5月18日(水)~7月18日(月)9時~17時半(入館17時まで)、舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市字平〔引揚記念公園内〕。JR山陰線「東舞鶴」より京都交通路線バス「引揚記念館前」下車)TEL0773・68・0836。
 昭和20年の戦争末期、ソ連の参戦で60万人以上の日本人が捕虜となりシベリアに抑留され、劣悪な環境の中で強制労働に従事させられ、多くの犠牲者を出した。
 昭和24年8月に遠州丸で舞鶴港に引き上げるまでの4年間捕虜としてシベリアで強制労働を強いられ、その時の体験を絵画にして記録した品川始氏の作品を展示。
 一般300円、学生150円。
 問い合わせTEL0773・68・0836/FAX0773・68・0370(舞鶴引揚記念館)。


品川始 しながわ・はじめ
 1923年(大正12年)生まれ。幼少の頃より絵を得意とし、コンクール等で入賞。戦前は映画の看板描き職人を経験。1943年12月、島根県浜田連隊に入隊、中国戦線へ。1945年10月、ソ連軍捕虜として連行され、シベリア抑留。1949年8月、4年間の抑留生活に耐え舞鶴港に帰還。その後、郷里の島根で農業に従事する傍ら、神社仏閣の天井絵、絵馬のほか風景画など多くの作品を制作、今日に至る。著書に『私のシベリア抑留記 凍った大地に』(2005年)がある。島根県邑智郡邑南町下亀谷在住、88歳の現役画家。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpo美術館 5月18日(水)~7月18日(月)9時~17時半(入館17時まで)、舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市字平〔引揚記念公園内〕。JR山陰線「東舞鶴」より京都交通路線バス「引揚記念館前」下車)TEL0773・68・0836。  昭和20年の戦争末期、ソ連の参戦で60万人以上の日本人が捕虜となりシベリアに抑留され、劣悪な環境の中で強制労働に従事させられ、多くの犠牲者を出した。  昭和24年8月に遠州丸で舞鶴港に引き上げるまでの4年間捕虜としてシベリアで強制労働を強いられ、その時の体験を絵画にして記録した品川始氏の作品を展示。  一般300円、学生150円。  問い合わせTEL0773・68・0836/FAX0773・68・0370(舞鶴引揚記念館)。 品川始 しながわ・はじめ  1923年(大正12年)生まれ。幼少の頃より絵を得意とし、コンクール等で入賞。戦前は映画の看板描き職人を経験。1943年12月、島根県浜田連隊に入隊、中国戦線へ。1945年10月、ソ連軍捕虜として連行され、シベリア抑留。1949年8月、4年間の抑留生活に耐え舞鶴港に帰還。その後、郷里の島根で農業に従事する傍ら、神社仏閣の天井絵、絵馬のほか風景画など多くの作品を制作、今日に至る。著書に『私のシベリア抑留記 凍った大地に』(2005年)がある。島根県邑智郡邑南町下亀谷在住、88歳の現役画家。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