新委員長に近江裕之氏

 京都教職員組合は3月7日、第88回定期大会を京都市左京区の京都教育文化センターで開き、▽生活と権利を守る▽憲法と子どもの権利条約にもとづく民主教育の前進めざす▽憲法を生かし、平和と民主主義を守る▽組織の強化を進める─取り組みなどを重点とする26年度運動方針を確認し、新役員を選出しました。

 あいさつで中野宏之委員長は冒頭、米国によるイラン攻撃に抗議の意思を示すとともに、組合として憲法9条を軸に戦争反対の世論を広げる決意を表明。子どもの不登校増や教職員不足、校舎改修などの課題解決が進まない背景に、軍事費は増やすが教育予算を増やさない実態があると指摘しました。

 一方で、粘り強い運動の成果として、4月から小学校給食費の公費化、高校授業料無償化、すべての教職員の賃上げ実現を示し、「現場の声、組合の存在なしには実現できなかった。私たちは無力ではない」と強調。

 府知事選(4月5日投票)では、藤井伸生予定候補とともに、子どもも教師も楽しく通える学校づくりを目指し、憲法を教育、社会に生かす運動を強める決意を述べました。

 菱山充恵書記長が議案を提案。当面のたたかいで▽「長時間過密労働解消のための請願」署名・宣伝▽憲法改悪を許さない、核兵器廃絶─舞鶴基地へのトマホークミサイル配備撤回署名▽労働組合の見える化、活動活性化—などの取り組みを報告しました。

 来賓では、全日本教職員組合、京都総評、日本共産党(成宮真理子府議)があいさつ。府知事選に立候補を予定する「つなぐ京都2026」の藤井伸生・京都華頂大学名誉教授がビデオメッセージを寄せました。

 選出された新役員は次の通り(敬称略)。▽執行委員長=近江裕之(新)▽副執行委員長=大味祥惠、馬場勝幸(新)▽書記長=菱山充恵。