街頭で訴える東候補(右)と島田敬子府議

 京丹波町議選(定数13)が11月16日、投票を迎えます(11日告示)。日本共産党の東まさ子候補(77)=現=は、町民の暮らし第一の町政実現へ全力を挙げると奮闘しています。

 同町議選には、現職10人、新人3人、元職1人の計14人が立候補する見込みです。党派別では、共産党1人(現有2)、公明党2人(現有2)です。

 現畠中源一町政は、国の推進政策に追随し、関係・交流人口を増やすため道の駅「瑞穂の里・さらびき」の改修・新築(約7億円)や行政のデジタル化を推進しています。

 一方で、学校給食費無償化や加齢性難聴の補聴器購入補助、住民健診に難聴検査を加えることなど、子育て世代や高齢者の切実な願いには背を向けてきました。

 同町議会では、当初予算案に共産党以外が賛成しており、「オール与党」体制で現町政を支えてきました。

 東候補は、「町政をチェックし、正すという議会の役割が問われている。共産党は、はっきりものを言い、町民の暮らし応援を第一に働きます」と訴えています。

 東候補は重点政策として、▽給食費無償化、子どもの医療費無料化の拡充▽水道料金引き下げ・減免▽国保税の子どもの均等割減免▽高齢者の難聴検査、補聴器購入補助の実現▽障害者のグループホーム設置▽小児医療の充実、病児保育の実施▽町民でつくる「京丹波町・未来構想会議」の設置▽農林業の担い手育成のための総合計画策定▽多様性を認め合う「京丹波町・新人権宣言」策定─を掲げています。

 また、「戦後最悪」の反動政権である高市政権が誕生するもとで、「悪政から暮らし、平和、民主主義を守れの声を日本共産党に託してほしい」と訴えています。