特別展覧会 細川家の至宝─珠玉の永青文庫コレクション 10月8日(土)~11月23日(水・祝)9時半~18時(月曜休、祝日の場合開館・翌休。閉館30分前締切、金曜20時まで)、京都国立博物館特別展示館(京都市東山区茶屋町527。市バス「博物館・三十三間堂前」下車すぐ。Pあり)TEL075・525・2473。
 旧熊本藩主であった細川家が所蔵する宝物を永く護り伝えていくために、昭和25年(1950)、第16代当主の護立(もりたつ)によって設立された永青文庫から、伝来の武器・武具、文書、絵画、工芸品のほか、護立によって収集された刀剣、中国美術、近代の絵画など、バラエティに富む至宝の数々を展覧。
 一般1400円(前売り1200円)、大高生900円(前売り700円)、中小生500円(前売り300円)、障がい者手帳所持・介助者1人まで無料※要証明。
 チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:764-740、TEL0570・084・005(ローソンチケット)Lコード:55045 ほか。
 問い合わせTEL075・525・2473(京都国立博物館)。


 東京・目白に位置する永青文庫は、旧熊本藩主であった細川家が所蔵する宝物を永く護り伝えていくために、昭和25年(1950)、第16代当主の護立(もりたつ)によって設立されました。
 その所蔵品は、遠祖である細川頼有ゆかりの品や、歌人としても著名な初代藤孝(ふじたか)(幽斎[ゆうさい])、千利休の高弟のひとりでもあった2代忠興(ただおき)(三斎[さんさい])をはじめとする、細川家に代々伝来してきた武器・武具、文書、絵画、工芸品などにくわえ、護立によって収集された刀剣、中国美術、近代の絵画など、バラエティに富んでいます。その総数は8万点を超え、ひとつの家に伝来したものとしては日本有数のコレクションです。
 細川家は京都とのゆかりが深く、初代藤孝が織田信長のもとで頭角をあらわし、同家繁栄の基礎を築いたのが、長岡京市の勝龍寺城(青龍寺城)を居城としていた時期です。また、菩提寺も京都・建仁寺の塔頭永源庵(現在の正伝永源院)でした。永青文庫の名は、両者から最初の一文字をとったものです。その所蔵品を一堂に会する展覧会が京都の地で開かれるということは、きわめて意義深いことといえるでしょう。
 展覧会は、前半が細川家に伝来した作品、後半が護立のコレクションを中心に構成されています。歴史を見抜いた確かな目が選んだ名品から、さらに厳選された至宝の数々を、この機会にぜひともお楽しみください。

─京都国立博物館
https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20111008-07-thumb-150x200-17733.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20111008-07-thumb-150x200-17733-150x150.jpgkyomin-minpo京都国立博物館美術館 10月8日(土)~11月23日(水・祝)9時半~18時(月曜休、祝日の場合開館・翌休。閉館30分前締切、金曜20時まで)、京都国立博物館特別展示館(京都市東山区茶屋町527。市バス「博物館・三十三間堂前」下車すぐ。Pあり)TEL075・525・2473。  旧熊本藩主であった細川家が所蔵する宝物を永く護り伝えていくために、昭和25年(1950)、第16代当主の護立(もりたつ)によって設立された永青文庫から、伝来の武器・武具、文書、絵画、工芸品のほか、護立によって収集された刀剣、中国美術、近代の絵画など、バラエティに富む至宝の数々を展覧。  一般1400円(前売り1200円)、大高生900円(前売り700円)、中小生500円(前売り300円)、障がい者手帳所持・介助者1人まで無料※要証明。  チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:764-740、TEL0570・084・005(ローソンチケット)Lコード:55045 ほか。  問い合わせTEL075・525・2473(京都国立博物館)。  東京・目白に位置する永青文庫は、旧熊本藩主であった細川家が所蔵する宝物を永く護り伝えていくために、昭和25年(1950)、第16代当主の護立(もりたつ)によって設立されました。  その所蔵品は、遠祖である細川頼有ゆかりの品や、歌人としても著名な初代藤孝(ふじたか)(幽斎[ゆうさい])、千利休の高弟のひとりでもあった2代忠興(ただおき)(三斎[さんさい])をはじめとする、細川家に代々伝来してきた武器・武具、文書、絵画、工芸品などにくわえ、護立によって収集された刀剣、中国美術、近代の絵画など、バラエティに富んでいます。その総数は8万点を超え、ひとつの家に伝来したものとしては日本有数のコレクションです。  細川家は京都とのゆかりが深く、初代藤孝が織田信長のもとで頭角をあらわし、同家繁栄の基礎を築いたのが、長岡京市の勝龍寺城(青龍寺城)を居城としていた時期です。また、菩提寺も京都・建仁寺の塔頭永源庵(現在の正伝永源院)でした。永青文庫の名は、両者から最初の一文字をとったものです。その所蔵品を一堂に会する展覧会が京都の地で開かれるということは、きわめて意義深いことといえるでしょう。  展覧会は、前半が細川家に伝来した作品、後半が護立のコレクションを中心に構成されています。歴史を見抜いた確かな目が選んだ名品から、さらに厳選された至宝の数々を、この機会にぜひともお楽しみください。 ─京都国立博物館京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