声援に応える(左から)井上、小林、佐々江、河野、苗村活代・口丹地区委員長(2月15日、南丹市)

 南丹市議選(3月8告示、同15日投票)での2議席から3議席への躍進を目指し、日本共産党口丹地区委員会は15日、同市内で演説会を開き、約150人が参加しました。井上哲士前参院議員が、高市強権政治に立ち向かう共産党の躍進を訴えるとともに、3候補が決意表明しました。

自民党政治転換目指す共産党の姿示し

 井上氏は、総選挙で自民党が虚構の多数を占めるもと、同市議選で議席増を実現することは、「高市強権政治への反撃の突破口として大きな意義がある」と強調。 総選挙結果を受けて、高市首相が改憲への策動を強めていることなどに対し、危機感を持つ国民が増えているとし、「自民党への不安を持つ人に、正面から立ち向かい自民党政治の転換を目指す党の姿を示すことが前進につながる」と訴えました。

 自民党圧勝の背景には、「暮らしを何とかしほしい」という国民の願いがあったと指摘。南丹市の上下水道約2割の値上げ案に住民とともに反対した共産党の躍進で、「物価高騰対策に逆行する値上げにノーの声を示し、中止に追い込む大きな力になる」と訴えました。

 現職の小林つよき氏(71)は、上下水道の値上げ問題について、住民団体が2000人分以上の署名とともに提出した請願が、市議会・産業建設委員会で否決されたことを紹介。同党は2議席のため、同委員会に委員がいないことを示し、「市政を正すため、共産党の議席をさらに大きくしたい」と語りました。

 この間、水道基本料金減免(3カ月間)、中学校トイレへの生理用品設置などが実現したことを紹介し、「議席を伸ばし、もっと市民の願いが届く市政にしていきたい」と述べました。

 現職の河野ケースケ氏(62)は、同市の人口が過去20年で2割減少しており、特に旧美山町など周辺部の減少が顕著であることを指摘。旧美山町では、入院病床の休止など診療所体制の大幅な後退が強行されたことを示し、「かつて美山は旧4町でIターンが一番多かったが、今は最も少ない。市政を変えなければ展望がみえない。よりよい市政をつくるため頑張りたい」と強調しました。

 新人の佐々江かずひろ氏(63)は、上下水道の値上げ問題で住民団体「南丹市の上下水道料金値上げの中止を求める会」の代表として運動に取り組んだことを振り返り、「値上げの根拠を追及し、見直しさせたい」と力を込めました。

 また、国保税の子どもの均等割廃止、給食費無償化などの実現を訴え、「市民で良かったと思える町づくりに真剣に取り組みたい」と述べました。