菊池真生 写真展「BORDERLESS」

2月7日(火)~2月12日(日)11時~18時、京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク2F(京都府京都市東山区堀池町374-2。地下鉄東西線「東山」駅より徒歩5分)TEL080・5988・7720。
マクロ撮影による未知の光景。
問い合わせTEL080・5988・7720(ギャラリージャパネスク)
昭元順耳 写真展

2月7日(火)~2月12日(日)11時~18時(最終日16時まで)、ちいさいおうち Gallery Little house2F(京都市下京区室町通四条下ル鶏鉾町478。阪急京都線「烏丸」・地下鉄烏丸線「四条」より徒歩1分)TEL090・9977・1559。
問い合わせTEL090・9977・1559(ちいさいおうち)。
子どもと大人で一緒に演劇で遊ぼう!

2月5日(日)①10時半・②13時半(受付・開場は各開催時間の15分前)、伏見いきいき市民活動センター 会議室305(京都市伏見区深草加賀屋敷町6−2。近鉄「伏見」駅より徒歩8分。Pなし)TEL075・646・4274。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
同ワークショップは「遊ぶ」ことをテーマとしています。
そしてまた「出会う」ということも、会を通して大切にしたいと考えています。
ワークショップに参加して、一緒に遊びましょう。
京都や大阪で活動してる俳優3~4名の力も借りてワークショップを盛り上げます!
無料。
※対象は子ども以上(1歳から歓迎)
※先着順
※定員40人
チケット取り扱い WEB申込みフォーム 。
問い合わせ✉office@transientkingdom.com、TEL050・3698・1481(劇団トランジェントキングダム)。
『大河への道』上映会

2月5日(日)①10時半②13時半、ガレリアかめおか響ホール(京都府亀岡市余部町宝久保1-1。JR嵯峨野線「亀岡」より京阪京都交通バスまたはコミュニティバス「ガレリアかめおか」下車。P少あり)TEL0771・29・2700(代)。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
世界を驚かせた[初の日本地図]完成から200年。その裏に隠され続けた秘密が、遂に明かされる─。
原作=立川志の輔
脚本=森下桂子
出演=立川志の輔、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、溝口琢矢、西村まさ彦、平田満
一般1300円(前売り1100円)。
申し込み・問い合わせTEL0771・22・2585(亀岡映画センター:原田)
カフェ・モンタージュでの1時間「新たなる出発」

2月4日(土)20時開演(19時半開場)、カフェ・モンタージュ(京都市中京区夷川通柳馬場5丁目239-1。地下鉄烏丸線「丸太町」7番出口より徒歩5分)TEL075・744・1070。
出演=杉江洋子(ヴァイオリン)、野田明斗子(ヴァイオリン)、小峰航一(ヴィオラ)、ドナルド・リッチャー(チェロ)
プログラム=B.マルティヌー/弦楽四重奏曲 第3番 H.183、A.ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲 第13番 ト長調 op.106
3000円。
※40席
※全席自由
※高音質・LIVE音声配信1000円。
申し込み・問い合わせTEL075・744・1070(カフェ・モンタージュ)。
WEB申し込みフォーム
春秋座「能と狂言」

