市に第3次の申し入れを行う日本共産党亀岡市議団の(右から)並河、三上、(1人おいて)田中、長澤の各議員(6月5日)
 子育て世代・観光業・飲食店・高齢者世帯…独自支援策を実現

 亀岡市議団(田中豊団長、4人)は事業者や住民から聞き取りなどをもとに、市に申し入れを実施し、市の独自支援策へ結び付けています。また、市議会では同党が呼びかけた「新型コロナウイルス感染症対策の迅速な取り組みに全力をあげる決議」が全会一致で採択されています。

 亀岡商工会議所などの団体や事業者の訪問では、府議団作成の支援制度を知らせるビラを渡しながら対話。理容室からは「休業要請対象外だが、開けていても客は来ない。必要経費の支払いが滞りそう」との訴えが寄せられました。

亀岡商工会議所を訪問する長澤議員(右端、4月)

 毎週の市内4駅での定例宣伝でも亀岡民報などのニュースを配りながら声をかけると、「情報を知らせてくれてありがとう」と感謝の言葉をかける住民もいます。

 寄せられた声をもとに市への申し入れは5日で3回目となりました。活動を通じ、▽府の休業要請協力金への上乗せ▽子育て緊急支援給付金▽観光業支援▽外食店のテークアウトクーポン▽高齢者の買い物代行▽休校時における学童保育での昼食あっせんとスクールバス運行─などが実現。支援メニューは亀岡民報の全戸配布や議員団ニュースなどで市民に伝えています。

 また、特別定額給付金の申請に使用できる身分証明の種類を紹介するなど、市民の疑問に答える情報もニュースで知らせています。

 「この難局に、市民の支援に全力をあげる意志を示すべき」─。5月の臨時議会では、提案されたボーナス2割カットに賛同しつつも、その前に議会としての決意を示すべきだと主張。同議員団が起案し、決議の採択に至りました。

 開会中の6月定例会では、「さらに市民の暮らし、営業を守るため、有効で迅速な施策を求めていく」決意です。