3月3日(火)~3月15日(日)9時半~17時(月曜休、祝日の場合開館・翌休。入館16時半まで)、滋賀県立近代美術館ギャラリー(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1。JR琵琶湖線「瀬田」より帝産・近江バス〔滋賀医大行き〕「文化ゾーン」下車徒歩5分)TEL077・543・2111。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
大路裕也《イス》2012年
第2次世界大戦後の滋賀県では、糸賀一雄・田村一二・池田太郎の3人が創設した近江学園を皮切りに様々な福祉施設が誕生します。これらの施設の取り組みの中でもユニークだったのが、1人1人の自由な発想を尊重した造形活動です。既存の枠にとらわれない、柔軟な指導者のもと行われた各施設の取り組みと、専門分野を問わない人と人との関わりは、今日、障害のある人たちが生み出す、ジャンルを超えた多様な造形作品に引き継がれています。
近年滋賀県では、このような場で生まれ、育まれてきた造形作品をアール・ブリュットと呼び、その魅力を伝えきました。滋賀県立近代美術館では、2008年の『アール・ブリュット —パリ、abcdコレクションより— 生命のアートだ。』展、2013年の『おでかけミュージアムキャラバン 滋賀のアール・ブリュット』展を通じ、「アール・ブリュット」という言葉が誕生したヨーロッパの作品や、滋賀県ゆかりの作家達を紹介してきました。本展ではこれらの展覧会に参加した作家をはじめとする、大津市周辺で生まれた滋賀のアール・ブリュット作品を展示します。
無料。
問い合わせTEL077・543・2111/FAX075・543・4220(滋賀県立近代美術館)。
【会期中イベント】
- トークイベント
3月8日(日)13時~14時、滋賀県立近代美術館ギャラリー
講師=早川弘志(やまなみ工房副施設長)
無料。
- ギャラリートーク
3月7日(土)・14日(土)13時半、滋賀県立近代美術館ギャラリー
学芸員による作品解説。
無料。
- 関連シンポジウム「日本のアール・ブリュット 現状と展望」
3月15日(日)13時~15時、滋賀県立近代美術館講堂
パネリスト=田端一恵(グロー法人本部企画事業部次長)、服部正(甲南大学文学部准教授)、山本和弘(栃木県立美術館シニア・キュレーター)
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2015/03/03/post_1896.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20150303-08-thumb-150x200-27276.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/20150303-08-thumb-150x200-27276-150x150.jpgkyomin-minpo画廊・ギャラリー 3月3日(火)~3月15日(日)9時半~17時(月曜休、祝日の場合開館・翌休。入館16時半まで)、滋賀県立近代美術館ギャラリー(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1。JR琵琶湖線「瀬田」より帝産・近江バス〔滋賀医大行き〕「文化ゾーン」下車徒歩5分)TEL077・543・2111。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
大路裕也《イス》2012年
第2次世界大戦後の滋賀県では、糸賀一雄・田村一二・池田太郎の3人が創設した近江学園を皮切りに様々な福祉施設が誕生します。これらの施設の取り組みの中でもユニークだったのが、1人1人の自由な発想を尊重した造形活動です。既存の枠にとらわれない、柔軟な指導者のもと行われた各施設の取り組みと、専門分野を問わない人と人との関わりは、今日、障害のある人たちが生み出す、ジャンルを超えた多様な造形作品に引き継がれています。
近年滋賀県では、このような場で生まれ、育まれてきた造形作品をアール・ブリュットと呼び、その魅力を伝えきました。滋賀県立近代美術館では、2008年の『アール・ブリュット —パリ、abcdコレクションより— 生命のアートだ。』展、2013年の『おでかけミュージアムキャラバン 滋賀のアール・ブリュット』展を通じ、「アール・ブリュット」という言葉が誕生したヨーロッパの作品や、滋賀県ゆかりの作家達を紹介してきました。本展ではこれらの展覧会に参加した作家をはじめとする、大津市周辺で生まれた滋賀のアール・ブリュット作品を展示します。
無料。
問い合わせTEL077・543・2111/FAX075・543・4220(滋賀県立近代美術館)。
【会期中イベント】
トークイベント3月8日(日)13時~14時、滋賀県立近代美術館ギャラリー講師=早川弘志(やまなみ工房副施設長) 無料。
ギャラリートーク3月7日(土)・14日(土)13時半、滋賀県立近代美術館ギャラリー学芸員による作品解説。無料。
関連シンポジウム「日本のアール・ブリュット 現状と展望」3月15日(日)13時~15時、滋賀県立近代美術館講堂パネリスト=田端一恵(グロー法人本部企画事業部次長)、服部正(甲南大学文学部准教授)、山本和弘(栃木県立美術館シニア・キュレーター)kyomin-minpo
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