三条富小路書店5
12月2日(火)~12月14日(日)12時~19時(月曜休)、ギャラリーH2O(京都市中京区富小路通三条上ル福長町109。地下鉄東西線「京都市役所前」・地下鉄「烏丸御池」より徒歩10分)TEL075・213・3783。
京都三条富小路にあるギャラリーH2Oが2週間限定で本屋さんに変身する、恒例のブックイベント。
5回目を迎える今回も、店内には京都を中心に全国から集まったクリエーターが制作する魅力的なアートブックから、自由な視点で作られたzineやリトルプレスなど個性的な本や冊子、グッズなどがところせましと並びます。
問い合わせTEL075・213・3783/FAX075・254・8038(GALERIE H2O)。
茨木佐知子個展 AQUARIUM “in the box”
12月2日(火)~12月7日(日)12時~19時(最終日17時まで)、クンスト・アルツト(京都市東山区三条神宮道北東角2F。地下鉄東西線「東山」より徒歩3分)TEL090・9697・3786。
問い合わせTEL090・9697・3786(KUNST ARZT)。
VANISHING POINT / 消滅点
12月2日(火)~12月14日(日)・12月16日(火)~12月28日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
ギャラリー・パルクでは、藤永覚耶、前谷康太郎、宮崎雄樹の3人の作家と展覧会キュレーター・宮下忠也から成る展覧会「 VANISHING POINT / 消滅点」を2014年12月2日[火]から12月28日[日]まで、その会期を2週間ごとの[シークエンスA]・[シークエンスB]と分けて連続で開催いたします。
絵画における一般的な透視図法である「Vanishing Point/消失点」は、平行線が1つの点に集まる遠近法として、画面上に奥行きを与えることで三次元的空間を構築するだけではなく、鑑賞者の視線を意識的に引き込む機能により、その作品の主題や描き手の意図を示唆する役割をも担います。
本展のキュレーターである宮下忠也(みやした・ただや/1976年・京都府生まれ)は、この視点を展開させ、今日的な表現の中に消失点ではなく「消滅点」という特異点を見出し、そこから作家・作品へのひとつの読み解きを構築しています。本展の出展作家である藤永覚耶、前谷康太郎、宮崎雄樹の作品には、いずれも明白な「消失点」は不在のままに、独自の技法による「Vanishing Point」=「消滅点」が導入されているといえます。
2012年にGallery PARCでの個展開催以降、2013年の「APMoA Project, ARCH Vol.6 藤永覚耶」(愛知県美術館/愛知)や2014年の「BIWAKOビエンナーレ」への参加など、積極的な発表を続ける藤永覚耶(ふじなが・かくや/1983年・滋賀県生まれ)は、染料インクの点描による図像をアルコールにより溶かし、図像が消滅する寸前に現れる「イメージが個人の主観から開放され、広く共有される瞬間」を画面に定着させようと試みています。
2014年の「further/nearer : emergencies!021」(ICC/東京)が記憶に新しい前谷康太郎(まえたに・こうたろう/1984年・和歌山県生まれ)は、構造上の特性により明確な像を結ばない自作の撮影機によって、世界を抽象化されたフォルムと色彩や光の明滅にまで還元する作品を発表しています。それは「わたしたちが見ているもの」への問いとともに、見るという「行為」そのものの本質を鑑賞者に共有させるかのようです。
2013年の「シェル美術賞展2013」において審査員奨励賞を受賞するなど、宮崎雄樹(みやざき・ゆうき/1982年・大阪府生まれ)は、アクリル絵具による風景画を蜜蝋でコーティングし、その上から油絵具で加筆するという手法を用いた絵画制作を続けています。乳白色の蜜蝋は中間層となって「向こう」と「こちら」をつくり出し、そこに距離感とズレを生じさせることで、人間の記憶の曖昧さや意識の揺らぎを取り込み、絵画と鑑賞者をゆるやかに合流させます。
ここに見られるそれぞれの「消滅点」は、いずれも異なる意識・要求や技法によって作品に内包されたものですが、個々の表現にとって大きな役割を果たしているのは間違いありません。宮下はそれぞれの作品をへの理解を深めるための共通項として、ここに「消滅点」というテーマを挙げるとともに、それらを「今日の私たちの体感覚に則した、広く共有しうる世界観なのではないでしょうか」として、鑑賞者に作品を通じた世界への読み解きを促します。
