない。あらゆるものが画一化され、ファッション化し、自分の表情を失いかけているものが多い。美術が何かの目的を持つと純粋にならない。あくまで作家個人の生命の燃焼であり、個性の表現である。」近年、美の表現方法はますます多様化しています。その反面、強固な意志の表現を通じ、根源的な祈る心が見失われ、混迷しているようにも思われます。
 今回の展覧会では、もう一度「現代美術とは何か」を考えることを目的に、斎藤義重、白髪一雄、李禹煥など8人の作家による作品を展示します。
 一般1000円、学生800円。
 問い合わせTEL075・525・1311/FAX075・525・0611(何必館・京都現代美術館)。

JCMR KYOTO第9回公演「山羊の会」の会

 3月28日(土)19時開演(18時半開場)、京都市北文化会館ホール(京都市北区小山北上総町49-2〔キタオオジタウン内〕。地下鉄烏丸線「北大路」1番出口すぐ。有料P少あり)TEL075・493・0567。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 出演=伊藤咲代子(クラリネット)、岡田真実|中村公俊(ヴァイオリン)、片山英摩(チェロ)、河合珠江(ピアノ) ほか
 プログラム=間宮芳生/クラリネット、ヴァイオリン、セロ、ピアノのための四重奏曲、2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタ ほか
 一般2500円(前売り2000円)、学生1500円。
 問い合わせTEL097・554・7388/jcmr.kyoto[at]gmail.com(大分大学教育福祉科学部清水研究室)。

木村武仁と幕末を歩く~幕末動乱の京都御所周辺を歩く~杉文の夫・久坂玄瑞戦死地など

木村武仁と幕末を歩く幕末 3月28日(土)13時~15時、地下鉄烏丸線「丸太町」駅北改札口集合。
 2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」主人公・杉文の夫である久坂玄瑞にまつわる話や、禁門の変の舞台となり、長州藩士や新選組が活躍し、幕末維新の重要な舞台となった京都御所周辺を案内します。久坂玄瑞戦死の鷹司邸跡、禁門の変の激戦地となり弾痕の残る蛤御門など。
 歴史人や霊山歴史館でおなじみの木村武仁先生と一緒に幕末の志士ゆかりの地、名所を解説付きで巡ることのできる贅沢な内容。幕末好き、歴女必見!。
 講師=木村武仁(霊山歴史館学芸課長)。
 3132円(保険料含)。定員30人。
 申し込み・問い合わせTEL075・254・2835(JEUGIAカルチャーKYOTO/10時~19時)。※3月26日(木)締切
幕末動乱の京都御所周辺を歩く~杉文の夫・久坂玄瑞戦死地など~

藤原功次郎トロンボーン・リサイタル~伝統と革新 (公財)青山財団助成公演

 3月28日(土)18時開演(17時半開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
 出演=藤原功次郎(トロンボーン)、安田結衣子(ピアノ)
 プログラム=モーツァルト/ウィーン風ソナチネ第1番ハ長調、ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」より第2楽章、菅野祐悟/トロンボーン協奏曲【flower】2014年改訂版“軍師官兵衛”より ほか
 当日4000円(前売り3500円)。全席自由。※未就学児入場不可
 チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:251-390 ほか。
 問い合わせTEL075・393・0011(青山音楽記念館/9時半~18時、月・火曜休)。

井住哲司・切子×藤本滋子・ステンドグラス2人展

井住哲司・切子×藤本滋子・ステンドグラス2人展 3月28日(土)~4月11日(土)12時~18時(火曜休)、くらしの器と切子ガラスの店「結」(京都市中京区麩屋町通二条下ル尾張町212-1。地下鉄「烏丸御池」、または地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩10分)TEL075・334・5821。
 3月28日(土)・4月4日(土)・8日(水)・10日(金)・11日(土)、井住在廊。
 3月28日(土)・29日(日)・4月4日(土)・5日(日)・11日(土)、藤本在廊。
 問い合わせTEL075・334・5821(くらしの器と切子ガラスの店「結」)。

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京都音楽家クラブ新人演奏会

 3月28日(土)18時開演(17時半開場)、京都府立府民ホールアルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル。地下鉄烏丸線「今出川」6番出口より南へ徒歩5分。Pなし)TEL075・441・1414。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
 2014年度京都府出身音楽大学卒業生による新人演奏会
 無料。
 問い合わせTEL075・441・1414(府民ホールアルティ/9時~18時、第1・第3月曜休)、TEL075・462・7034(京都音楽家クラブ演奏委員会)。

