伝承の会

20151107-03
11月7日(土)13時開演(12時半開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口より北へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・771・6114。

能「小鍛冶」浦田親良、舞囃子「西王母」河村春奈・「橋弁慶」片山伸吾、片山峻佑、能「俊成忠度」河村紀仁

一般3000円、学生1500円。自由席。

チケット取り扱いオンラインチケットサービス(公演の60日前より受付可能)

問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。

戸次祥子「木の葉と木口」

20151107-10
11月7日(土)~11月15日(日)12時~19時(水曜休。最終日17時まで)、ギャラリーりほう(京都市左京区北白川東蔦町24-3。市バス「北白川小倉町」下車徒歩3分、または「北白川別当町」下車徒歩5分)TEL075・721・2628。

「木の葉(このは)と木口(こぐち)」

問い合わせTEL075・721・2628(カフェ&ギャラリーりほう)。

~現代アート仏画展~ 魂に寄り添う あなたの生まれ年の守り本尊展

20151107-07
11月7日(土)・11月8日(日)・11月9日(月)11時~17時(最終日15時まで)、ギャラリーおてらハウス(京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397-9〔真宗仏光寺派大善院境内〕。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」15番出口より南へ徒歩5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・351・4883。

人には守り本尊が有ると伝えられており、干支より守護してくれる仏様を十二支守り本尊と呼び開運・厄よけのご利益があると人々に慕われてきました。自分の守り本尊を身近に置くことで、福を招くことができると言い伝えられ、十二支守り本尊は人々に親しみ深い仏様でもあります。千年の時を経て伝承された仏画の技法と日本古来の色を用いて描いた仏画は見る人に美しさ、優しさ、力強さ、懐かしさを感じさせます。それは、「和の心」に共鳴しているからです。日本の伝統美を纏った色が織りなす仏画の世界を御高覧いただきたく御案内申し上げます。

作家=近藤貴美子

【同時開催】
仏画体験コーナー(無料)/大阪エンマン仏画教室生徒作品展

問い合わせ(沖縄エンマン学園:植田)enman-gakuen2007[at]hotmail.co.jp

前川紘士個展~Scales, others

20151107-11
11月7日(土)~11月22日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)ギャラリーパルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48 三条ありもとビル。[ル・グランマーブル カフェ クラッセ]店舗内より2F。阪急京都線「河原町」・京阪本線「三条」より徒歩15分。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩5分)TEL075・231・0706。

前川の関西での初めての個展となる本展『Scales, others』は、2011年から断続的に展開・発展させてきた「大きさ」「かたち」「数」への関心に紐づく作品群を中心に構成されます。
展示作品である「Space of drops」のシリーズは、一粒の色彩の雫を「1単位」として捉え、紙に滴下したそれらを限界までペン先で引き延ばしたドローイングです。同一の因子に端を発するそれぞれのカタチは、前川の時々の試みや想像・興味によって出現したものであり、《100_Space of drops》は100滴分のカタチが並置され、様々な群をつくりながら展開しているものです。
また、「Space of hands」のシリーズはその単位を「自分の手のひらの中の空間を充填するもの」として、両手一杯に詰め込んだ粘土や紐による立体群が広がっています。
「Hands projection」は、まず手のひらサイズの粘土による原型の表面を多面体となるように三角形で分割し、そこに面積がそれぞれ2倍となるような3種類の正三角形を埋め込んだ展開図を基にしたペーパークラフトです。それらは段階的に拡大・複製して組み上げることが可能であり、その展開図はPDFデータや印刷された情報として拡散・使用出来るものともなっています。そして、これらはいずれも前川の身体周辺の大きさを基点として、そこに手によって関わりながら思考され、カタチへと展開されているものです。
本展では、こうした「大きさ」や「かたち」にまつわる作品の他、いくつかの資料によりこれまでの前川の活動を知る機会ともなります。
本展を構成するこれらの要素から、前川は美術や作品、展覧会やプロジェクトといった形式や分類などに関わらず、それが「どのようなもので」「どのように作用し」「どのようなものが生まれるか」という因果の回路を見出そうとしているように思えます。また、そこに自らをも因子として含む(入り込む)ことで、その回路の振る舞いを実感し、そこにある「拡がりの可能性」をも積極的に捉えようとしているかのようです。
本展会場に展示される個々の作品や資料は、こうしたプロセスがひとつのカタチとして可視化されたものであるといえます。
私たちはそこに「私」という因子を含めることで自らを含む世界を積極的に捉え、世界の意味を深めることができるかもしれません。(ギャラリー・パルク)

問い合わせTEL/FAX075・231・0706(Gallery PARC)。
 

【関連イベント】
  • 11月7日(土)17時~
     オープニングパーティー
  • 11月14日(土)13時~
     前川によるアーティスト・トーク 『今回の展示や最近の活動について』
     聞き手=正木裕介
  • 11月21日(土)13時~
     トークイベント『ご近所話から』
     ゲスト=猪瀬浩平(見沼福祉農園・文化人類学者)

京都シネマ名画リレー『サニー 永遠の仲間たち』

11月7日(土)~11月13日(金)、10時10分~京都シネマ(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620〔COCON烏丸3F〕。地下鉄烏丸線「四条」2番出口「四条烏丸西」・阪急京都線23番出口「住友信託銀行口」・25番出口「住友信託銀行四条口」直結。有料Pあり)TEL075・353・4723。

青春時代を謳歌していた仲良し7人組の少女たちの、現在と過去を交互に描く、笑いと涙と青春の甘酸っぱさがたっぷり詰まった温かい人間ドラマ。
(2011/韓国/124分)

