声援に応える(左から)なむら、吉田、倉林、三上の各氏(9月23日、亀岡市)

 日本共産党口丹地区委員会は9月23日、亀岡市のガレリアかめおかで演説会を開催し、総選挙での日本共産党の躍進・勝利と、亀岡市長選挙(15日告示、22日投開票)での「民主市政の会」のなむら活代候補の勝利を誓い合いました。

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員は物価高騰で市民生活が厳しくなる中、「経済対策として最も求められているのが消費税の減税とインボイスの中止だ」と強調。財界が消費税のさらなる増税とインボイスの導入へ圧力をかけているとし、「財界に待ったをかけられるのは日本共産党だけ。次の総選挙では日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と呼びかけました。

 政府が保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化することや、原発汚染水の海洋放出の強行、米国の言いなりで大軍拡を強行する問題などを強く批判。「日本共産党の躍進とともに、亀岡市長選でなむらさんを市長に押し上げ、政治を変えよう。一緒に頑張りましょう」と訴えました。

亀岡市長選・なむら候補「市民の命となりわい守る市政に」

 「民主市政の会」のなむら活代候補は、物価高騰のもとでも現市長は市民に冷たい姿勢を取り続けているとし、「すぐやる五つの緊急対策」として、▽給食費の無償化▽水道料金の引き下げ▽1世帯1万円の国保料引き下げ▽補聴器購入費への市独自の助成制度創設▽安くて便利なバス交通─を提案しました。

市政転換を訴える、なむら氏

 長年、市議として中学校給食実現や子どもの医療費拡充へ向けた運動と論戦を続けてきたことを語り、「市民の命となりわいを守る市政へ転換します。みなさんと力を合わせて勝利しよう」と呼びかけました。

 日本共産党の吉田幸一衆院京都4区候補が総選挙勝利への決意を語り、堀川あきこ比例近畿候補(京都2区重複)がメッセージを寄せました。三上泉亀岡市議が市長選の争点と勝利への決意を述べました。