シールボードを手に暮らしの願いに耳を傾ける山口さん

 4月5日投開票の京都府知事選と同時に行われる府議補選京都市右京区選挙区(3月27日告示、欠員1)に立候補を予定する日本共産党の山口咲子さん(49)=新=は、高市政権の「戦争国家づくり」を許さず、平和と暮らしを守る府政をめざし、宣伝・対話に奮闘しています。

 同補選は、自民党(当時)議員の辞職に伴うもの。高市政権が、物価高騰による暮らしの悲鳴には応えず、米国いいなりに軍事費には9兆円超を投じる当初予算案の強行を狙い、京都府でも軍事拠点化が進んでいます。

 高市政権の「戦争国家づくり」に反対せず、「安全保障は国の専権事項」だと国と歩調を合わせる現府政と対峙(たいじ)し、府民の暮らしを守るのはどの政党かが、重要な争点に浮上しています。

 山口さんは、看護師として命に向き合ってきた自身の原点から、「看護の対極にあるのが戦争。命を奪う戦争には絶対反対」と力を込め、「平和か戦争かが問われる選挙です」と訴えています。

 「私には国際法は必要ない」と公言し、「力の支配」をふりかざすトランプ米大統領にモノが言えず、「戦争国家づくり」を進める高市政権を批判するとともに、府内で、海自・舞鶴基地のイージス艦に他国を攻撃するトマホークの搭載が、陸自・祝園分屯地には大型弾薬庫新設が計画されていることを対話でも強調する山口さん。軍事拠点化で相手の攻撃標的になる危険性、この高市政権に追従する現府政に審判を下そうと訴えています。

 予定候補者として、これまで2000人余と対話し、「税金が高い。年金では生活できない」「女性の一人暮らしに家賃支援を」「店を閉めた。息子が転職して職を探している」(自営業者の親子)、「公立大の授業料も下げて」(大学生)など、暮らしの願いは多岐にわたります。寄せられた願いに応え、府民の生活を応援する府政に変える決意を一段と強めています。

 府民と力を合わせて実現してきた、小学校給食費無償化や補聴器の購入費の一部補助、着工を4度止めて来た北陸新幹線延伸計画など、運動のさらなる前進に意欲を示し、「軍事費よりも教育、医療、介護に手厚い予算が必要。みなさんの声を絶対に届けたい」と訴え。▽中小企業を直接支援し、最賃1700円▽北陸新幹線延伸計画中止▽国保・介護・後期高齢者医療保険料の値下げ▽子ども医療費18歳まで無料─など、政策にあげ、奮闘する決意を語っています。

自民・維新・立民・無所属が立候補予定

 同補選には、山口さんのほか、自民、立憲、維新、無所属=いずれも新人=の4人が立候補を表明し、政党間での激戦が予想されます。政党公認の予定候補は、現知事を支える府政与党。日本共産党との対決構図は鮮明です。

 同党の島田敬子府議団長は、住民要求を実現する上で、日本共産党の議席の値打ちを強調します。来年度、府立高校の体育館や特別教室の空調整備、トイレ洋式化に向けた予算案が計上されたことを評価しつつ、教育無償化や教育条件整備を求める住民・保護者の請願には、共産党以外の政党が背を向けて来たことを指摘。西脇現府政の8年で提出された1918件の請願の紹介議員は、すべて共産党で、他党・会派が請願を不採択にするもとでも、毎回の選挙で争点化し、議会論戦と運動で、子どもの医療費助成制度は拡充を実現、北陸新幹線延伸計画は着工を断念させてきたと言います。

 北陸新幹線延伸計画、「戦争国家づくり」ではなく、命と暮らしの願いを届けるために、「知事に藤井伸生さん、府議に山口さんの支持を広げよう」と訴えています。

29日に田村智子委員長が応援街宣

 29日(日)には、同党の田村智子委員長が入洛。午後3時、同区京都ファミリー前で山口候補と訴えます。

イラン攻撃中止を訴え、宣伝する山口さん(左側)