07年京都民報「読者の文芸」年間賞の表彰式と懇談会が1日、京都市内で行われました。
 開会あいさつで、京都民報社の寺前徹編集次長が、今年退任の相馬大、藤本秋声両選者への謝辞をのべた後、京都民報の紙面改革が途上にあることを強調し、文芸欄の更なる発展へ協力を呼びかけました。
 表彰式に続く懇談会では、今年から縮小した文芸欄に、佳作掲載の復活などを望む声が寄せられました。
 このほど退任した選者の藤本氏が、「力作に触れ、勉強になった」とのべ、相馬氏は平安京時代の歴史を歩く企画など、京都民報との思い出を語りながら、文芸欄の発展を願いました。
 新選者の八木勲氏は、「楽しく投句を」と呼びかけました。