永原康史─時間のなかだち:デザインとNFTの邂逅

3月27日(水)~5月26日(日)11時~19時(月曜休、但し祝日・振替休日の場合はその翌日休。祝日の翌日が土日の場合開館。土日祝は18時まで)京都dddギャラリー(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F。地下鉄烏丸線「四条」駅2番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・585・5370。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
永原康史は、マルチメディアやメディアデザインという言葉が誕生した1980年代からメディアとデザインの可能性を探求してきた先駆者のひとりです。Macintoshが日本に最初に紹介された1984年から、永原はいち早くコンピューターを使ったデザインに取り組んできました。グラフィックデザイナーがコンピューターを使うのは今でこそ当たり前のことですが、永原が特殊なのは、コンピューターをペンや定規の代替物としてではなく、新しいメディアとして捉えていた点です。デジタルとフィジカルをつなぐ新たなデザイン表現を生み出す彼の実験は、一連の電子ブック作品やアルゴリズミック・タイポグラフィ作品に結実していきました。
「メディアとはなかだちするもののこと、メディアデザインとはなかだちのデザイン」とは、永原がさまざまな場所で表明してきたキーワードです。展覧会タイトルの「時間のなかだち」は、40年以上にわたる永原のメディアデザインの実践を振り返るとともに、メディアの過去と未来を橋渡しするという意味が込められています。パーソナルコンピューターにつづくインターネットの到来、さらにはグローバル資本主義経済の発展のなかで、メディアとデザインを取り巻く環境は様変わりしました。直近では、生成AIや空間コンピューティング、NFTなどの新たなデジタル技術の波が、デザイナーの仕事にも大きな影響を与えようとしています。展覧会サブタイトル「デザインとNFTの邂逅」は、NFTを新しいメディアとして捉えた永原の最新の試みを表しています。
同展が、ひとりでも多くの方に、とりわけ、生まれたときからコンピューターやインターネットが存在していた若いクリエーターたちに、グラフィックデザイナー/メディアデザイナー、永原康史の業績を知っていただく機会となれば幸いです。(京都dddギャラリー)
※同展にて、NFTの特典を体験していただけます。
※会場で登録できますが、事前登録が便利です
無料。
問い合わせ TEL075・585・5370(公益財団法人DNP文化振興財団 京都dddギャラリー)
【関連イベント】
オープニング・レセプション/3月27日(水)17時~19時
※入場自由
トークイベント/4月6日(土)15時~16時半
ゲスト=高尾俊介
※要予約
※予約方法など詳細 こちら
『高野豆腐店の春』

3月27日(水)①10時半、②13時半、京都教育文化センター(京都市左京区聖護院川原町4-13。京阪本線「神宮丸太町」5番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・771・4221。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
”変わらないもの”と”かわっていくもの”を丁寧に描き、この時代を懸命に生きる人々に一筋のひかりを届ける感動作。
尾道の春風が、胸いっぱいのやさしさと、あたたかい涙を運んできます。
監督・脚本=三原光尋
出演=藤竜也、麻生久美子、中村久美 ほか
(2023年/日本/120分)
※各回日本語字幕付上映
1400円(前売り1200円)。
チケット取り扱い(ローソンチケット)Lコード:56739 ほか。
問い合わせTEL075・256・1707(京都映画センター/平日10時~18時)。
韓成南個展 絶えざる寛解

3月27日(水)~3月31日(日)9時~17時、無鄰菴洋館(京都市左京区南禅寺草川町31。地下鉄東西線「蹴上」より徒歩約7分。Pなし)TEL075・771・3909。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
日本初の「海の中の美術館」をオープンさせた映像作家の作品。
無料。
問い合わせTEL075・771・3909(無鄰菴/9時~17時)。
【関連イベント】
コンテンポラリーダンス・パフォーマンス/3月27日(水)9時20分・9時45分・11時20分・11時45分・13時20分・13時45分(各回約10分)、無鄰菴(庭園)
作・演出=韓成南
ダンス=古茂田梨乃
無料。※要入場料(600円)
※要予約 こちら(入場希望時間1時間前締め切り)
アーティストトーク/3月29日(金)14時~15時半、無鄰菴(洋館)
無料。※要入場料(600円)
※要予約 こちら(3月22日12時、締め切り)
徳田嘉孝 作品展─静物への眼差し─

