歌劇『セヴィリアの理髪師』全2幕

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12月12日(土)・12月13日(日)14時開演(13時半開場)京都芸術劇場春秋座(京都市左京区北白川瓜生山2-116。市バス「上終町・京都造形芸大前」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・8240。

喜歌劇の最高傑作と評されるこの作品は随所に笑いもあり、小学生から大人まで楽しめます。また、初日はソプラノ・バージョン(川越塔子)、2日目はメゾ・ソプラノ・バージョン(郷家暁子)という贅沢な公演となっています。歌舞伎劇場の機構を生かし、声の魅力を大切にする春秋座のオペラはおかげさまで毎年好評をいただき、今年も素晴らしい歌手の皆さんが歌い演じてくれます。軽快なドタバタ喜劇をこの機会に是非、お楽しみください!

演出=今井伸昭
指揮=奥村哲也
公演監督=松山郁雄

S席/一般9500円・シニア9000円、A席/一般7500円・シニア7000円、学生&ユース席3000円(座席範囲指定)※ユースは25歳以下、シニアは60歳以上。学生含め要証明書提示
※未就学児入場不可(託児有/6ヶ月以上7歳未満、1名に付き1500円、要申し込みTEL075・791・8199〔平日10時~17時/舞台芸術研究センター〕、締切12月4日(金)17時まで)

チケット取り扱いTEL075・791・8240(京都芸術劇場チケットセンター/平日10時~17時)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:274-412 ほか。
問い合わせTEL075・791・9207(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター)。

日展

12月12日(土)~1月17日(日)9時~17時(12月28日~1月1日・月曜休、但し1月4日・11日は開館。入場16時半まで)、京都市美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町124〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・771・4107。

日本最大規模の総合公募展「日展」の京都巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品約300点と京都・滋賀の地元関係作品約300点の計約600点を展示。

一般1000円(前売り800円)、大高生600円(前売り500円)※市内在住のシニア(70歳以上)、中学生以下、および障がい者手帳所持無料

チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:767-172 ほか。
問い合わせTEL075・771・4107/FAX075・761・0444(京都市美術館)。

京都における特別支援教育のあゆみ

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12月12日(土)~3月29日(火)9時~17時(水曜休、祝日の場合開館・翌休、12月28日~1月4日まで休。入館16時半まで)、京都市学校歴史博物館(京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437。阪急京都線「河原町」より南西へ徒歩5分、または地下鉄烏丸線「四条」南口改札より東へ徒歩10分。Pなし)TEL075・344・1305。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

特別支援教育は、時代によってその呼び方だけでなく、制度や教育内容など、様々なことが遷り変わる中で、発展してきました。本展では、当館所蔵品のほか、京都市内の特別支援学校、元教職員の方々などからご提供いただいた写真・史料等約130点を通して、京都における特別支援教育の歴史的なあゆみをたどります。

一般200円、高中小生100円(市内の中・小学生は土・日曜日無料)。

問い合わせTEL075・344・1305 / FAX075・344・1327(京都市学校歴史博物館)。

【関連講演会】
3月6日(日)、14時~15時半(受付13時半)、同館講義室。
特別支援教育史に「教育の本質」を探る
講師=和崎光太郎 (京都市学校歴史博物館学芸員)

聴講無料(別途観覧券200円)。定員55人※手話通訳あり(10日前までに要予約)
申込みTEL075・344・1305(9時~17時、水曜休)/FAX075・344・1327、rekihaku-jigyou[at]edu.city.kyoto.jp、はがき〒600-8044京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437 京都市学校歴史博物館 宛
※イベント名、代表者氏名、連絡先電話番号、参加人数、申込方法に合わせて住所・FAX番号・メールアドレスを明記

ヒルゲート夜話市民講座Bコース「新しい反核の時代と「原爆の図」─戦後70年・アメリカ展の報告─」

12月11日(金)18時~20時、ギャラリーヒルゲート1F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。

