夏休み企画「幻ノ進化論―Saltationism」展
7月20日(火)~8月26日(木)10時~20時(会期中無休)、京都芸術センターギャラリー北・南/談話室など(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」22番・24番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。
想像上の物語から「生」を彷彿とさせる幻獣たちを創り出す、美術作家・江本創。そんな幻獣たちを「幻の進化」として展示します。
もし、幻獣たちが存在したら… その世界はどんなものだろう。
人は理解を超えて存在するモノに興味を持つ時、恐怖と好奇心という相反する感情を抱きます。まさに江本創の作品は、一瞬にしてその感情を触発し、幻獣の世界へと私達を誘います。
本展では、甲羅を持った獣や不思議な頭の爬虫類、見たことのない棘を持つ植物、そしてドラゴンの標本など江本創の近作を展示します。これらの幻獣たちは、生物としてのリアルな骨格を持ち、皮膚の生々しさは観る者に強烈なリアリティーを与えます。作品は、人の手で作られたものと想像できる範囲を超え、今にも動き出しそうに観る者へと迫ってくるのです。
今回は、ダーウィンの進化論とはまた別に、これらの幻獣たちを江本創の想像する「幻の進化論」として展示。生物が不変のものではなく、長い時間をかけて次第に変化し、ある時は想像しえない進化を遂げ、“もしかすると…”今、目の前に生存するのかもしれないと私たちに想像させます。合わせて展示される化石シリーズでは、翼を持った獣など、幻獣の動きの瞬間を見ることができるでしょう。
見たことのないモノへの好奇心、そして想像することの楽しさ、この夏休みに江本創が創り出す幻獣たちの世界を是非、ご覧ください。
入場無料。
申し込み・問い合わせTEL075・213・1000/info@kac.or.jp(京都芸術センター)。
第13回 Present─時─
7月20(火)~7月25日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート1F・2F(京都市中京区寺町通三条上ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)。
Present(プレザン)とはフランス語の“現在”。それは絵画表現にとっての“現在”であるとともに、個々の作家にとっての“現在”でもあります。関東以北在住の作家を京都にお招きして東西の交流を企図してきた当展も13回目を迎えました。絵画の新たな地平を拓く作家たちの、個性溢れる作品をどうぞお楽しみくださいませ。
出展作家(独立美術協会会員)=安達時彦、石井武夫、乙丸哲延、瀬川富紀男、平岡靖弘、福岡奉彦、本田希枝、向井隆豊、森山杏子、山田修市、吉武研司。
問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750。
白井賢吾展
7月20日(火)~7月25日(日)12時~19時(最終日17時まで)、GALLERYはねうさぎroom2(京都市東山区三条通神宮道東入ル 神宮道ビル2F。地下鉄東西線「東山」1・2出口より東へ徒歩3分)TEL075・761・9606。
問い合わせTEL/FAX075・761・9606(GALLERYはねうさぎ)。
林由衣子 写真展「Back Motion」
7月20日(火)~7月25日(日)12時~19時(最終日17時まで)、GALLERYはねうさぎroom4(京都市東山区三条通神宮道北東角2F。地下鉄東西線「東山」1・2番出口より東へ徒歩3分)TEL075・761・9606。
言葉で聴くことは出来ないけれど、どこか伝わるその気持ち。
[大阪成蹊大学芸術学部学生会 芸術活動支援金申請中]
問い合わせTEL/FAX075・761・9606(GALLERYはねうさぎ)。
山本昌平遺作展
7月20日(火)~7月25日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャラリーカト1F・2F(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
問い合わせTEL075・231・7813(ギャラリーカト)。
京都洛北美術研究所山崎アトリエ 第3回OB合同作品展
7月20日(火)~7月25日(日)12時~18時(最終日17時まで)、ギャラリー・サクロ(京都市北区北大路室町西入ル北側〔立命館小学校西隣〕。地下鉄烏丸線「北大路」3番出口より西へ徒歩約5分)TEL075・491・5155。
