少人数学級実現で子どもの命と安全を守ろう―5日発足した「先生ふやして!! 少人数学級@左京」は7月18日、京都市動物園前で署名行動を行いました。京都教育センターや京都市教組、新婦人左京支部などから12人が参加し、約1時間の行動で60人が賛同を寄せました。

 教育センターの本田久美子事務局長や京都市教組の西明和彦書記長らが訴え。6月15日以降、通常の授業形態に戻ったものの、「密」を避ける感染防止ができていない実態を述べ、「全国知事会も求めている20人程度の少人数学級を実現し、子どもたちの安全と学びを保障しよう」と呼びかけました。

 署名に応じた小学2年生の子どもを持つ女性は「6時間授業が週1回だったのが6月以降は2回になり、くたくたになって帰ってくる。先生も毎日の消毒で大変だと聞いています。国はもっと子どもを大事にしてほしい」と言います。「なんで学校だけコロナ対策しないの? おかしいよね」という若者や「友人の教師が学校がクラスターにならないかと心配していた」との声も。大阪府から来た教員は「少人数学級を一日も早く実現させるため、声をあげたい」と話していました。