1989年から、毎年展覧会を開いていた丸木夫妻。今、益々その仕事への関心、再評価が高まっています。日本の市民や、現地の知識人からの働きかけで実現した今回のアメリカ展は、ワシントン、ボストン、ニューヨークを巡回。その全てに付き添った岡村さんのホットな最新情報にご期待ください。

講師=岡村幸宣(原爆の図 丸木美術館 学芸員)

一般1000円、学生500円。定員40人(茶菓子付)。
※要申込

開催中
12月8日(火)~12月13日(日)同館1F・2F「丸木位里没後20年 丸木位里・俊・スマ・ひさ子展」

申し込み・問い合わせTEL075・231・3702/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。

object d‘art もうひとつの未来の途中展

12月11日(金)~27日(日)12時~19時、京都工芸繊維大学D-labアネックスににぎ(京都市中京区三条油小路西入南側。地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅下車、6番出口より徒歩約10分)TEL075・724・7282。

京都工芸繊維大学美術工芸資料館が新人アーティストの育成を目的に実施している「未来の途中」プロジェクトも、3年目を迎えました。このプロジェクトに当初から関わってきたアーティスト12名が、2度のグループ展を経て、今年、展覧会のための作品ではなく受け手(買い手)を想定した作品を出品します。アーティスト同士の初コラボ作品が登場のお楽しみも。会場は京町屋、居宅の設えの中で作品がどのように映えるか、ぜひご堪能ください。もちろんお気に入りのものが見つかれば購入していただけます。(作品購入にあたりましては、作家との直接交渉にて進めてください。主催者は作家への当初連絡のみ行います。)

出展作家=池田精堂、太田勲、岡達也、岡山高大、小倉智恵美、楠本孝美、ジュリー・ペレイラ、神馬啓佑、田中幹、寺岡海、中西瑞季、山本晃久

無料。

問い合わせTEL075・724・7924/FAX075・724・7920(京都工芸繊維大学美術工芸資料館)。

『マエストロ!』上映会 長岡京記念文化会館

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12月11日(金)10時半/14時、京都府長岡京記念文化会館(京都府長岡京市天神4-1-1。阪急京都線「長岡天神」より西へ徒歩6分。Pあり)TEL075・955・5711。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

〈謎の指揮者〉と〈負け組楽団員〉で名門オーケストラ再結成!? 奏でられる【人生の交響曲】に、感動の拍手が止まらない!

監督=小林聖太郎
出演=西田敏行、松坂桃李、miwa、古舘寛治、大石吾朗、濱田マリ ほか
(2015年/日本)

一般1300円(前売り1000円)、シニア(60歳以上)・障がい者・高校生以下(3歳以上)1000円(前売り800円)。全席自由。

チケット取り扱いTEL075・955・5711(長岡京記念文化会館)、ローソンチケットLコード:56551 ほか。
問い合わせTEL075・955・5711(長岡京記念文化会館)、TEL075・256・1707(京都映画センター)。

Piano Trio Concert ドイツロマン~哀感を湛える情熱の空間 (公財)青山財団助成公演

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12月10日(木)19時開演(18時半開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください

出演=泉原隆志(ヴァイオリン)、藤森亮一(チェロ)、小林玲子(ピアノ)
プログラム=メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49、ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8

一般3500円。全席自由。※未就学児入場不可

チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:270-723。※セブンイレブン、サークルKサンクスでも購入可

問い合わせTEL075・393・0011(青山音楽記念館)。

人間座第61回公演『最果ての地より さらに遠く』

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12月10日(木)~12月13日(日)、人間座スタジオ(京都市左京区下鴨東高木町11。市バス「高木町」下車徒歩約5分。Pなし)TEL075・721・4763。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

ケープラウンから西に2800キロ、世界で一番孤立した島で、彼らは静かに暮らしていた。
大きな秘密を抱きしめながら。

作=ズィニー・ハリス
訳=名和由理
演出=山口浩章
出演=菱井喜美子、多賀勝一、藤原大介(劇団飛び道具)、広田ゆうみ・二口大学(このしたやみ)