監督・脚本=カン・ヒョンチョル
出演=ユ・ホジョン、チン・ヒギョン、シム・ウンギョン ほか

一般1800円、大学生以下・障がい者1000円、シニア1100円。

問い合わせTEL075・353・4723(京都シネマ)。

ようこそ、神と仏の男山へ~石清水八幡宮太子堂の遺宝

20151107-06
11月7日(土)~12月13日(日)9時~17時(月曜休、祝日の場合開館その翌休。入場16時半まで)、八幡市立松花堂美術館(京都府八幡市八幡女郎花43。京阪本線「八幡市」「樟葉」・JR学研都市線「京田辺」「松井山手」・近鉄京都線「新田辺」から京阪バス「大芝・松花堂前」下車すぐ。Pあり)TEL075・981・0010。

江戸時代の頃まで、石清水八幡宮を峰に頂く男山の中腹には「南無仏太子像」(聖徳太子二歳の像)を祀る太子堂がありました。明治の神仏判然令のもと、山中の仏教施設は取り払われましたが、「南無仏太子像」は大津の地に移され、奇跡的に現在まで守り伝えられてきました。「南無仏太子像」(お太子さん)と男山ゆかりの遺宝をご紹介する展覧会です。

一般600円、学生500円、高校生以下無料。

問い合わせTEL075・981・0010(八幡市立松花堂庭園・美術館)。

【関連イベント】
●講演会『石清水八幡宮太子堂の遺宝』11月15日(日)13時半、同館講習室
講師=伊東 史朗(和歌山県立博物館館長)
無料。定員80人(要予約)

●ギャラリートーク
講師=学芸員(展示解説)
11月21日(土)、11月28日(土)、12月5日(土)、14時、同館展示室

ヒルゲート夜話市民講座Bコース「『琳派』の雪佳─近代デザインの先駆け・雪佳─」

11月6日(金)19時~20時半、ギャラリーヒルゲート1F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。

今年、京都は「琳派400年」の催しに彩られました。その企画に深く関わられた先生から、もう少し詳しく琳派のことを教えていただきたいと思います。

講師=榊原吉郎(京都市立芸術大学名誉教授・琳派400年記念祭委員会・専門委員)

一般1000円、学生500円。定員40人(茶菓子付)。
※要申込

申し込み・問い合わせTEL075・231・3702/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。

都ライト’15

20151106-01
11月6日(金)、11月7日(土)、11月8日(日)17時~21時(最終日のみ20時半まで)※雨天決行
浄福寺通大黒町(上京区今出川浄福寺入ル)・上七軒通、また2会場をつなぐ通り(上立売通・六軒町通・五辻通)
〔大黒町会場〕市バス「今出川浄福寺」停下車、北へ徒歩5分 。〔上七軒会場〕市バス「上七軒」停下車 すぐ。

都ライトは、伝統的な木造住宅である京町家のライトアップイベントです。地域の方の協力も経て、今年で11年目の開催を迎えることとなりました。実行委員は京都の大学に通う学生を中心に組織されており、日々活動しています。都ライトでは、京町家の内側から光を当てることで、格子からもれだすあたたかな「暮らしの灯り」を表現しています。京町家の魅力や京都のまちの文化や伝統について考えてもらうきっかけづくり、地域の活性化や京町家の保存・活用の活動につながることを目指しています。
来場者の方には、ライトアップされた京町家、会場ごとに彩られた町並みをお楽しみいただきます。また、当イベントでは京町家のライトアップ以外に多数の企画や併設のイベントを開催します。内容としては、京町家に関するものや地域の文化や歴史に触れるもの、地域のアーティストの方々の作品展、京都や和を感じるものを考えております。

問い合わせTEL075・431・6469、FAX075・950・3240miyako.light[at]gmail.com 都ライト実行委員会

【関連イベント】
町家えほんと京暮らし4コマ漫画の原 画展/上七軒芸妓の衣装展示 / はんなり御膳のほっこりぜんざい / チンチン電車/地域の小学生との照明制作ワークショップ/ 物産展/ 天鵞絨美術館による天鵞絨展示 ほか。

 

オープンチャーチ 希望の未来へ向かって

20151106-02
11月6日(金)14時~15時半、聖イエス会さがの教会(京都市右京区宇多野長尾町9番地。市バス「福王子」駅下車徒歩5分)TEL075・461・6863。

「6千人の命のビザ」日本人外交官、杉原千畝を紹介する劇集会。

  • パイプ・オルガンの演奏
  • 映像と寸劇でつづる杉原千畝の「決断」と「再会」
  • アンネのバラの由来

無料。

問い合わせTEL075・461・6863(聖イエス会さがの教会)。

素謡の会 宙にただよう恋~定家

素謡の会 宙にただよう恋~定家
11月5日(木)19時(開場18時半)、京都芸術センター大広間(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」22番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

都を見てみたいと思い立ち、京へとやってきた北国の僧。突然の時雨にあい、近くにあった建物の軒先で雨宿りをしていた。そこへ、どこからともなく女が現れ、建物の名が「時雨亭(しぐれのちん)」であり、藤原定家が建てたものであることを話す。女は、僧をとある人物の墓に連れて行く。幾重にも葛が絡まった古い石塔―それはかつて定家が深く愛した、式子内親王の墓であった…

出演=河村晴道(シテ・地謡)、味方健(地謡・解説)、味方玄(地謡)、深野貴彦(地謡)、田茂井廣道(ワキ・地謡)

1800円(前売り1500円)。

チケット取り扱い・京都芸術センターチケット窓口(10時~20時)、予約フォーム
問い合わせTEL075・213・1000/FAX075・213・1004(京都芸術センター)。