2024年 秋季特別展─多彩な抹茶の器 茶入─

【前期】9月7日(土)~10月20日(日)、【後期】10月26日(土)~12月8日(日)、10時~16時半(月曜休、但し祝日の場合開館、翌日休。10月21日~10月25日休館。入館は16時まで)、野村美術館(京都市左京区南禅寺下河原町61。市バス「南禅寺・永観堂道」下車徒歩約5分。有料Pあり)TEL075・751・0374。
13世紀の日本に登場した抹茶を入れる器は、茶の湯の成立発展とともに大きく変化します。当初中国産の唐物が主流でしたが、次第に京都など他の地域でも生産されるようになります。発掘調査結果を踏まえながら、茶入を唐物・瀬戸・国焼に分け、従来の分類には拘らず産地別に展示します。
《主な展示作品》
[前期]種村肩衝茶入・織部茶入 銘 餓鬼腹・仁清 長肩衝茶入 銘 存命・紹鷗在判大棗・利休大棗・高台寺蒔絵棗・初代中村宗哲作 凡鳥棗・原洋遊斎作 秋虫尽蒔絵棗 等
[後期]上杉瓢箪茶入・長谷川文琳茶入・瀬戸茶入 銘 思河・瀬戸茶入 銘 藻塩・利休茶入 銘 地蔵・新兵衛肩衝茶入・北野茄子茶入の次第 等
─地階展示室にて─ ※各個展最終日は16時まで
●多彩な抹茶の器 茶入/9月7日(土)~10月20日(日)
●茶盌ー深淵をのぞく/内村慎太郎展/10月 26日(土)~11月4日(月)
●「笈の小文」追うて…/村田浩一郎 茶垸展/11月6日(水)~11月10日(日)
●歌のかたち 田畑志音展/11月12日(火)~11月24日(日)
●狂草窯 Le four des ”Herbes folles”/フランス人陶芸家 エマニュエル・アレクシア個展/11月26日(火)~12月1日(日)
● 朴相彦 陶磁器展ー梁山法基里の土でつくるー/12月3日(火)~12月8日(日)
大人800円、大高生300円、中学生以下無料。
問い合わせTEL075・751・0374/FAX075・751・0586(野村美術館)。
春秋座 藤間勘十郎 芸術監督プログラム 新翔 春秋会

9月6日(金)・9月7日(土)・9月8日(日)、各日12時開演(11時半開場)、京都芸術劇場春秋座(京都市左京区北白川瓜生山2-116。市バス「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・9207。
市川團子の研鑽の場として「新翔春秋会」を立ち上げます。
第一回となる今回は、素踊り『吉野山』、そして市川團子が初役にて『春興鏡獅子』に挑みます。
義経千本桜 素踊り「吉野山 清元連中」市川團子・藤間勘十郎
福地桜痴 作「新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子 長唄囃子連中」市川團子・市川段之・市川猿四郎・市川笑野・市川喜猿・藤間勘知恵・藤間勘松音
一般10000円、学生・ユース(25歳以下)4500円。
※全席指定
※学生・ユースは要証明書提示。座席範囲指定あり
※未就学児入場不可(9月8日の回、託児あり/生後6カ月以上7歳未満対象、1人1500円、申し込み6月12日~8月30日、17時まで、問い合わせTEL075・791・9207)。
※車椅子をご利用のお客様、足の不自由なお客様は、TEL075・791・8240(京都芸術劇場チケットセンター)まで申し込み・問い合せください
チケット取り扱いTEL075・791・8240(京都芸術劇場チケットセンター/平日10時~17時)。
問い合わせTEL075・791・9207(京都芸術大学 舞台芸術研究センター)。
花の絵の花

9月6日(金)~9月22日(日)12時~18時(月曜休廊)、ギャラリーモーニング(京都市東山区中之町207番地。地下鉄東西線「東山」より三条通を東へ徒歩5分)TEL075・771・1213。
出展作家=上村亮太、栗田咲子、柴垣美恵、望月恵、吉田友幸
問い合わせTEL075・771・1213(ギャラリーモーニング)。
鈴木伸治 個展

9月6日(金)~9月28日(土)11時~18時(日・月曜休。最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー(京都市中京区一之舟入町375 SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」直結、ゼスト御池16番出口より徒歩3分)TEL075・585・5696。
志野一筋で作陶を続ける鈴木伸治さん。限られた自然の素材をどう活かすか、その可能性を追求する中で代表作、長石シリーズが生まれました。
単純なやきものだけに簡単で難しくもあり可能性は無限にある、と作家が語る志野焼の魅力をこの機会に是非ご堪能ください。
桃青京都ギャラリー
無料。
問い合わせinfo[at]gallerytosei.com(桃青京都ギャラリー)。
第55回 三日展─継続は力なり

