「給料上がらな仲間が辞めちゃう」「看護師増やして患者を守ろう」ケア労働者らがサウンドデモ/京都医労連がアピール行動
京都医療介護労働組合連合会は11月6日、ケア労働者の賃上げや処遇改善を求めるアピール行動を京都市内で取り組みました。
日本医労連の秋闘産別統一行動に呼応したもので、年末一時金の引き上げ、ケア労働者の賃上げを可能にする診療報酬・介護報酬の10%以上の改定など訴えました。
京都では、軽快な音楽に合わせてコールしながら行進する「サウンドデモ」にケア労働者ら約50人が参加しました。京都市役所前を出発し、「STOP 医療崩壊」「地域医療を守れ」などのプラカードを手に、「給料上がらな仲間が辞めちゃう」「看護師増やして患者を守ろう」などとコールしてアピールしながら河原町通を南下。四条河原町で宣伝し、ケア労働者の大幅増員、大幅賃上げなどを求める国会請願署名の協力を訴えました。
宣伝では、看護師や介護士らが順にスピーチ。「トイレに行きたいという患者のナースコールにもかけつけられない」「長時間労働、賃金は上がらず、離職が止まらない」など、人手不足のなかで患者に寄り添う看護ができない現場の実態を告発しました。
北海道から修学旅行で京都に来た高校生が「頑張ってください」と署名に応じるなど、請願署名に足を止める人の姿が目立ちました。
同日は、京都第二赤十字病院の労組がストライキを実施。国立病院の労組も宣伝するなど府内各地の行動が報告されました。
13日には、第3弾のX(旧ツイッター)デモを予定し、ハッシュタグ「#もう限界です診療報酬を賃上げに」「#地域から病院をなくさないで」を付けて発信を呼びかけています。
オンライン署名はhttp://change.org/irouren2025






