(左から)吉見、きし、中村、金沢、かじわらの確保

吉見 すみお69・現⑤

きし 百合子73・現②

中村 はつよ68・現①

金沢 えい子64・現①

かじわら秀明66・新 

5人オーバーの大激戦

 4月23日投票を迎える、福知山市議選(定数24)は、5人オーバーのかつてない大激戦。日本共産党の5候補は、現有5議席の確保を目指し「高校までの医療費無料化の拡充と給食無償化など市民の願いを実現する。福知山駐屯地の強靭(きょうじん)化を許さない審判を」と訴えています。

 市議選の対決構図は、「自民・公明、補完勢力の維新対共産党」です。自公両党など市長与党は予算案にすべて賛成。市立病院・大江分院の入院病床削減に反対したのは共産党市議団だけです。

 同党市議団は、粘り強く住民要求に寄り添い、中学校卒業までの医療費無料化の拡充(1回500円を月200円に)実現に全力。合併から17年、周辺部の学校統廃合などの切り捨てに一貫して対決してきました。

 コロナ禍・物価高騰対策では具体的施策の提案を実施。同市では、水道基本料免除(2カ月)、中小業者や社会福祉施設への支援など独自策が実現しています。

 同市では、自公政権の大軍拡のもと、報復攻撃を想定した駐屯地の強靭化が狙われています。維新は、大軍拡を「踏み込みが足りない」とけしかけています。市議選で強靭化反対を掲げているのは共産党5候補だけです。

 5候補は他に、▽水道基本料の再免除実施▽内水対策の充実など減災・防災の強化▽公共交通の充実─などを掲げています。