全国いっせい気候アクションに呼応してスタンディングに取り組んだFFF京都の若者たち(9月20日、四条大橋東詰)

 地球温暖化による気候危機を自分事として考え行動しようと活動している「Friday For Future Kyoto」(FFF京都)は9月20日夜、全国一斉気候アクションの呼びかけに応じてスタンディングを京都市東山区の四条大橋東詰めで行い、学生や市民ら15人がプラカードやボードでアピールしました。

 FFFは、2018年にスウェーデンの気候活動家グレタ・トゥーンベリさんが、政府に対して気候危機への対策を求めて行った「学校ストライキ」をきっかけに世界中に広がった若者主体の気候ムーブメント。「FFF京都」は19年3月に発足し、毎週金曜日のスタンディングをはじめ、マーチや学習会、SNS発信などを行っています。

 四条大橋東詰めでは「Protect our Future」「SAVE the EARTH」などと書いたボードを手にスタンディング。通りがかりの外国人から拍手が寄せられたり、一緒に写真を撮る人もいました。

 「FFF京都」の前代表・進藤天真さん(23)は、「温暖化の影響で自然災害が頻繁になり気候危機を身近に感じる人が増えていると思います。仲間を増やし、行政や企業に実効性ある取り組みを求めていきたい」と話しました。

 日本共産党の堀川あきこ衆院議員がスタンディングに参加しました。