武田梨沙展 Keep / Improve / Develop

武田梨沙展 4月2日(火)~4月14日(日)11時~19時(月曜休。最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
 2010年に成安造形大学・テキスタイルアートクラスを卒業した武田梨沙(たけだ・りさ/福岡・1987~)は、2010年の初個展「far in the distance」(立体ギャラリー射手座 / 京都)以降、これまで毎年個展を開催するとともに、国内外のグループ展などに積極的に参加するなど、活発に制作・発表活動を続けています。
 武田は「織り」という行為・状態に着目するとともに、「織り」を縦糸と横糸による構造や関係性から開放し、糸を素材とする立体物への置換を思考しています。その作品は、細やかで丹念な「織り」に起因(構造や糸が持つ特性)する様々なカタチを、展示空間全体を用いたインスタレーションとして大きく展開することで、作品と空間に働く見えない力の存在を可視化するかのような「動き」を持ち、鑑賞者にミクロとマクロの視点の移動を促します。また、様々な素材による構造は、視点や光の変化によって、多様なテクスチャを見せ、空間全体の印象をも大きく変化させるものです。
 本展タイトル「Keep / Improve / Develop」は、日本における創造活動(茶道・武道・芸術など)の発展・進化にあって、師弟関係の在り方にまつわる思想「守破離(しゅはり)」から着想を得たものですが、武田は本来の意ではなく、織りに対する概念的なイメージを当て嵌めたものとして名付けています。そこには「型を守り、型を破り、型から離れる」ことで、「織り」が織りを超えて自在な造形となるように思いが込められています。
 2011年のパルクでの個展から2年ぶりとなる本展では、より空間に自立した造形として、会場を横切る大型の作品をはじめ、武田がこの数年に取り組んできた作品を一連でご覧いただけます。(ギャラリー・パルク)
 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。

富岡謙蔵生誕140年記念「鉄斎と謙蔵」

 4月2日(火)~6月16日(日)10時~16時半(月曜休、祝日の場合開館・翌休。入館16時まで)、鉄斎美術館(兵庫県宝塚市米谷字清シ1清荒神清澄寺山内。阪急宝塚線「清荒神」徒歩15分。Pあり)TEL0797・84・9600。
 富岡謙蔵生誕140年を記念して開催されるはじめての回顧展です。蔵書万巻のうえに成る富岡家の学風の一端を、鉄斎の名品と謙蔵関係資料から展観。また昭和期最大の入札会でおしくも散逸した鉄斎・謙蔵親子のコレクションになる富岡文庫の一部も紹介します。
 前期=4月2日(火)~5月6日(月・休)
 後期=5月11日(土)~6月16日(日)
 一般300円、大高生200円、中小生100円。※シルバー・障がい者割引あり
 問い合わせTEL0797・84・9600(10時~16時)/FAX0797・84・6699(清荒神清澄寺・鉄斎美術館)。

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第40回堯美術展

 4月2日(火)~4月7日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャラリーカト2F(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
 問い合わせTEL075・231・7813/FAX075・231・7814(ギャラリーカト)。

竹中昌宏個展

竹中昌宏個展 4月2日(火)~4月7日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャラリーカト(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
 問い合わせTEL075・231・7813/FAX075・231・7814(ギャラリーカト)。

岩崎咲子版画展

岩崎咲子版画展 4月2日(火)~4月7日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート2F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より南へ徒歩3分)TEL075・231・3702。
 KYOTO版画2012《日本・英国国際版画展》受賞記念展part1。
 問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。

佐藤卓展「ご自由に上がってお使いください。」

佐藤卓展「ご自由に上がってお使いください。」 4月2日(火)~8月29日(木)9時~17時(8月16日休)、京都造形芸術大学人間館1Fエントランスラウンジ(京都市左京区北白川瓜生山2-116。市バス「上終町・京都造形芸大前」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・8240。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
 無料。
 問い合わせTEL075・791・9360/FAX075・791・8246(京都造形芸術大学企画室)。

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大杉真司油絵舞妓展

大杉真司油絵舞妓展 4月2日(火)~4月7日(日)11時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より南へ徒歩3分)TEL075・231・3702。
 問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。

ダニエルケリー展~京都在住30年

ダニエルケリー展~京都在住30年 4月2日(火)~4月14日(日)11時~19時(月曜休。最終日17時まで)、アートギャラリー博宝堂(京都市左京区岡崎円勝寺町91-99〔画雑貨京都博宝堂2F〕。地下鉄東西線「東山」1番東口より徒歩6分)TEL075・771・9401。
 京都在住30年をむかえるダニエルケリー展を開催。版画・水彩画中心に、パワフルな作品を展示。
 問い合わせTEL075・771・9401/FAX075・761・1772(アートギャラリー博宝堂)。
 

墨画と浮世絵展

 4月2日(火)~5月5日(日・祝)10時~16時(月曜休、祝日の場合開館)、洛東遺芳館(京都市東山区問屋町通五条下ル3丁目西橘町472。京阪本線「清水五条」2番出口より徒歩3分、または市バス「河原町五条」下車徒歩6分)TEL075・561・1045。
 谷丈晁・山口雪渓・円山応挙などの墨画の屏風と掛軸、歌麿・北斎・広重・国芳の浮世絵、約40点を展示。
 一般300円、大高生200円、中小生・和装100円。
 問い合わせTEL075・561・1045/FAX075・561・3651(洛東遺芳館)。

ゴッホ展~空白のパリを追う

 4月2日(火)~5月19日(日)9時~17時(月曜休。入場16時半まで)、京都市美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町124〔岡崎公園内〕。市バス「京都会館美術館前」下車すぐ。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・771・4107。
 ゴッホは「理想家で頑固な、燃えては消える炎のような激しい性格をもつ天才」とイメージされています。初めからゴッホは天才だったのだろうか。その答えは空白のパリ時代の700日に隠されていた。弟テオとの書簡が存在しないパリ時代の作品から、アムステルダムのゴッホ美術館はゴッホの実像に迫りました。ゴッホがゴッホとなるための挫折からの再生と孤独、その先に垣間見られる日本との不思議なつながりを作品から読む、あらたな展覧会。
 一般1400円、大高生1000円、中小生500円。
 問い合わせTEL075・771・4107(京都市美術館)。