4月10日(土)13時開演(12時15分開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口北徒歩5分。有料Pあり)。
 能「鶴亀」杉浦元三郎、狂言「筑紫奥」茂山あきら、能「石橋」杉浦豊彦、杉浦悠一朗。
 一般S席13000円※正面当日指定、一般A席8000円※脇・中正面自由、一般B席5000円※2F自由、学生3000円※2F自由
 チケット取り扱いTEL/FAX075・465・0821(杉浦後援会)。
 問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。


鶴亀 つるかめ
 新春、中国の王宮では、万民相集い節会が行われていた。まず官人が出て今の御代を讃え、皇帝が行幸なる由を伝える。皇帝は臣下を従え、月宮殿にて拝賀を受ける。そして毎年の嘉例の通り鶴と亀が長寿を讃え舞い納めると皇帝も国土の反映を祈って自ら舞楽を舞い、長正殿へと帰ってゆくのであった。
石橋 しゃっきょう
 出家した大江定基は寂照法師と号し、仏跡を巡礼し清涼山へとやってくる。ここに架かる石の橋は、千丈余の谷に、巾一尺、長さ三丈という自然に出来た苔むした橋である為人間が容易に渡れるものではないと、樵翁に止められる。しかし、向いは文殊菩薩の浄土であるから、ここで待てば奇瑞が見られるという。すると程なく文殊の使いの獅子が出現し、匂い満ちる牡丹の花の中を、勇壮に戯れ舞い、千秋万歳を祝すのであった。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpoイベント 4月10日(土)13時開演(12時15分開場)、京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44。地下鉄東西線「東山」1番出口北徒歩5分。有料Pあり)。  能「鶴亀」杉浦元三郎、狂言「筑紫奥」茂山あきら、能「石橋」杉浦豊彦、杉浦悠一朗。  一般S席13000円※正面当日指定、一般A席8000円※脇・中正面自由、一般B席5000円※2F自由、学生3000円※2F自由。  チケット取り扱いTEL/FAX075・465・0821(杉浦後援会)。  問い合わせTEL075・771・6114(京都観世会館)。 鶴亀 つるかめ  新春、中国の王宮では、万民相集い節会が行われていた。まず官人が出て今の御代を讃え、皇帝が行幸なる由を伝える。皇帝は臣下を従え、月宮殿にて拝賀を受ける。そして毎年の嘉例の通り鶴と亀が長寿を讃え舞い納めると皇帝も国土の反映を祈って自ら舞楽を舞い、長正殿へと帰ってゆくのであった。 石橋 しゃっきょう  出家した大江定基は寂照法師と号し、仏跡を巡礼し清涼山へとやってくる。ここに架かる石の橋は、千丈余の谷に、巾一尺、長さ三丈という自然に出来た苔むした橋である為人間が容易に渡れるものではないと、樵翁に止められる。しかし、向いは文殊菩薩の浄土であるから、ここで待てば奇瑞が見られるという。すると程なく文殊の使いの獅子が出現し、匂い満ちる牡丹の花の中を、勇壮に戯れ舞い、千秋万歳を祝すのであった。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