宇治市内の街頭から訴える、たけやま候補

 参院選(7月10日投票)が最終盤を迎えるなか、京都選挙区(改選数2)で逆転勝利をめざして奮闘する日本共産党の、たけやまさいこ候補は8日、京都府南部と京都市内の街頭で訴えに立ちました。

 宇治市大久保では、倉林明子副委員長・参院議員の応援を受け、「自由と平和、命と暮らし まっすぐ貫く日本共産党の私、たけやまさいこを、どうか国会へ押し上げてください」と力を込めました。

 たけやま候補は、子育てや教育にお金がかかる、年金受給額が減り続けるなど、暮らしの悲鳴に共感して、暮らしを応援する政治の実現をめざして奮闘してきた経験を紹介。▽消費税を5%に減税、インボイス中止▽時給1500円実現▽大学入学金をなくし、授業料半額、学校給食費無償化▽75歳以上の医療費窓口負担2倍化ストップ—などの願いを国に届け、政治を動かす決意を表明し、「誰にも遠慮せずに暮らしの願いを届けられるのは、企業からも団体からも政治献金を1円も受け取らない日本共産党だからです。国会で頑張らせて下さい」と訴えました。

 倉林議員は、比例代表は大激戦、たけやまさいこは、当落線上へ猛追していると述べ、「比例で5票、10票と広げてもらうことが、たけやまさいこを押し上げる大きな力になります」と支持を呼びかけました。

 参院選の争点では、物価高騰への対策で、財源を示して消費税5%への減税を提案しているのも、軍事費2倍化の大合唱にキッパリ反対の立場を示しているのも、京都選挙区では、たけやま候補だけだと指摘。憲法9条をめぐって、選挙後に改憲や核保有を狙う維新らの動きに警鐘を鳴らし、「党をつくって100年。命をかけて戦争反対を貫いてきた日本共産党の出番です」と、支持を訴えました。

「イギリスで暮らす孫の学費は無料」

 訴えを聞いていた70代の女性は、「娘がイギリスで暮らしているが、孫の通う大学の授業料は無料。日本でも教育費の無償化をすすめてほしい」と、たけやま候補に期待。別の70代の女性は、「前回、投票に行かなかった人にも、戦争への道は止めようと声をかけ、1票を投じてもらうよう広げきりたい」と話していました。