宇治田原町の勝谷聡一(かつたに・そういち)町長が住民団体「まちづくりをともに考える会」(大平勲代表)の懇談要請に対して、「政治色が濃い団体」「政治的主張が強い特定団体」などと拒否し、町議会でも同趣旨の答弁を繰り返している問題(1月11日付既報)で、勝谷町長は「政治的主張が強い」と判断した理由について、「京都民報Webに発足集会が報じられている」などと回答しました。

 本紙は、勝谷町長に懇談拒否の理由などについて文書で質問。期日(1月6日)後の7日夕方に回答が届きました。質問事項は、▽政治的な主張が強い団体からの懇談要請を断る理由▽政党などの政治団体や議員とは懇談しないのか▽「まちづくりをともに考える会」が「政治的な主張が強い団体」と判断した根拠―の3点。

 政治的な主張が強い団体からの懇談要請を断る理由について、「特定の強い政治的主張を持つ団体とクローズドな場で会うことは、その内容が広く住民にはわかりにくいことから、住民から見て公平性を欠く懸念がある」などとし、個別に会うのではなく、誰もが参加できるオープンな場での懇談を要望。

 政党や議員との懇談については、「町議会議員や各政党の方々等と懇談や意見交換を行うことは常にあります」などとしました。

 同会が「政治的な主張が強い団体」と判断した根拠については、日本共産党京都府委員会が購読申込を受け付けている京都民報のウェブ版に同会発足集会の内容が詳細に記載されているほか、日本共産党の宇治田原支部が発行する「宇治田原民報」にも会代表の論評記事が掲載され、日本共産党議員が町議会で「なぜ会わないのか」などの質問をしたことを挙げています。