■京都総評/改憲許さんデー

 京都総評(梶川憲議長)は9月に開いた第84回定期大会で、毎月9日と29日を「安倍改憲許さんデー」に位置づけ、昼デモや夕方の宣伝行動、スタンディングアピールなど、全職場組合員による行動を提起しています。10月29日は雨のなか、役員6人が京都市の四条烏丸で宣伝しました。
 安保法制や「共謀罪」を国民の反対の声を無視して強行し、民主主義や平和主義をふみにじる安倍政権の下で改憲に反対しようと呼びかけ、職場や地域、学園での署名協力を求めました。
 ドイツ在住の若い女性や戦争体験者がペンを取り、「安保法制は廃止してほしい。『戦争はしない』と誓った憲法をそのまま次の世代に渡せることを見届けたい」(87歳、女性)と願いを込めました。

■川岡・九条の会/歴史語って

 京都市西京区の南部に位置する川岡小学校区の住民でつくる「川岡・九条の会」は、呼びかけ人で日程を相談して月に2回程度、阪急桂駅西口で宣伝に取り組んでいます。
 10月20日は、5人が参加。手づくりのメガホンで「憲法9条をないがしろにすると、戦争をしないという歯止めがなくなる」と危険性を訴え3000万署名の協力を呼びかけ、バスを待つ利用者には直接声をかけて署名を依頼しました。
 代表の小川久美子さん(65)は、「署名運動を進める上で、憲法が出来た原点となる歴史の振り返りを大事にしながら広げていきたい」と話しています。