一般3000円(前売り2800円)、学生2000円(前売り1800円)、高中生1000円。

チケット取り扱い・問い合わせTEL&FAX075・721・4763(人間座)、info[at]ningenza.com
WEB申し込みフォーム
 
【開演時間の詳細】
12月10日(木)18時半
12月11日(金)14時/18時半
12月12日(土)14時/18時半
12月13日(日)14時
※30分前開場

伊藤早樹子個展~カメのしじみ

名称未設定-4
12月10日(木)~12月25日(金)11時~19時(入場18時半まで。月曜休)、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA〔アクア〕(京都市中京区油小路通御池押小路町238-1。地下鉄東西線「二条城前」2番出口南東へ徒歩約1分。Pなし)TEL075・253・1509。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

「私と彼女の対話は具体性を持たない。姿をなぞろうと意気込む頃には、いつのまにかすり抜けてどこかへ行ってしまう。曖昧な瞬間の連続は、全体を明確に捉えられることを待たずに拡がりながらも、手元に残り続けた何かが、かたちを与えようとする」

同展では、伊藤が同居しているカメの「しじみ」の日常に関する記録資料や、彼女との「対話距離」から着想した作品を用いてインスタレーションが展開されます。

無料。

問い合わせTEL075・253・1509、gallery[at]kcua.ac.jp(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)。

流れ山 Flowing mountain 来田広大 個展

プリント
12月9日(水)~12月22日(火)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)ギャラリーパルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48 三条ありもとビル。[ル・グランマーブル カフェ クラッセ]店舗内より2F。阪急京都線「河原町」・京阪本線「三条」より徒歩15分。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩5分)TEL075・231・0706。

近年、来田はおもに「山」をモチーフに、チョークを用いた絵画制作に取り組みながらその展開を試みています。場所を選ばず地面に絵画性を持たせるための画材として選ばれたチョークによる絵画制作は、子どもの頃に「何かを想いながら」道路に落書きしていた感覚をもとに、その後に様々な支持体とイメージによって試行錯誤されてきました。たとえば2013年の個展『Birds-eye view』(Gallery PARC)では、自身がかつて実際に登ったり見たりしたことのある北アルプスなどの山々を俯瞰したイメージを描いた作品《 Bird’s-eye view 》や、ある場所から見渡したパノラマの山並みを描いた作品《Landscape of 360° 》を発表。また、2015年の『これからの、未来の途中』では、京都と滋賀の県境に位置する比叡山をモチーフに、会場屋外の地面に巨大な「山」を描き出しています。「何かに想いを馳せながらそれぞれの記憶を辿り、足跡を残すように場に介入していくことは、定着した固有のイメージを改めて捉え直し、その像を更新していくことではないだろうか。」と語る来田は、これまでに実際に登った山に思いを馳せながら、その時の印象や記憶を手がかりに記憶の中の山を描きます。しかし、描くに連れてチョーク粉の飛沫や伸び・擦れによる流れるような線と面は、次第に遠く朧げな“山のようなモノ”のイメージともなって表れてきます。そして、鑑賞者にとってこの“山のようなモノ”は、遠い昔に体験した雪山登山の景色であり、テレビで見たことのある遠くの山であり、あるいは雲の流れる空であり、荒れる海の波しぶきであり、単なる子どもの落書きでもあるかもしれません。しかし、鑑賞者は確かに絵の前で「遠く(何か)に想いを馳せる」ことを喚起され、それぞれの記憶や認識は目の前の絵画によって更新されるのではないでしょうか。同展では、過去に取り組んできた建物の屋上や床に直接チョークで描く行為をギャラリー空間内でおこないます。床に広がるチョークは鑑賞者が歩くたびに干渉を受け、日々その像を変化させます。また、そうしてかき消され、掠れ、流れた線を受けて来田は会期中にこの絵画を更新し、描かれる山は常に流れ続けることとなります。(ギャラリー・パルク)

問い合わせTEL/FAX075・231・0706(Gallery PARC)。