スピーチする堀川議員(左)とサポーター。多くの人が書き込んだメッセージシート(10月11日)

 日本共産党の堀川あきこ衆院議員とJCPサポーター京都のメンバーらは10月11日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘中止を求めるアピール行動「ガザ・アクション」を京都市中京区の三条河原町で取り組みました。イスラエルとガザのイスラム組織ハマスによる停戦合意が発表(9日)されたもとで、恒久的な平和、人道支援の再開などを求め、「京都から平和への思いを発信しよう」と通行人にピースメッセージの記入を呼びかけました。

 この行動は、ガザへの大規模攻撃が開始(23年10月7日)されて以降、堀川議員が呼びかけ、定期的に続けているもの。行動の様子がSNSを通じて広がり、紙のメッセージシートも15枚目を数えます。

 掘川議員は、約6万7000人の命が奪われ、支援物資も届かない事態になっているガザの惨状にふれ、攻撃の即時停止と恒久的平和が求められると強調。パレスチナ問題の解決に向け、パレスチナとイスラエルがそれぞれ独立国家として共存する「2国家解決」を支持する国際社会の流れが広がり、国連加盟国の8割以上がパレスチナの国家承認を表明していることを紹介しました。

 しかし、承認を見送っているのが日本だと政府を批判し、「ジェノサイドを容認する政府でいいのか、私たちの力で平和のために積極的に動く政府をつくろう。日本共産党は皆さんと一緒に声を上げ続ける」と訴えました。

 参加したサポーターらも、「戦争の準備は日本でも進んでいる。ガザの現状は人ごとではない」「私たちが声をあげ、監視することで世の中は変わる」などと行動を呼びかけました。

 4歳の子どもと初めて参加した保育士(38)は、「保育所でも平和の取り組みをして、何か行動しなくてはと思って来た」と話し、「誰の子どもも殺さないで」と願いを書きました。

 カナダでジェノサイドを止めるプロテスト運動に参加しているというカナダ人、アメリカと日本のミックスルーツを持つ女性らが、平和のメッセージを書き、行動を激励していました。