4月28日(火)~5月10日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。

 ギャラリー・パルクでは、4月28日[火]から5月10日[日]まで、麥生田兵吾による個展「Artificial S3 Someone(Another one) comes from behind.“後ろから誰か(他の)がやってくる”」展を開催いたします。
 麥生田兵吾(むぎゅうだ・ひょうご/1976年・大阪府生まれ)は、2010年の1月より毎日撮影した写真をその日のうちに自身のウェブサイト(http://hyogom.com)内の「pile of photographys」にアップする試みを、5年以上に渡って現在まで絶え間なく続けています。
 麥生田がその主題として掲げる「Artificial S」。Sは“sense=感覚(感性)”などの意であり、「Artificial S」は「人間の手によりつくられた感性」というような意味として据えられているものです。それらは現在のところ5章に分類されてそれぞれに深められており、2014年に本ギャラリーで開催した個展「Artificial S 2  Daemon」は、「人の心におさまっている正体を定めないイメージを露にする」ことをテーマに構成されました。本展はその3章に位置づけられているもので、「人、人々、または複数形の人々(peoples)」をモチーフに扱った作品群となります。
本展に展示されるのはすべて麥生田兵吾がこれまでに撮影先で出会った人々のポートレートです。その写真の多くは被写体を真正面からとらえたものであり、そこには麥生田とそれぞれの営みが交差した瞬間の姿、顔、時間、場所が写し取られています。また、撮影者(麥生田)にまっすぐに向けられた人々の視線からは、麥生田が撮影の際に出会った人々と十分な時間をかけて対話をおこない、真正面にカメラを構えて撮影した情景が思い浮かべられます。
 剥き出しに溢れる生を前に、同じく生にある麥生田が、それぞれの生と対話し、交錯した瞬間(時間)をおさめたその写真には、「生あること」のただ中にある人々のありのままの姿を見ることができるとともに、それぞれの目線の先に立つ私たち鑑賞者に、同じく「生あること」を問いかけはじめるかもしれません。
 尚、本展は2012年より3回目の開催を迎える、同時期に京都市内各所で開催されている「KYOTOGRAPHIE 2015」のサテライトイベント「KG+2015」の参加展覧会です。(ギャラリー・パルク)

 問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpo画廊・ギャラリー 4月28日(火)~5月10日(日)11時~19時(月曜休。金曜20時まで、最終日18時まで)、ギャラリー・パルク(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。  ギャラリー・パルクでは、4月28日[火]から5月10日[日]まで、麥生田兵吾による個展「Artificial S3 Someone(Another one) comes from behind.“後ろから誰か(他の)がやってくる”」展を開催いたします。  麥生田兵吾(むぎゅうだ・ひょうご/1976年・大阪府生まれ)は、2010年の1月より毎日撮影した写真をその日のうちに自身のウェブサイト(http://hyogom.com)内の「pile of photographys」にアップする試みを、5年以上に渡って現在まで絶え間なく続けています。  麥生田がその主題として掲げる「Artificial S」。Sは“sense=感覚(感性)”などの意であり、「Artificial S」は「人間の手によりつくられた感性」というような意味として据えられているものです。それらは現在のところ5章に分類されてそれぞれに深められており、2014年に本ギャラリーで開催した個展「Artificial S 2  Daemon」は、「人の心におさまっている正体を定めないイメージを露にする」ことをテーマに構成されました。本展はその3章に位置づけられているもので、「人、人々、または複数形の人々(peoples)」をモチーフに扱った作品群となります。 本展に展示されるのはすべて麥生田兵吾がこれまでに撮影先で出会った人々のポートレートです。その写真の多くは被写体を真正面からとらえたものであり、そこには麥生田とそれぞれの営みが交差した瞬間の姿、顔、時間、場所が写し取られています。また、撮影者(麥生田)にまっすぐに向けられた人々の視線からは、麥生田が撮影の際に出会った人々と十分な時間をかけて対話をおこない、真正面にカメラを構えて撮影した情景が思い浮かべられます。  剥き出しに溢れる生を前に、同じく生にある麥生田が、それぞれの生と対話し、交錯した瞬間(時間)をおさめたその写真には、「生あること」のただ中にある人々のありのままの姿を見ることができるとともに、それぞれの目線の先に立つ私たち鑑賞者に、同じく「生あること」を問いかけはじめるかもしれません。  尚、本展は2012年より3回目の開催を迎える、同時期に京都市内各所で開催されている「KYOTOGRAPHIE 2015」のサテライトイベント「KG+2015」の参加展覧会です。(ギャラリー・パルク)  問い合わせTEL/FAX075・231・0706(ギャラリー・パルク)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