2月4日(土)14時開演(13時15分開場)、京都芸術劇場春秋座(京都市左京区北白川瓜生山2-116。市バス「上終町・京都造形芸大前」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・9207。
花の都の「桜づくし」、東の果ての春の「哀傷」
―『花盗人』と『隅田川』―
プレトーク/片山九郎右衛門(観世流シテ方)、天野文雄(舞台芸術研究センター特別教授)
狂言「花盗人」野村万作(シテ)、野村萬斎(何某)
能「隅田川」観世銕之丞(シテ)、安藤継之助(梅若丸)
『花盗人』は、花の枝を手折って稚児に進上しようとした男が屋敷の亭主に捕まって交わす、おおらかでのどかな詩歌問答の狂言です。「春風は花のあたりをよぎて吹け心づから移ろふと見ん(春風は花のあたりを避けてくれ)」と亭主が言えば、男は「見てのみや人に語らん桜花手ごとに折りて家づとにせん(花の美しさは見ただけで人には語れない)」などとやり返します。やがて男が捕らわれの身を花に寄せた歌を即興で詠むと、亭主も意気投合して桜下での酒宴となり、男は天女が一枝の花を盗み取る能の『泰山府君(たいさんぷくん)』の一節を謡って舞う。狂言ならではの風雅なひととき。室町時代には作られていた狂言です。
『隅田川』は、季節は同じ春でも『花盗人』とはまったく対照的な女物狂能です。人買いに連れ去られたわが子梅若丸を捜して、都北白川(春秋座がある地域です)の女が物狂いとなって東国武蔵の隅田川までやってきて、大念仏が行われている対岸の下総に渡ろうとする。その船中、船頭によって、大念仏は一年前に亡くなった少年の弔いであること、少年の名は梅若丸であることが語られます。舟から降りた女が鉦鼓(しょうご)を打って南無阿弥陀仏の大合唱に加わると、塚から少年の念仏の声が聞こえ、梅若丸の亡霊が現われますが、それもつかのま、梅若丸は塚に消え、あとには明け方の浅茅が原が広がっているばかり。冒頭には業平の「東下り」をふまえた狂女と船頭の風雅な問答がありますが、以後はたたみかけるような悲劇的場面の連続です。梅若丸の塚を前に、「さても無残や死の縁とて、生所(しょうじょ)を去つて東(あずま)の果ての、道のほとりの草となつて」と嘆くあたりは、救いのない「哀傷」そのものですが、そのあとの南無阿弥陀仏の大合唱による「祈り」という要素も見逃すべきではないでしょう。作者は世阿弥の嫡男元雅。父世阿弥が梅若丸は母の幻覚なのだから出す必要はないと言ったのに対して、「それではこの能は成り立たない」と反論した「隅田川子方論争」は著名ですが、その後の上演史は元雅の主張に正当性を認めているようです。(舞台芸術研究センター特別教授 天野 文雄)
一般〔1階席〕7500円、一般〔2階席〕6500円、学生・ユース(25歳以下)2500円。
※全席指定
※学生・ユースは要証明書提示、座席範囲指定あり
※未就学児膝上入場可(託児あり/生後6カ月以上7歳未満、1人1500円、要予約TEL075・791・9207、1月27日、17時締め切り)
チケット取り扱いTEL075・791・8240(京都芸術劇場チケットセンター/平日10時~17時) ほか。
問い合わせTEL075・791・9207(京都芸術大学 舞台芸術研究センター)。
玉水焼初代 楽翁

2月4日(土)~7月25日(火)9時半~17時半、(日・祝、休。入館は17時まで)樂焼玉水美術館(京都市上京区堀川通寺之内上ル東側 みやした 内 2F・3F。市バス「堀川寺ノ内」下車徒歩1分) TEL075・366・6881 。
楽一元(楽一入の庶子)と子・任土斎の工房を手伝った陶工に伊縫楽翁(閑斎)がいました。洛中だけでなく、郷里の山城国南部の玉水村(現・綴喜郡井手町)でも作陶した楽翁は、輪形の茶碗を考案し、細工物を得意とし、また朱釉を強調した作風で知られました。玉水楽家の血筋が途絶えると、楽翁はその名跡を継ぎ、箱書に「玉水」と署名し、晩年は高台脇に年齢を入れるようになりました。同展では、楽家歴代の中でも屈指の名手と言われた楽翁の知られざる陶技に光を当て、その多彩な作品を紹介します。
一般300円、 古田織部美術館との共通券700円。
問い合わせTEL075・366・6881(樂焼玉水美術館)。
KYOTO de petit 能「初会」
河野仁 個展「待春─Taishun─」

2月3日(金)~3月26日(日)12時~18時(金・土・日のみ開廊)、ARTSPACE GOROGORO(京都府京都市東山区松原通り大和大路東入轆轤町102-62F。市バス「清水道」下車徒歩分)。
京焼・清水焼の絵付け師であった 故 河野仁(1932─2019)の遺作展。