出品者=内田敬三、北原喜久子、中田富士夫、中田ゆきみ、穗坂勝善、村上康裕、横山みち子、藤田睦也(賛助出品)。
問い合わせTEL/FAX0774・53・4801(中田)。
京都ハーネスの会 納涼落語会~桂福団治・福点 親子会
7月19日(月・祝)13時半~16時(13時受付)、京都ライトハウス4Fホール(京都市北区紫野花ノ坊町11。市バス「千本北大路」下車すぐ)TEL075・462・4402。
「京都在住盲導犬使用者と共に歩む市民の会」(愛称・京都ハーネスの会)主催の落語会。今年は、桂福団治師匠と視覚障害者の落語家として注目されている福点さんが出演。福点さんと盲導犬ユーザーとの賑やかなトークもあります。
演目は当日のお楽しみ。
木戸銭800円(中学生以上)。
主催・問い合わせTEL075・722・6484/kyoto-harness@kyoto.zaq.ne.jp(京都ハーネスの会)。
『ガイアシンフォニー 地球交響曲第7番』上映会
7月19日(月)10時半/13時半/16時半(3回上映)、同志社大学寒梅館ハーディーホール(京都市上京区烏丸今出川上ル西側。地下鉄烏丸線「今出川」2番出口より徒歩約1分。Pなし)TEL075・251・3270。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に基づき、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ。
すべての生命が潔く、健やかに生き続けるために――1992年の第1番公開から18年、最新作第7番を7月に公開。
監督=龍村仁
出演=アンドルー・ワイル(アリソナ大学医学部教授・医学博士)、高野孝子(環境教育活動家・NPO法人エコプラス主宰)
一般1500円(前売り1300円)、シルバー1200円(前売り1000円)、高校生以下800円。
問い合わせTEL075・256・1707(京都映画センター)。
GAIA SYMPHONY Official Website by JIN TATSUMURA|ガイアシンフォニー
ヨガとインド舞踊のワークショップin烏丸御池
7月18日(日)11時/13時半、The Space Jellicle(京都市中京区東洞院通三条下ル三文字町200ミックナカムラ1F奥。地下鉄「烏丸御池」より徒歩3分)TEL090・5131・1322。
烏丸御池徒歩3分のスタジオで朝の1日をはじめよう。
誰でも気軽に参加できる、サッティヤナンダ系のインド式古典ヨガ、ハタヨガのワークショップを開催。烏丸御池から徒歩3分のスタジオにて、新しくオープン予定のヨガとインド舞踊のクラスの体験です。
踊るヨガとよばれているインド舞踊、深く身体を見つめる古典舞踊の体験も同時開催(別料金)。
初心者大歓迎。中級者もOKです。
ヨガ1500円、インド舞踊2000円。
申し込み・問い合わせTEL090・5131・1322/debadhara@hotmail.co.jp(Debadhara Odissi & Yoga・仲)。
日本史研究会7月例会「西八条邸の過去・現在─平家権力と邸宅─」
7月17日(土)13時~17時、京大会館2F 210号室(京都市左京区吉田河原町15-9。京阪本線「神宮丸太町」より徒歩7分)TEL075・751・8311。
テーマ=「西八条邸の過去・現在─平家権力と邸宅─」
報 告=「平安京左京八条の考古学的検討」山田邦和(同志社女子大学教授)
「西八条と平家一門の屋敷」川本重雄(京都女子大学学長)
「平家の西八条邸とその後」高橋昌明(本会代表委員・神戸大学名誉教授)
六波羅と並ぶ平氏の拠点・西八条邸の大部分は、かつて現在の梅小路公園に所在していた。西八条邸は平清盛の妻・時子の日常の居所であり、治承三年(1179年)のクーデタでは清盛が軍事指揮をとった場でもある。現在、当地とその隣接地において、某社の水族館設置計画および京都市の「梅小路公園再整備の方向性(案)」が策定され、景観が改変されつつある(詳細は本誌五六七、五七三号)。これらは当地の歴史的意義を十分踏まえたものとはいえず、京都を基盤とする学術団体としては看過し得ない事態である。
そこで本例会では、文献史学のみならず、考古学・建築史など多角的な視野から、西八条邸の歴史的意義を問い直す。さらには一箇の史跡を舞台とした学際研究、学問の社会貢献のあり方を提示したい。
入場無料。一般来聴歓迎。
問い合わせTEL075・256・9211(日本史研究会)。