「読者の文芸」年間賞授賞式 京都民報「読者の文芸」2013年年間賞授賞式と懇談会が1日、京都市中京区のレストランおおたやで開かれ、13人が参加しました。
 表彰式では、京都民報社の真下哲編集長があいさつし、受賞者に賞状などを手渡しました。各選者である歌壇の長勝昭、俳壇の伊藤哲英、柳壇の八木勲の各氏が講評を述べました。「歌を作り続ける中で必ず壁にぶつかるが、歌を詠むことは生きることと一体だという思いを常に抱いて作って行くことが大事」(長)、「民報の俳壇投稿には生き方とかかわって作っておられる作品が多い。自分の心で受け止め、読む人にも感銘を与える抒情性をどう伝えるか、読みなおし、推敲を重ねて欲しい」(伊藤)、「1年間の入選、佳作の多い人を中心に選んだが、いい作品が多かった。印象深いのは『2万人波の高みを覚えてる』。重みがある作品」(八木)などと述べました。
 交流会では「俳句を始めて3年足らず。どうしたら上達できるか」「投句を作る時は落ち着いた時間が作れる」「俳句を作り始めて怒らなくなった」「楽しんで作ることが一番。リラックスできた時にふといい言葉が浮かぶ」などに意見や感想が出されました。