ドイツアートBar Creators@Kamogawa

 3月28日(土)15時、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川(京都市左京区吉田河原町19-3。京阪鴨東線「神宮丸太町」より北へ徒歩約6分、または京都バス「荒神橋」下車徒歩2分)TEL075・761・2188。
 日本とドイツのクリエイターが、Barのようなくつろいだ雰囲気で、アートを語り合うイベント(日独同時通訳付)。
 今回のテーマは、「PARASOPHIAクロスレビュー」。京都では、今年3月7日~5月10日まで開催される初めての大規模な現代芸術の国際展「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」に、大きな期待が高まっています。ヴェネチア、台北、あいちなど国内外の国際展のキュレーションも手掛ける写真家の港千尋氏や、関西のアートシーンの変遷をつぶさに見てきたアートプロデューサーの原久子氏をゲストに迎え、外野席から自由奔放なトークを繰り広げます。
 座談会の後は、館内のドイツカフェ「カフェ・ミュラー」で交流会あり。
 パネリスト=クリス・ビアル(美術作家)、ミヒャエル・ハンスマイヤー(建築家)、ヤン・クロップフライシュ(美術作家)、ゲジーネ・シュミット(劇作家、ドラマトゥルク)、港千尋(写真家、あいちトリエンナーレ2016芸術監督)、原久子(アートプロデューサー)、小崎哲哉(司会・構成)
 無料。※申込不要
 問い合わせTEL075・761・2188/FAX075・752・9133(ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川)。

2台のピアノによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会第6回公演

2台のピアノによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲演奏会第6回公演 3月28日(土)17時/3月29日(日)15時、アトリエ・ワム(京都市北区紫野北舟岡町41。市バス「千本北大路」下車すぐ)TEL075・432・0117。
 土曜公演では、ソロパートを河野、オケパートを上野が担当。翌日・日曜公演では、ソロを上野、オケを河野が演奏します。
 出演=河野美砂子|上野真(ピアノ)
 プログラム=ピアノ協奏曲第9番KV271変ホ長調「ジュノーム」、第24番KV491ハ短調、第25番KV503ハ長調
 一般4000円、中学生以下3000円。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL075・432・4384/FAX050・1359・4384(コンサートモーツァルト/10時~17時、土日祝休)。
紫野通信 河野美砂子のピアノと短歌

“You”:西山裕希子展

“You”:西山裕希子展 3月28日(土)~4月12日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
 2003年に京都市立芸術大学大学院(染織)修了、現在は同大学大学院博士課程(油画)に在籍する西山裕希子(にしやま・ゆきこ)は、染織をルーツに、蝋纈染などのテクニックを用いた作品制作をはじめ、近年は銀塩写真や鏡、ガラスなどをあわせて用い、インスタレーション的な空間展開を試みています。
 「人の関係のなかの、精神的な距離の曖昧さや、揺らぎや緊張、他者へイメージを重ね投影するといった『うつす』ことに関心をもっています」とする西山は、人の姿をおもなモチーフに、蝋と蝋の境界に出来る隙間を線として画面に残す蝋纈染めの技法を用いて描いています。この蝋纈染めによる蝋と蝋の境界にある不確定で見えない隙間(距離)を、線として顕在化させるこのプロセスは、人と人との間にある曖昧な境界を巡る行為として作品化されているといえます。
 また、このプロセスにおいて西山は「うつす」へも興味を寄せています。プリントされた既存のモチーフを西山の手によりうつしとるトレースドローイングによる作品は、うつす行為の中に回避し難い僅かな像のズレ(対象との距離)を孕むものであり、西山はこうした「うつす」行為が「人の関係の間にある距離の曖昧さ」へと繋がるものであると捉えています。同時にゼラチンシルバープリントやトレースドローイング、鏡や写真、物質への映り込みや光の反射などを要素に、ひとつの像が別の媒体に「うつる」ことへの着目は、作品の在り方をフレームにより切り取られたひとつの物質に限定するのではなく、空間におけるそれら相互の関わり(距離)へと展開させています。
 2012-14年にかけて、3度のドイツ・ベルリン滞在を経た後の発表となる本展では、西山がこれまで一貫して取り組み・深めてきた「人の関係の間にある距離の曖昧さ」への視点をなぞるとともに、現在の主眼のひとつである「うつす」ことへの関心をも垣間見ることができるのではないでしょうか。また、本展会場において鑑賞者は、そこに作品をはじめとする様々な要素を見出し、それぞれの関わりや狭間にある距離を計りながら、いつしか空間そのものをなぞるかのような鑑賞を体験頂けるのではないでしょうか。
 本展会期中には、2回に分けてトークイベントを開催します。
 4月4日(土) には京都芸術センタープログラム・ディレクターである山本麻友美氏をお招きし、染織によるテクニック中心としたこれまでの西山作品を中心にトークします。
 4月11日(土)には、2012年に京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催された「かげうつし―写映・遷移・伝染―」、現在開催中の「第二回かげうつし展覧会『Here-After』」などの企画を手がける京都市立芸術大学芸術資源研究センター研究員・林田新氏をお招きし、現在の西山の主題のひとつである「うつす」をテーマにトークいたします。(ギャラリー・パルク)
 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。