日本共産党京都府委員会は9月8日、JCPサポーター企画「なんでなん? 学費、奨学金」を開催。同党の堀川あきこ衆院近畿比例候補(京都2区重複)と西山のぶひで京都3区候補が、オンラインなどでサポーターと高すぎる学費の問題について意見を交わしました。

 堀川氏は、自身が奨学金を借りて福岡県から京都市内の大学に進学し、現在も毎月返済を続けていることなどを語り、「私自身、高すぎる学費に苦しめられてきました。この問題を解決したいというのが私の原点です」と強調。同党府委員会の教育無償化チームが取り組んだアンケートで、高学費を理由に進学を断念したり、保護者に過大な負担がかかっていることを紹介し、「学費の半額や奨学金の返済免除などを掲げている、日本共産党の提言を実現させたい」と決意を述べました。

 西山氏は、府内で学費無償化やブラックバイトの改善の運動などに取り組んできた経過を語り、「府でも、中小企業が行う奨学金返済手当の一部を補助する制度を作るなど、前進させています。抜本的に教育費を引き下げるためにがんばりたい」と訴えました。

 発言したサポーターのメンバーは、「奨学金を月8万円返済しています。奨学金の返済免除や学費引き下げを実現してほしい」と述べました。

 サポーターから寄せられた質問や意見に両氏が回答し、教育費無償化へ向け、総選挙での勝利を誓いあいました。