3月26日(火)~3月31日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート1F・2F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。
問い合わせTEL075・231・3702(1F)、TEL075・252・1161(2F)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。
ウォーターカラー・橋本真弓 2024/はるびの会展

3月26日(火)~3月31日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート2F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。
2F 奥のカフェスペースでの同時開催。
問い合わせTEL075・231・3702(1F)、TEL075・252・1161(2F)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。
新美2024公募展

3月26日(火)~3月31日(日)10時~18時(入場は閉館時間の30分前まで)、京都市京セラ美術館 2F 南回廊2F (京都市左京区岡崎円勝寺町124〔岡崎公園内〕。地下鉄東西線「東山」より徒歩8分。Pなし、周辺に有料あり) TEL075・771・4334 。
「新美公募展」はアンデパンダンの精神に基づき、自己の世界観を自由に表現し、発表することを何より大切に考える美術の総合展です。「アンデパンダン」とは、独立している、どこからも拘束を受けないという意味です。作品発表の場であり、切磋琢磨の場、作者と鑑賞者を結ぶ交感と交流の場でありたいと願っています。主催団体の「新美」は、絵画、写真、書、工芸、彫刻、造形などの多くのジャンルを持ち、幅広い人々で構成されています。
企画展示テーマ=「xx危機!とわたしの問題~そこからその先」
無料。
問い合わせTEL0774・66・6409(新美事務局)。
三月の午後の短編集/広田ゆうみ&行灯社 その8
声優朗読劇「フォアレーゼン~ドン・ジョヴァンニ~」

3月24日(日)15時開演(14時半開場)、文化パルク城陽プラムホール(京都府城陽市寺田今堀1番地。近鉄京都線「寺田」東口より南へ徒歩約6分。有料Pあり)TEL0774・55・1010。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
出演=置鮎龍太郎、林勇、狩野翔、山口智広
チェンバロ奏者=中野振一郎
S席5000円(前売り4500円)、A席4500円(前売り4000円)。
※全席指定
※未就学児入場不可
※車椅子の方は要連絡TEL0774・55・1010
チケット取り扱いTEL0774・55・1010(文化パルク城陽)、(ローソンチケット)Lコード:51747 ほか
問い合わせTEL0774・55・1010(文化パルク城陽)。
金剛能楽堂開館20周年記念公演

3月24日(日)13時開演(12時開場) 、金剛能楽堂(京都市上京区烏丸通中立売上ル。地下鉄烏丸線「今出川」より徒歩5分。Pなし)TEL075・441・7222。
能「泰山府君 天女之舞」観世清和・金剛永謹、狂言「佐渡狐」茂山七五三、能「安宅 延年瀧流」金剛龍謹
S席(正面指定席)12000円、A席(脇正面指定席)10000円、B席(中正面指定席)8000円、C席(中正面御簾席)7000円、2階学生席4000円、2階親子席8000円
申し込み・問い合わせTEL075・441・7222(金剛能楽堂)
第45回 野むら山荘寄席

3月24日(日)11時半、野むら山荘(京都市左京区大原野村町236。京都バス〔大原行き〕「野村別れ」下車徒歩15分。Pあり)TEL075・744・3456。
料亭のランチと落語会。
出演=桂三若、桂三河
ランチ/11時半~12時50分
落語/13時~
6000円(ランチ・落語)。
※全席椅子席
※要予約
※食事を用意するためキャンセル不可
問い合わせTEL075・744・3456(野むら山荘)。