府内の4病院が、統合・再編の「再検証」の対象にあげられた問題で、医療団体などが再検証を白紙撤回し、存続・拡充を求める国への要請署名を呼びかけています。同署名では、「再検証」は住民・医療関係者・自治体の努力を否定し、住民の医療を受ける権利を奪うものと批判。府内4病院をはじめ全国424病院の「再検証」を白紙撤回し、地域医療を充実させることを求めています。

 京都民医連と京都医労連、京都民医労は11月15日、京都市右京区の阪急西院駅前で署名を呼びかける街頭宣伝を行いました。

 参加者は、4病院がそれぞれ地域医療に貢献し、地元住民の命と健康を守るためにかけがえのない役割を果たしてきたとして、「宇多野病院、京丹波町病院、大江分院、舞鶴赤十字病院の存続とともに拡充することが求められています。署名にご協力ください」と呼びかけると次々と署名に応じていきました。