7月8日(木)16時20分~17時50分、京都精華大学(京都市左京区岩倉木野町137。叡山電鉄「京都精華大学前」すぐ)TEL075・702・5263。

人新世の時代はグローバルな環境危機によって特徴づけられているが、危機対応のために残された時間は、ごくわずかになりつつある。格差が広がり、地球環境が悪化する現状を前に、「経済か、命か」という誤った二項対立は私たちの思考を狭めている。「格差を広げ、環境を破壊するシステムか、持続可能で平等なシステムか」という二択こそが、大分岐の時代の選択肢なのだ。かつてローマクラブは「成長の限界」を謳った。だが、資本主義に、「成長の限界」は存在しない。そして、それこそが問題なのである。だからこそ、「成長の限界」によって、豊かになる。それこそが、晩期マルクスの到達点であった。

講師=斎藤幸平(経済思想家)

無料。
※同学在学生・教職員以外の方はオンラインのみ聴講可(要予約

問い合わせTEL075・702・5263(京都精華大学公開講座事務局)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2021/06/20210708-01.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2021/06/20210708-01-150x150.jpgkyomin-minpo講座7月8日(木)16時20分~17時50分、京都精華大学(京都市左京区岩倉木野町137。叡山電鉄「京都精華大学前」すぐ)TEL075・702・5263。 人新世の時代はグローバルな環境危機によって特徴づけられているが、危機対応のために残された時間は、ごくわずかになりつつある。格差が広がり、地球環境が悪化する現状を前に、「経済か、命か」という誤った二項対立は私たちの思考を狭めている。「格差を広げ、環境を破壊するシステムか、持続可能で平等なシステムか」という二択こそが、大分岐の時代の選択肢なのだ。かつてローマクラブは「成長の限界」を謳った。だが、資本主義に、「成長の限界」は存在しない。そして、それこそが問題なのである。だからこそ、「成長の限界」によって、豊かになる。それこそが、晩期マルクスの到達点であった。 講師=斎藤幸平(経済思想家) 無料。※同学在学生・教職員以外の方はオンラインのみ聴講可(要予約) 問い合わせTEL075・702・5263(京都精華大学公開講座事務局)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