9月4日(水)~9月15日(日)11時~18時(月曜、休。最終日16時まで)JARFO京・文博(中京区三条高倉京都市中京区東片町623-1〔京都文化博物館別館1F〕。地下鉄「烏丸御池」駅5番出口より徒歩3分)TEL075・222・0302。
三日展(みっかてん)とは2011年より開催してきたアンデパンダン形式の展覧会です
問い合わせ TEL075・222・0302
荒川 尚也 ガラス展─みなも

9月4日(水)~9月23日(月)11時~18時(9月9日・9月10日・9月16日・9月17日、休。9月14日、イベント時間[13時半~15時]の入場不可)、Gallery SUGATA(京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1〔然花抄院 室町本店 内〕。地下鉄「烏丸御池」2番出口より徒歩6分)TEL075・253・0112。
問い合わせTEL075・253・0112/FAX075・253・0113(ギャラリーSUGATA)。
【関連イベント】
贄の花器に立てる/9月14日(土)13時半~15時
花=珠寳
トーク=荒川尚也×珠寳
3500円。※お茶とお菓子付き
※要予約 ✉info@su-ga-ta.jp まで要問合せ
九月花形歌舞伎 あらしのよるに

9月4日(水)~9月26日(木)【昼の部】11時開演/【夜の部】16時開演 京都四條南座(京都市東山区四条大橋東詰。阪急京都線「京都河原町」1番出口より徒歩3分、または京阪本線「祇園四条」6番出口すぐ。Pなし)TEL075・561・1155。
オオカミとヤギの不思議な友情を描いた感動作。
原作(講談社刊)=きむらゆういち
脚本=今井豊茂
演出・振付=藤間勘十郎
出演=中村獅童、中村壱太郎、坂東新悟、市村竹松、市村光、澤村國矢、市村橘太郎、河原崎権十郎、市村萬次郎、中村錦之助
一等席13000円、二等席8000円、三等席4000円、特別席14000円。
日時など詳細 こちら
チケット取り扱いTEL0570・000・489(チケットホン松竹/10時~17時)ほか。
問い合わせTEL075・561・1155(京都四條南座)。
第30回 安野光雅「ドイツの森」「赤毛のア ン」

9月4日(水)~12月2日(月)9時半~17時(火曜休、但し祝日の場合翌日休。入館は16時半まで)、森の中の家 安野光雅館(京都府京丹後市久美浜町谷764 和久傳ノ森。丹海バス「谷工業団地前」下車徒歩5分。Pあり)TEL0772・84・9901。
一般1000円、高中生600円、小学生400円、身障者手帳などお持ちの方と同伴者1人まで半額。
問い合わせTEL0772・84・9901(森の中の家 安野光雅館)。
第4回古典の日文化基金賞授賞式

9月3日(火)13時開演(12時開場)、京都コンサートホールアンサンブルホールムラタ(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・711・2980(代)。
「古典の日文化基金賞」は、日本の古典文化の研究・普及・啓発活動に大きく貢献した方々を顕彰することを通じ、古典の日の推進に寄与することを目的に創設されました。国内外からの自薦及び他薦による応募者の中から、専門家により候補者が絞り込まれ、選考委員会でのより広い見地からの審査を経て、顕彰委員会において受賞者を決定しました。今年度も[文学・思想][伝統芸能・音楽][ 美術・生活文化]の3つの分野と、次世代の日本文化を担う若者達の古典文化活動を励まし顕彰する[古典の日文化基金未来賞]を贈ります。
プログラム
◆テーマ曲「古典の日燦讃」と「古典の日宣言」
演奏=大谷祥子と六条山楽坊
宣言=西川怜那(東海大学付属静岡翔洋高等学校2年生
第15回古典の日朗読コンテスト【中学・高校生部門】大賞)
◆おことば/彬子女王殿下(古典の日文化基金賞顕彰委員会名誉総裁)
◆授賞式
◆落語/桂吉坊(落語家/第3回[伝統芸能・音楽]分野受賞)
◆英詩「THE CITY THAT SILK BUILT」/クリス・モズデル(詩人・作詞家/第3回[文学・思想]分野受賞)
◆朗読「文車日記」より/檀ふみ(俳優/古典の日文化基金賞選考員会委員)
※プログラムは予告なしに変更する場合があります
無料。
※定員500人
※要申し込み WEB申し込みフォーム(7月30日締め切り)
問い合わせTEL075・353・3060(古典の日文化基金賞顕彰委員会/月~金9時~12時、13時~17時)。
書家 中西千裕 個展「音心」

9月3日(火)~9月8日(日)12時~18時(最終日17時まで)、ギャリエ・ヤマシタ2号館1F(京都市中京区寺町三条上ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩5分)TEL075・231・6505。
音心─こころのおと─をテーマにした作品群。
問い合わせTEL075・231・6505(ギャリエヤマシタ)。