訪問介護の窮状を訴えた介護福祉士の吉田さん(左端)とともにそろい踏みする(右から)井上さとし、倉林明子両氏(5月31日、京都市左京区)

 5月31日に百万遍交差点で行われた比例代表・倉林明子左京事務所の事務所開き街宣では、応援に駆け付けた市民弁士から自民党政治への怒りのメッセージとともに、「介護報酬引き上げへ一緒に頑張りましょう」「国会になくてはならない人」と連帯と熱いエールが次々と寄せられました。

 ヘルパーステーションで働く介護福祉士の吉田涼子さんは、訪問介護の基本報酬引き下げにより事業所の経営は危機に瀕し、低賃金で人員不足が続く窮状を告発し、「このままでは訪問介護は崩壊する」と訴え。石破首相がサイバー攻撃への対処を「喫緊の課題」と答弁したことを挙げ、「介護報酬の引き上げこそ〝喫緊の課題〟。日本国民全体の問題。倉林さん、一緒に頑張りましょう」と声を上げました。

 同区在住のJCPサポーターの女性は、戦争を批判することが許されなかった時代から戦争反対を訴え、今、軍拡ではなく、ひっ迫する暮らしにこそ予算をと訴える共産党を応援したいと述べ、「倉林さんは私たちを有権者ではなく主権者と呼びます。『あなたにはその力がある。一緒に頑張ろう』という意味だと感じました。倉林さん、日本共産党は日本の政治に絶対必要です」と訴えました。

 キッチンハリーナを経営する佐藤友子さんは、「コメを買ったことない」と発言した前農水大臣の更迭劇に、「倉林さんとは真逆。12年間、私たちの日々の暮らしのあえぎを自分のこととして感じ、庶民の思いを届けてきてくれた」と述べ、「北陸新幹線延伸問題でも市民の願いに耳を傾け、ともに活動してくれる頼りになる仲間。獅子奮迅の倉林さんを国会に送り出したい。国会になくてはならない人」と呼びかけました。