本展覧会では、そのテーマや個々の作品の魅力に触れていただけるように会期を2期に分け、3人の作家がそれぞれ作品・構成を変化させた展示をおこないます。どちらも合わせてご覧いただければ幸いです。(ギャラリー・パルク)
問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。
関本徹生展~セカモトのカオスのカオ~記憶と記録
梅原司平折り鶴コンサート
11月30日(日)14時開演(13時半開場)、京都コンピュータ学院京都駅前校6Fコンサートホール(京都市南区西九条寺ノ前町10-5。JR「京都」八条口より西へ徒歩7分)TEL075・671・1911。
出演=梅原司平(シンガーソングライター)、鈴木裕子(ピアノ)
一般3000円、高校生以下・障がい者1500円。全席自由。
チケット取り扱い・問い合わせTEL03・5302・5666/music[at]pulana.net(プラナ企画) ほか。
右京労山女性委員会交流山行「武奈ヶ岳~コヤマノ岳」
11月30日(日)7時45分、京都バス「出町柳」停集合。
晩秋の比良、西南稜のススキ。武奈ヶ岳からブナ林のコヤマノ岳を楽しみます。
コース=坊村~御殿山~ワサビ峠~西南稜~武奈ヶ岳~コヤマノ岳~中峠~ワサビ峠~御殿山~坊村(約5時間)。
持ち物=弁当、水筒、雨具、帽子、ヘッドランプ、筆記具、時計、ポリ袋、コップ、保険証、フリース、その他日帰り装備。
2500円(交通費)。
申し込み・問い合わせTEL0774・33・8137(右京勤労者山岳会事務局:石田)。※11月27日(木)締切
シン・ヒョンスヴァイオリンリサイタル
11月30日(日)15時開演(14時半開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
出演=シン・ヒョンス(ヴァイオリン)、佐藤卓史(ピアノ)
プログラム=シューベルト/ヴァイオリン・ソナタ ニ長調D.384、ヴァイオリンとピアノのためのロンドロ短調op.70,D.895、ラヴェル/ヴァイオリン・ソナタ ト長調、サラサーテ/カルメン幻想曲op.25
4000円。全席指定。※未就学児入場不可
チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:235-765、TEL0570・000・407(ローソンチケット)Lコード:52285 ほか。
問い合わせTEL075・393・0011(青山音楽記念館/9時半~18時、月・火曜休)。
右京労山普通例会「余呉トレイルの山を歩く(9)集福寺越~文室山~権現峠」
11月30日(日)7時10分、JR「京都」駅東海道線ホーム集合。
読図で歩く余呉トレイルの山シリーズ第9回。行市山の集福寺越から文室山(534メートル)を経て権現坂までを繋ぎ、「余呉」駅へ出ます。線線ルート、林道歩きをクリアし、読図の技術向上を図ります。
コース=JR「京都」駅─(鉄道)─近江塩津駅─集福寺─集福寺越─文室山─林道峠─秋葉山─権現峠─川並─余呉駅─(鉄道)─京都駅。
持ち物=弁当、水筒、雨具、ヘッドランプ、地図、コンパス、ピンチバッグ、その他日帰り装備。
地図=2万5000分の1地形図「木之本」。
申し込み・問い合わせTEL06・6786・4488(右京勤労者山岳会事務局:荒木)。※11月28日(金)締切
第4回京大宇宙落語会
11月30日(日)14時、京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール(京都市左京区吉田本町。市バス「京大正門前」下車すぐ。Pなし)TEL075・753・2285。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
出演=林家染二、桂福丸。
小山勝二(京都大学名誉教授)・柴田一成・林家染二・桂福丸トークショーあり。
一般2000円、大学生以下1000円。
問い合わせTEL06・6309・5265(「宇宙落語制作委員会」事務局)。
古都のよそおい展
11月29日(土)11時~18時/11月30日(日)10時~15時、ぎゃらりぃ和こころ(京都市上京区今出川通七本松西入ル真盛町716〔まつひろ上七軒2F〕。京福北野線「北野白梅町」より徒歩10分)TEL075・467・1927。
古都の街並みに似合う「よそおい」をテーマに、身に着ければ心華やぐ…そんなクラシカルな作品が並びます。
問い合わせTEL/FAX075・467・1927(ぎゃらりぃ和こころ)。