京都府内を縦断する北陸新幹線延伸計画(敦賀―新大阪間)に反対する市民グループがこのほど、計画反対を呼びかけるポスターを作成し、各地で貼り出すことを呼びかけています。

 ポスターを作成したのは「水と北陸新幹線京都延伸を考える伏見ミーティング」のメンバー。ポスターはA3サイズで3000枚を作成。「北陸新幹線延伸で京都の地下を掘らないで」「ほとんど税金! 建設費2兆1千億円は私たちのために使って」の文字とともに、地下を通る新幹線や声を上げる市民のイラストが描かれています。

 「伏見ミーティング」と府内11団体の名前が連名で書かれ、地下水への影響や残土をどこへ置くのか、大深度地下工事に伴う陥没への懸念などが紹介されています。

 同会の永口京子さんは、「延伸問題を考える紙芝居をつくるなど、延伸問題を市民に知らせる取り組みを続けています。多くの人に知ってもらうためにも、たくさんのポスターを掲示してほしい」と呼びかけています。

 問い合わせは、℡090・9624・6529(榊原)まで。